《改行表示》9.《ネタバレ》 予想外にハマりました。当方はサーフィンにまったく興味なし。前半の食堂やパーティのシーンでは嫌悪感すら持ったのですが、それも後半への“伏線”だったんですね。「老い」というには早すぎるが、ある程度年齢を重ねてくると、酸いも甘いもかみ分けて、昔のようなバカはできなくなる。そんな悲哀や焦りのようなものを、しみじみと感じさせてくれました。 特にラスト、せっかく久々に再会したのに、また握手ひとつでバラバラに去っていく場面が印象的です。この清々しさは、さすがにアメリカン。当方なら、きっと名残惜しくて「飲みに行こう」ぐらい言うと思うですが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-20 00:55:08) |
8.「ビッグ・ウェンズデー」を観たのは大学生の頃だった。青春というのは終わるものだ。若く、輝かしい、最高の時。終わってしまう。それは確実に。この映画に描かれる青春に対する強烈なノスタルジーは、大人になることへのアンビバレンツな感傷としてビッグ・ウェンズデーという伝説に象徴的に集約されていた。しかし、それはあくまで幻想である。決別すべき幻想。もちろん、そこに答えはない。やがて笛が鳴り僕らの青春が終わる、、、本当だろうか。ノスタルジーはメランコリーの水脈となり、僕らの心にいまだ澱のように漂っている。その発露もなく。 |
7.サーフィン仲間の友情と生き様を描いた心に残る青春映画。若者ならではの怖いもの知らずの乱れたパーティーや懲役逃れの無茶苦茶な行為などと同時に、戦死した仲間の追悼の場面や精神的に成長していく様子をさわやかに描いている。どんな人でも、永遠に続くのではと感じたであろう若い時代も長くは続かない。年月の経過は、友を離ればなれにし、愛を消し去るのに十分だった。そして、ついに伝説の大波がやってくる。かつての友は集い大波に挑戦する。自分たちの生きた証を確認するかのように。人間は、たとえ不器用な生き方しかできなくとも、自分の気持ちに正直である心意気があれば、誰でも輝けるのかもしれない。ベアに乾杯! 【パセリセージ】さん 8点(2004-01-27 00:49:36) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 かなり大好き。ウィリアム・カットがだいすきです!!!! 兵隊(?)にえらばれないための工作みたいなのがたのしかった。最後、恋人が待ってなくてもう他の人と結婚してる、っていう時間のながれっていうか。それでも、友達はかわってない!みたいなかんじの。。よくわかんないですけど、すごくよかった。 あとマリファナすすめてくるおじさんのこえがツボい。 【ギニュー隊長★】さん 8点(2004-01-12 11:32:58) |
5.多感な時期にオンタイムで見たので強く心に残ってる。エンドロールに日本人の曲が流れて余韻が吹き飛んだなぁ。大波のサーフシーンはすごい迫力! 【mimi】さん 8点(2003-11-08 22:29:38) |
4.《ネタバレ》 「それ」が来たその日、3人はやって来た。彼らは多くを語ることもなく、「それ」に挑む。青春の約束を果たす為に。青春と決別する為に。男の友情に、しびれまくったあの日あの時。青春の一本である。 【すぎさ】さん 8点(2003-07-12 13:38:16) |
3.この映画を観ても決してサーフィンやりたいとは思わないけど、いい映画です。別れのシーンは感涙ものです。 【上海魔人】さん 8点(2003-06-17 02:54:34) |
2.迫力あるサーフィンシーンと誰もが思い当たる青春の終わりを象徴したラストシーンに、この点を献上します。ただ、この映画は36型以上の画面でないと、あの映画館での感動は味わえません。要注意! 【キタロウ】さん 8点(2003-05-29 22:28:29) |
1.青春映画の傑作。ラストシーンはもちろんだけど、パーティーのシーンや徴兵逃れのシーンが大好き。 【バイクボーイ】さん 8点(2003-03-03 17:20:00) |