子猫の涙のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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子猫の涙

[コネコノナミダ]
2007年上映時間:97分
平均点:7.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-01-26)
ドラマスポーツもの伝記もの
新規登録(2009-08-08)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2018-07-04)【イニシャルK】さん
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監督森岡利行
キャスト武田真治(男優)森岡栄治
藤本七海(女優)森岡治子
広末涼子(女優)裕子
紺野まひる(女優)和江
鈴木砂羽(女優)森岡加代子
喜味こいし(男優)作次郎
赤井英和(男優)芹川
黒川芽以(女優)千夏
唐渡亮(男優)松永
宝生舞(女優)大人の治子
脚本森岡利行
撮影釘宮慎治
製作大橋孝史
制作トルネード・フィルム
配給トルネード・フィルム
編集矢船陽介
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2.浪速のボクサー、森岡栄治をモデルに引退からダメオヤジの一生を描いた人情悲喜劇。
BGMが素晴らしいし、黄色っぽい映像、上質朝ドラのような軽快な雰囲気がとても良かった。武田真治もダメさ加減がよろしくて、かっこよかったです。
黒川芽以の出番すくないぞ!
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-16 00:08:57)
1.《ネタバレ》 メキシコ五輪のボクシングで銅メダルを獲得した森岡栄治の破天荒な半生を描いた映画です。プロ転向後に数戦で目を傷めて早々に現役を引退する。この人からボクシングを取ったら、何も残らないくらいにダメなエロ親父という人物像ですが、観終わった後に、かなり質の高い満足感とすがすがしさが残りました。ダメな男のダメな部分を描いているのに、これはどうしたことだ? ひとつは、森岡を演じる武田真治の態度です。なぜだか前を向いて正々堂々とダメやエロをやってる。悪びれるところがない。その潔さは人物の魅力と映りました。もうひとつは、ちょっと強引に例えるなら、漫才の世界でしょうか。早口で口汚く罵り合っているようで、どこかユーモラスで人情を感じるのが上方漫才だけど、全体の印象がとても似ている。親父がバカをやらかす。これがボケ。すかさず、娘・治子がモノローグでツッコミを入れる。「いっぺん死んで来い」ってな感じ。治子役の藤本七海は大阪出身。ネイティブのキツイ大阪弁で父親を切り捨てるツッコミは痛快。ツッコミを入れる対象は父親だけでなく、周囲全体に及び、彼女自身のことも含めて治子のモノローグが映画の骨格を支えます。自分も大阪出身なので実感することですが、大阪弁の「アホ」は標準語の「バカ」と意味合いが違う。けなし言葉ですが、微妙に愛情と慈しみが混ざっている。大阪弁の根底にはそんな精神を感じます。治子のモノローグや強烈なツッコミも、そんな大阪弁の特性が良く活かされていて、温かく映画を包み込んでいます。その演出を担った森岡利行監督は森岡栄治の甥らしい。いわゆる「身内」を扱った映画だけど、表層だけを列記すると殺伐とする内容を、ここまで方向転換させて見せる手腕は大したものだと思います。切なく笑える、大阪人情ちょっとだけボクシング映画。オススメです
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-08-16 18:58:54)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5228.57%
600.00%
7114.29%
8228.57%
9228.57%
1000.00%

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