雁の寺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 カ行
 > 雁の寺の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

雁の寺

[ガンノテラ]
1962年上映時間:98分
平均点:7.80 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-01-21)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-06-07)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2023-06-18)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督川島雄三
助監督湯浅憲明
キャスト若尾文子(女優)桐原里子
木村功(男優)宇田竺道
三島雅夫(男優)北見慈海
高見国一(男優)堀之内慈念
山茶花究(男優)雪州
中村鴈治郎(二代目)(男優)岸本南嶽
菅井きん(女優)おかん
金剛麗子(女優)岸本秀子
西村晃(男優)木田黙堂
伊達三郎(男優)久間平吉
葛木香一(男優)松山竹峯
春日清(男優)石田金之丞
三上哲[男優](男優)田村熊太郎
小柳圭子(女優)久間静子
沖時男(男優)夷川二郎
寺島雄作(男優)桐原伊三郎
石原須磨男(男優)千石喜七
藤川準(男優)久間平三郎
原聖四郎(男優)森承硫
木村玄(男優)笹井南窓
南部彰三(男優)武田海南
越川一(男優)西川幸太
天野一郎(男優)助三
小沢昭一(男優)鷹見邦遠
萬代峰子(女優)桐原たつ
原作水上勉「雁の寺」
脚本川島雄三
舟橋和郎
音楽池野成
撮影村井博
製作永田雅一
企画久保寺生郎
配給大映
美術西岡善信
編集宮田味津三
録音大角正夫
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.火葬なら「ん???......!!!!!!」ってな事になっとるやろなあ。しかし、捨て子に捨吉って名前つけるかね?そらおかしな子になるわな。
ケンジさん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-12 00:16:57)
3.《ネタバレ》 水上勉の原作を読んだわけではないが、映画を見るだけでもそのすばらしさを感じる。
捨て子として育ち寺にあずられた慈念、母を慕う気持ちはいくら修行を積もうとも消えることはなかった。彼の目の前で繰り広げられる和尚と里子の痴態の数々、それが人を殺めるという犯行を引き起こしたのだろうか。それでも気持ちは救われず木村功の竺道に問いつめる。その結果が寺を去る決心になったのだろうが・・・。
映画は三島雅夫の和尚がすばらしく、若尾文子も美しく悩ましい。しかし何と言っても南嶽が描いた雁の絵、最初に出てきて最後に全容を現す。慈念によって破られた親子の雁、それだけが新しく張り替えられている。物語の主題を現すかのように・・・。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-04 20:06:26)
2.これって、ある意味で「おバカ映画」のジャンルに入るのでは?あるいはお堅い文芸映画に対する川島監督独特のパロディだったのでは?ラストなんて小沢昭一が俗悪坊主として登場するわ、おまけに母雁が貼りかえられているわでこの作品に対して「なんちゃってね」と言ってるようなものだ。いかにも、といった感じの物々しいテーマや寺の荘厳さと週刊ポ○ト・週刊現○の官能小説みたいなのがミックスされた過去のシーンは、真面目な話をしている校長先生が鼻毛を出しているみたいで、噴き出したくなってしまう。この「ごった煮」感(オフビートっていうよりごった煮という言葉が良いような気がする)。つまりこの映画ってどこを切り取ってもやっぱり川島雄三の映画なのでは、と思う。ロープの演出とか、ラストのふすまを使った大胆なカット割り。そして皆さんがおっしゃる若尾文子の存在。ただ、この映画を最初のカワシマ体験にするのはちょっとリスクが大きいかもしれない。
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-06 21:39:39)
1.以前にも一度見ている映画だが、川島雄三監督の映画を何本か見ているうちにまた見たくなり、約10年ぶりに再見。以前見た時はなんせ川島監督の映画を「幕末太陽伝」しか見てなく、喜劇映画の監督という印象が強いままの状態だったので、暗く陰湿な物語にビックリしてしまったのだけど、今回改めて見てみると、全体に漂う雰囲気が独特で、里子(若尾文子)、和尚(三島雅夫)、慈念(高見国一)の三人の関係を川島監督は不気味な効果音や覗き込むようなカメラワークなどを駆使して描いており、和尚と里子、里子と慈念の関係それぞれにゾクゾクとさせられるもの(里子に対する和尚のなんともいえないスケベさや、里子を見つめる慈念の眼差しなど。)があり、見ていて本当にドキドキするようなゾクゾク感であふれている。また、それだけではなく、この映画は「女は二度生まれる」、「しとやかな獣」といった川島監督のほかの大映2本と比べても格段に芸術性が高く、これまで見てきた川島監督の映画の中でももっとも作家性を感じることの出来る映画となっていて、中でも慈念の母親への思いはひょっとしたら川島監督自身の母親への思いでもあるのではないかと感じる。ラストの修復された親子雁の襖絵のショットなどは川島監督のそんな思いが込められているような気がするのだが、やっぱり考えすぎだろうか。(でも、ちょっと考えとしては浅いかも知れない。)いずれにせよ本作は川島監督にとって大映での仕事の中でもとくに傑出している映画であり、間違いなく川島監督の晩年の代表作と言える映画だと思う。でも、あと何回か見ないとこの映画のすべてを理解することは不可能かもしれない。それだけとても深い映画だ。(2010年5月27日更新)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2005-08-08 23:42:57)(良:1票)
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5213.33%
6213.33%
716.67%
8426.67%
9426.67%
10213.33%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS