ブラザーズ・グリムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブラザーズ・グリム

[ブラザーズグリム]
THE BROTHERS GRIMM
2005年チェコ上映時間:117分
平均点:5.08 / 10(Review 95人) (点数分布表示)
アクションアドベンチャーファンタジー
新規登録(2005-06-29)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-03-03)【イニシャルK】さん
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監督テリー・ギリアム
キャストマット・デイモン(男優)ウィル・グリム(兄)
ヒース・レジャー(男優)ジェイコブ・グリム(弟)
ジョナサン・プライス(男優)ドゥラトンブ
ピーター・ストーメア(男優)カヴァルディ
レナ・ヘディ(女優)アンジェリカ
モニカ・ベルッチ(女優)鏡の女王
マッケンジー・クルック(男優)ヒドリック
ロジャー・アシュトン=グリフィス(男優)
東地宏樹ウィル・グリム(兄)(日本語吹き替え版)
森川智之ジェイコブ・グリム(弟)(日本語吹き替え版)
勝部演之ドゥラトンブ(日本語吹き替え版)
高橋理恵子鏡の女王(日本語吹き替え版)
斎藤志郎カヴァルディ(日本語吹き替え版)
後藤哲夫ヒドリック(日本語吹き替え版)
中村秀利アンジェリカの父(日本語吹き替え版)
天田益男(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
野沢由香里(日本語吹き替え版)
羽村京子(日本語吹き替え版)
恒松あゆみ(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版)
脚本アーレン・クルーガー
音楽ダリオ・マリアネッリ
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
製作チャールズ・ローヴェン
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
アンドリュー・ローナ
配給東芝エンタテインメント
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
キース・ペイン
フランク・ウォルシュ[美術]
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
録音アイヴァン・シャーロック
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未見の方は注意願います!
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1
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14.改訂前のレビューを発見したのでまた戻します。

ギリアムはずーっと、幻想と世知辛い現実の関係をテーマにしてきたんですな。『悪戯Q』では幻想が勝って、『ブラジル』では現実が勝った。『バロン』は何となく幻想の勝ちっぽく終わって、『フィッシャー』は双方が歩み寄って対立が解消する。『ラマンチャ』は映画になる前に現実に負けた(だからノンフィクション形式とは言え、これもギリアムの劇作品の流れではあるのよ)。『12猿』『ラスベガス』は観てないので評価なしだけど…。
んで『グリム兄弟』なんすけど、今までの彼の作品テーマを《魔法の豆》というわっかりやすぅ~いキーワードに集約して、冒頭2分で終わらせてしまったワケですよ! いわゆるギリアム・ワールドの「これまでのあらすじ」ですね。彼は過去に一旦決着をつけちゃったんだと思います。これからは「幻想界」と「現実界」の勝ち・負け・和解の3パターン以外の手法でやるぜ! …という宣言だと思うワケで。
それから始まる物語は、まるで自分の総決算みたいに《魔法の豆》の周囲を巡り続けます。幻想と現実のせめぎ合いが問題なんじゃなく「その両者が結託してビジネス(詐欺)やってる」という最初のニセ水戸黄門みたいなノリは、日本のボケとツッコミのメカニズムになってて最高でしたわぁ~。しかぁし、ギリアムはここに毎度お馴染みジョナサン・プライスを突っ込んで、支配関係を幻想<現実<権力にしやがります。それがやがて権力<幻想という三すくみとなり、この関係を最後まで守り抜く事で「勝者はない」という結論に導きました。それぞれを代表するキャラ(レジャー=幻想担当、デイモン=現実担当、ストーメア=権力担当)がこの力関係を理解し、理解しなかった者が倒れて(プライス=権力担当、ベルッチ=幻想担当、へディの親父=現実担当…これはどうかな…)、ハッピーエンドがやってくる…シンボル的にはそんな仕掛けに思えます。
勝手な想像だけど、おそらくヒロインはこの「新ギリアム界のバランス法則」を知っている人間だったんじゃないですかね。そうすっと、気になるんだ…次作『タイドランド』は少女が主人公で、今回のヒロインの姿には次回への「予告編」が嗅ぎ取れます。ギリアムは次作で新たな領域に行くつもりなんじゃないか。そのための練習、そして予算稼ぎが本作の位置付けのような気がしてきます。
エスねこさん [DVD(吹替)] 7点(2006-05-02 11:24:54)(良:1票)
13.ペテン師のグリムブラザーズが、ある村で起こっている女の子の失踪事件調査を無理やりやらされ、実はその村では本当の魔女による不思議な事件が起こっていて、それをドタバタしながら解決するとゆう、ノリ的には非常に「スリーピー・ホロウ」に近い映画やった。あんまりヒネリとかなくて、グリム童話のネタをちょろちょろいれながら、グリムの二人のドタバタアクションをふまえつつ、時にはコミカルに、時にはダークに、物語は展開していきます。ただ、事件の核心に迫っても、モタモタしてるグリムにはちょっとイラってくるかも。事件もちょっとコジンマリしてるし。すっげ~おもしろ~いって感じではなかってん。でもテンポいいし、映像は綺麗し、なにより、俺、スリーピー・ホロウみたいな雰囲気の映画好きやし。子供がさらわれるシーンが何回かあるけど、結構それぞれのシーンは不気味でよかったし、グリム二人のヘタレっぷりも嫌いじゃないし。普通におもろかった。できれば魔女との対決をもうちょいメインにしてくれて、もちょっと不思議な映像を増やして欲しかったかな~。
なにわ君さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-31 12:19:23)(良:1票)
12.《ネタバレ》 アタシったら「ジェイコブかわいいわー」とか思ってたら、これってヒース・レジャーだったのね!? 『ダークナイト』とはえらく違ったんで全然気がつかなかったわ。 ってか声も違うわよね? このままいけば第二のジョン・マルコヴィッチ的カメレオン俳優になってたかもしれないのに…つくづく惜しい人を亡くしたわね。 さて鬼才テリー・ギリアム監督の作品にしちゃ中途半端な感じがしなくもないこの映画、実際お気に召さなかったって人も多いみたいだけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 ラプンツェルが実は美貌のためならなんでもする邪悪な鏡の女王と同一人物だったり、生贄の少女たちにガラスの靴を履かせたり、カエルがキスしても道案内しかしてくれなかったり…とストーリーは有名童話のつぎはぎみたいでメチャクチャなんだけど、やるんだったらとことん荒唐無稽なほうが「そう来たか」的な楽しみ方もできてアタシとしては気持ちいいわ。 ただ…全体の雰囲気をドタバタコメディにするのか、童話特有の不気味な感じにするのか、完全子供向けにするのか、その辺が中途半端だった感は否めないわね。 欲張って全部狙った結果、どれも外しちゃったっていうか。 それにしてもモニカ・ベルッチの美しさ!!! 出演時間は少ないけど、まさに物語から抜け出したかのような彼女の美貌は必見!ね。
梅桃さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-29 16:51:50)
11.《ネタバレ》  正直、皆さんのおっしゃるとおりストーリーはボロボロですよね。外に及ぼす魔力は強力なのに内懐に入られるとまるで脆い女王とか、詐欺師と知ってて使ってたのに突然、詐欺師だからという理由で処刑しようとするフランス軍とか。なんか適当にグリム童話をつなぎ合わせた感じで。(だいたい、ドイツ人とフランス人とイタリア人がドイツで英会話を繰り広げる時点でw)
 ただ、特撮のなかでいくつかは視覚的に面白いものがあったし、兄弟の性格づけなんかも比較的よく出来ていたと思います。深いドイツの森の雰囲気とか好きですし。
 それに自分の場合、目当てで見たモニカ・ベルッチは出番がすくないわりには、あいかわらず綺麗だったのはもちろん、レナ・へディ、誰かと思えば300でお妃をやった女優さん、ああいう見るからに強いタイプ、実はM気がかなりある自分としては、いいなって感じで楽しめました。
rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-26 15:00:15)
10.毒気強いグリム童話よりアンデルセンの方が好みだけれど、「誰でも見られるギリアム作品」として貴重でしょ、あまりグリムにこだわらずに見たほうがよろし。 「映像派のコミカルな怪奇ファンタジー」なのはバートンの「スリーピー・ホロウ」にも似て。 それ自体が生命を持っていそうな深い森、エクリプス(月食)の月は赤く染まりて。 兄マット・デイモンはヘアメイクと衣装でイケメンに見え、彼の手の上でカエルたんがドテッとひっくりカエル場面は一番のお気に入り。 ヒース・レジャーのイジケ弟もかわいく、ピーター・ストーメアのワルになりきれない小悪党カヴァルディはアホでも憎めない人、ジョナサン・プライスはイヤ~な将軍に。 モニカ・ベルッチの女王様は絵になってますが、アンジェリカが好き。(ブルッキー似?) 最後は仲良く××をわけあってハッピーな2人でした☆
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-08 00:05:26)
9.話は微妙ですね。
でも、映像とかも素敵ですし、映画館で見たらもっと楽しめただろうなぁ。
りえりえさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-22 11:35:10)
8.《ネタバレ》 結構面白かったのですが意外にも平均点低くいのですね、この手の作品見ると元ネタを確認したくなっちゃいますね、絵本でも買おうかな。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-26 23:05:52)
7.悪評が高かったので期待せずに見たのが良かったのかもしれない。もちろんフィクションなのだが当時のヨーロッパの政治的な情勢はよく描けていると思うしグリム兄弟が民話や伝承をまとめあげるきっかけの事件を映像かした、と考えたらそれはそれで面白い。この映画、最初っから興行収入をねらって作ったんだと思うので、どうせこのお話で映画を作るんだったら、子どもと一緒に見られるようにしたらいいのになあと思いました。ギリアムも変な所で意地を張らないで(まだ、自分を抑えて)作れば良かったのになあ。拷問とか生首とか上半身のみの死体とかそんなにこの映画に意味はない。
蝉丸さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 00:50:21)
6.絶対つまらんのだろうな~って勝手に思い込んで敬遠しまくってたためか、以外に普通に面白かった。肝心のラストはなんかイマイチでしたが、こんなんもアリかなと。不思議な世界観はよく表現できてたし、映像は綺麗なので期待せずみれば結構いいですよ
マキーナさん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 00:34:16)
5.あれれ・・・評価低いけど、意外に面白かったな・・・。色が綺麗で良かったです。が、マット・デイモンがなぜかジャック・ブラックに見えて仕方なかったです。
なみこさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 22:55:06)
4.結構好きかも♪シビアなトコロでも軽々しいし、小物とかも凝り具合が変にオカシイ♪モニカ・ベルッチの女王様なんて、ハマり過ぎ!!
さらさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-07 10:53:26)
3.《ネタバレ》 これは『テリー・ギリアムのグリム兄弟』ってタイトルにしないと、単にリアルグリム童話を期待する人が観に来てしまうんだと思います。うーん、それでも駄目か。グリムっていうのを付けないくらい変えないと駄目かもね。これはもう童話はどうでもいい話で、コンプレックスの弟と、情けない弟が大好きだけどそのせいで妹が死んだと思っている兄。兄弟を拷問にかけようとしていたが、権力者に使われるうちに真の自我に目覚めてゆく拷問人。これこそが彼のファンタジーじゃないのかな。童話はその設定にしか過ぎない気がする。太田光が言うようにこれは彼の夢の一部で、情けない弟が子供の頃に医者に診てもらう為に売ろうとしていた家畜と豆を交換してしまったエピソードはギリアムそのものを表しているような気がする。
森のpoohさんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-23 00:07:54)
2.バカバカしくて面白かった。なかなか洒落の効いた台詞が多くて、かなり笑える。いつになくキラキラしているマット・デイモンと、メガネのせいで顔がよく見えず、カッコいいのかわからないヒース・レジャーは、結構いいコンビであった。
にゃ~さん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-17 21:49:27)
1.ダメダメなグリム兄弟がイイです。
たまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-03 23:01:37)
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【点数情報】

Review人数 95人
平均点数 5.08点
000.00%
122.11%
255.26%
388.42%
41717.89%
52425.26%
62021.05%
71414.74%
844.21%
911.05%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.77点 Review9人
2 ストーリー評価 4.50点 Review12人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review12人
4 音楽評価 4.62点 Review8人
5 感泣評価 1.20点 Review5人
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