タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

[タンタンノボウケンユニコーンゴウノヒミツ]
The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn
2011年上映時間:107分
平均点:6.42 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-12-01)
アドベンチャー漫画の映画化CGアニメ3D映画
新規登録(2011-12-03)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
ジェイミー・ベルタンタン
アンディ・サーキスハドック/フランソワ・ド・アドック
ダニエル・クレイグサッカリン/レッド・ラッカム
サイモン・ペッグデュポン
ニック・フロストデュボン
トビー・ジョーンズシルク
浪川大輔タンタン(日本語吹き替え版)
チョーハドック/フランソワ・ド・アドック(日本語吹き替え版)
森田順平サッカリン/レッド・ラッカム(日本語吹き替え版)
大川透デュポン(日本語吹き替え版)
小形満シルク(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版)
宇垣秀成(日本語吹き替え版)
多田野曜平クラブツリー(日本語吹き替え版)
浦山迅デュボン(日本語吹き替え版)
大滝寛トム(日本語吹き替え版)
脚本エドガー・ライト
ジョー・コーニッシュ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
製作スティーヴン・スピルバーグ
ピーター・ジャクソン
キャスリーン・ケネディ
配給東宝東和
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
編集マイケル・カーン
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8.代表的なCGアニメ映画が、CGアニメならではのデフォルメ、誇張表現で我々を楽しませてくれるのに対し、本作はかなりリアリティに走ってます。ここまでくると実写(プラス一部CG)でもいいだろうに、なぜフルCGに取り組んだのか? って、大した理由は無いのかも知れませんけれども、もしかして、ありとあらゆる演出を完璧に制御したかったのか。セットも、演技も、頼みさえすればそれなりに思い通りのものを準備してもらえるかも知れないけれど、本作では、「光」までも思い通りに制御しようとしたのかも。夜の図書館、雷、懐中電灯の光・・・。
物理的には理にかなっているのかも知れない、だけどそれが、やや人工的な冷たさにも感じられたり、かえって不自然にも感じられたり。
似たような話でいくと、昨今の音楽で頻繁に用いられる、打ち込みの作業。アレを、最高の音楽家の監修のもと、ひたすら丹念に微妙な音楽の表情を打ち込んでいったら、果たして理想的な名演奏が出来上がるのだろうか?
少なくとも、例えばフルトヴェングラーの無茶振りに対しウィーンフィル等が負けじと食らいついていくようなあの異常な緊迫感を生み出すのは無理でしょう。って、まあ、そればかりが名演の条件でもないでしょうけれど、仮にいくら徹底した楽曲分析や究極の演奏技術を凝らしたところで、なお残ってしまうファジーな部分。音楽には欠かせないものなんでしょう。
無論、本作も、すべてがデジタル信号に還元される人工的なCG(昨今は実写もデジタルだったりしますけど・・・)とは言え、モーションキャプチャらしいファジーさも見られます。ただ全体的には、わざわざフルCGを採用した魅力はなかなか見えてこず、逆に、計算された変な冷たさがちょっと気になってしまう。クライマックスでは大いにハメを外して、たっぷり楽しませてくれるんですけどね。
鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-10-06 16:34:39)
7.“ちゃんと面白い映画”だった。
この映画の感想としては、それ以上もそれ以下もなく、その表現に尽きる思う。

フルCGアニメーションでのキャラクター造型に対して尻込みしてしまい、劇場鑑賞は二の足を踏んでしまったが、この怒濤の映像世界はやはり大スクリーンで観るべきだったと思った。
スピルバーグ流の「娯楽」が、上映時間いっぱいに並べ立てられた映画であり、そういう映画が面白くないわけが無いということは、そもそも明らかだったと思う。

フルCGアニメの映画ではあるが、そのまま「アニメ映画」という区別が正しいかどうかは疑問だ。
常に新しい“映画世界”に挑戦し続ける大巨匠が、“フルCG”“3D”という新しい手法を用いてまた新たな世界観を追求した、ある意味での「実験映画」としての印象が強い。
彼の頭に渦巻く、現時点で実写では困難なイマジネーションを、アニメという表現を使って実現したということだと思う。

綴られるストーリーは極めて単純だ。シンプルというよりも面白味に欠けるストーリーに対して不満が出ることは理解出来る。
「インディ・ジョーンズ」的な冒険活劇が大好きな人ならば、文句なしに楽しめる映画だろうが、そうでない人にとっては“乗り切れない”ということは否めない。

ただし、今作においてスピルバーグ監督は、敢えてそういうストーリーの緻密さは「無視」したのではないかと思う。
ストーリーは原作漫画に即したシンプルに徹し、映像世界の緻密さのみで勝負しようとしたのだと思う。
例えば、台詞の音声なしで鑑賞したとしても、この映画の面白さは変わらないようにすら思う。
それくらい、この映画における映像世界の試みは圧倒的で凄い。

圧倒的な映像世界に対してストーリーの面白味が伴わないことで、映画自体の面白さが激減してしまっていることは確かだ。
しかし、それでも良いと開き直って、新たな試みに挑んだ大巨匠の“エゴイズム”こそ、この作品における最大の見所かもしれない。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-10-03 23:50:15)(良:1票)
6.《ネタバレ》 やっぱりスピルバーグは、こういうインディ・ジョーンズ的な冒険活劇が本当に上手いですね。最初から最後までノンストップで走るジェットコースターのようです。音楽のジョン・ウィリアムズもかなりご高齢になりましたが、若い奴には負けないぞ!という意欲とモチベーションを、オープニングムービーから感じます。もうキャッチーなメロディの音楽は作られないみたいだけど、もの凄く円熟味のある素晴らしいオケを響かせてくれている。スピルバーグ初の3D&アニメーションということで、巨匠がこのお話を一体どういう風にアニメ化するのだろうと楽しみにしていました。人物はともかく風景はとてもリアルなので、実写でやればよかったのにという意見をおっしゃる方もいるようです。ただ個人的には、このお話はやはりアニメじゃないといけないな、と思います。例えば、飛行機のプロペラにおっちゃんがひっかかって、一緒にグルングルンと回るユーモアとか、ああいうシーンは実写じゃ無理ですよね。アニメでしか出来ない愉快さ。だから、ただ単にアニメがやりたいとか、単に流行ってるから3Dとかっていうんじゃなく、映像化する過程で、最も効果的な表現方法をとるという目的として、このスタイルを選んでいるのがよくわかる。要するに美しいフルCGと3Dの臨場感で、つまりリアリティで観客をこの世界に誘い、タンタンとスノーウィはいわば漫画的で、アニメらしい愛嬌とユーモアを引き出している。ハドック船長の暴走が若干くどかったですが、終盤での、ダム決壊からの一連のアクションシーンは本当に素晴らしいの一言です。誰しもが楽しめるエンターテイメントに仕上がってる。続編も期待です。
あろえりーなさん [映画館(吹替)] 7点(2012-02-25 00:00:14)(良:1票)
5.《ネタバレ》 上映終了末期で衝動的に鑑賞、無難に面白い冒険活劇です。子どもと観るには最適ですね。原作は知らないと思ってましたが、絵本とかで見たことあったかも?
ないとれいんさん [映画館(吹替)] 7点(2012-01-14 11:17:15)
4.アドベンチャー映画の好きな人なら楽しいよね♪ スティーブン・スピルバーグ+ピーター・ジャクソン+エドガー・ライトの強力タッグ、原作も三つ使ってエンタメ要素がキュウキュウつまってます。 キャラ的にもタンタンは淡く船長は濃くスノーウィは愛らしく、バランスがとれてるみたい。 実写では不可能なアングルやアクションもあり、キャプチャーCGアニメとしてもゼメキスの「クリスマス・キャロル」より意義があると思いますが、デフォルメとは真逆の作りこみは少しクドイ気もしちゃいました。 背景のボケがあると見やすく、アクションのブレがあると迫力出るかも。 「三銃士」と似たハイライトシーンがあってこれも「パイレーツ」の影響? 2D吹替版なので、酷似のデュポン&デュボン刑事をアテた、サイモン・ペッグ&ニック・フロストの声が聞けなかったのがちょっと心残り。
レインさん [映画館(吹替)] 7点(2012-01-01 07:00:01)
3.この冬、子供を連れて映画に行くならコレで決まりでしょう! 大人も子供の頃に学校の図書室で読んだタンタンの映画化ということで きっと思わず笑みがこぼれるはず。 しかも、インディジョーンズを彷彿とさせるアクションシーンやディズニーアニメのようなコミカルさで楽しさ倍増。 技術の進歩を見る上でもかつてジュラシックパークを見たときのように未来の片鱗を感じる事が出来るだろう。
マーさん [映画館(字幕)] 7点(2011-12-20 12:01:40)
2.《ネタバレ》 3D字幕で鑑賞。子供の頃からタンタンシリーズに慣れ親しんだ僕としては、この映画の予告編で妙にリアルかつ作り物じみたタンタンの顔を観たときから、これはとても観られたものではないぞと思っていた。この映画のタイトルロールで映されるように、この作品は本来的に簡潔な線を特徴にした素朴な味わいこそが魅力だと僕は思っていたし、その考えは今でも変わらない。しかし、予想を超えてネット上の評判が良いこと、また監督が冒険活劇の帝王スピルバーグであることにより、観に行く気になったし、結果的に劇場で観られて良かったと思っている。
どこまでもキラキラした眼差しで前を見つめるちょっとうざいタンタンと脱力しまくったアル中おっさんであるハドック船長のコンビは本当によく出来たキャラクター設定であるとあらためて感じた。グルミット並みに使えるスノーウィも忘れてはいけない。そして、彼らがスクリーンの中で所狭しと大活躍する様を見れば、思わず頬が緩んでしまう。最後のアクションはやや淡白だったが、モロッコの町並みを背景にした一連のシーンは芸術的なアクションシーンだった。ただ映画の中で唯一残念だったのは、映画は英語版なのに字幕がフランス語版のままだったこと。タンタンはティンティンではやばかろうが、デュポンの字幕がトンプソンなのは少しやりすぎな気がした。字幕もトンプソンで差し支えなかったろう。
以前は、原作の画を活かすなら、パラパラ漫画のような形式の短編アニメしかないだろうなと思っていたが、スピルバーグ様の有無を言わさぬエンタメ力によるこの大胆な改作を前にしては、ただ謝るほかはない。原画ファンとしてはちょっとさびしいが、こういう手もあったのかと眼を見開かされた思いだ。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2011-12-13 10:33:17)(良:1票)
1.《ネタバレ》 ストーリー云々、テーマ云々じゃなくて、この映画はアトラクション。スピルバーグお馴染みのスピード感溢れるアクションシーンは特に盛り上がります。盛り上がりの頂点では、視覚から入る情報の処理が追い付かなくなって、見てて飽和状態になる。トランスフォーマーを見た時と同じ感覚です。「そうか!わかったぞ!」という、茂木健一郎で言うところの「アハ体験」をタンタンがすることで、展開が進む。そうしないと話が進まない。要するにおバカ映画。とは言え、それを補うくらいの映像を見せつけてくれます。最後に、タンタンへ一言。このまま好奇心むき出しで生きていくのはあなたの自由ですが、インディアナ・ジョーンズみたいなひねくれた大人にはならないで下さいね。
VNTSさん [映画館(吹替)] 7点(2011-12-05 15:31:06)
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.42点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4410.53%
5513.16%
61128.95%
7821.05%
8923.68%
912.63%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2011年 69回
アニメ映画賞 受賞 

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