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一度も撃ってません

[イチドモウッテマセン]
2020年上映時間:100分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-07-03)
ドラマコメディハードボイルド
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タイトル情報更新(2021-09-29)【イニシャルK】さん
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監督阪本順治
キャスト石橋蓮司(男優)市川進/御前零児
大楠道代(女優)市川弥生
岸部一徳(男優)石田和行
桃井かおり(女優)玉淀ひかる
佐藤浩市(男優)児玉道夫
豊川悦司(男優)周雄
江口洋介(男優)守山秀平
妻夫木聡(男優)今西有也
井上真央(女優)福原歌留多
柄本明(男優)連城孝志
寛一郎(男優)五木要
前田亜季(女優)中道亜美
渋川清彦(男優)西浜雄大
小野武彦(男優)若山得安
柄本佑(男優)植田順
濱田マリ(女優)
堀部圭亮(男優)
脚本丸山昇一
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
製作木下グループ
製作総指揮木下直哉
配給キノフィルムズ
美術原田満生
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2.《ネタバレ》 「ハードボイルド」というジャンルそのものをダシに使った大人向け激渋喜劇。ブラック&ビターな人生ドラマに心地よく酔いしれました。とくに印象的だったのは妻の言葉です。『私はきちんと生きてきた。これからもちゃんと生きていきたい。だから汚さないでよ!』これは痛い。痛過ぎます。ぐうの音も出ません。主人公は確かに一度も銃を撃っていないかもしれませんが、妻を後ろから撃ち続けていたも同然なワケで。この手の裏切りは、火遊びやギャンブルの比ではない重罪と言えましょう。何人も、自分の人生が自分だけのものだと思ったらイカンのであります。また玉淀の台詞にも痺れました。『ずっと騙し続けられればそれは詐欺とは言えない』確かにそうかも。しかしそうは問屋が卸さないのが人生であります。ゴール目前にして、市川はすっ転びました。もう昨日までの平凡で幸せな日常はありません。全く別ものの明日が始まる事でしょう。でも男は黙ってやせ我慢。それがハードボイルドの流儀ってもの。タバコをふかす市川がラストカット。かつて当たり前だった路上喫煙が許されぬ世の中になりました。ハードボイルド同様、時代に取り残された男の行く末や如何に。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-02-07 19:06:52)(良:1票)
1.《ネタバレ》 これは、感慨深い。■松田優作の「探偵物語」や大泉洋の「探偵はBARにいる」系のコメディなハードボイルドなんだと思います。喜劇要素全開の予告編にいい意味で裏切られました。■石橋蓮司氏の代表作になるのではないか。伝説のヒットマンなのに、一発も撃っていない。ヒモで書けない売れない小説家なのに、ダサかっこいい。■桃井かおり氏がまた、S K IIのCMを捨てたかのような吹っ切れた感じ。樹木希林の後釜を狙ってるなと思うのだけれど、それも確かにアリだ。■定年を迎える編集長を演じる佐藤浩市氏に、釣りバカ日誌での父上の面影があったが、それもいつか行く道だ。■シニア系のハードボイルド。なんかいろいろ狙ってる感じがあざといんだけど、嫌いになれない。■脚本の丸山昇一さんの映画なのだと思う。■絶対に「2」の企画が進んでいると思います。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2021-04-15 21:50:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8250.00%
9125.00%
1000.00%

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