故郷への長い道/スター・トレック4のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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故郷への長い道/スター・トレック4

[フルサトヘノナガイミチスタートレックフォー]
Star Trek IV: The Voyage Home
1986年上映時間:119分
平均点:5.69 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
SFシリーズもの特撮もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-07-01)【ESPERANZA】さん
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監督レナード・ニモイ
キャストウィリアム・シャトナー(男優)ジェームズ・T・カーク提督
レナード・ニモイ(男優)ミスター・スポック
デフォレスト・ケリー(男優)ドクター・マッコイ
ジョージ・タケイ(男優)スールー(ミスター・カトウ)
キャサリン・ヒックス(女優)ドクター・ジリアン・テイラー
ジェーン・ワイアット(女優)アマンダ
ジェームズ・ドゥーアン(男優)モンゴメリー・スコット
矢島正明ジェームズ・T・カーク提督(日本語吹き替え版【DVD】)
菅生隆之ミスター・スポック(日本語吹き替え版【DVD】)
小島敏彦ドクター・マッコイ(日本語吹き替え版【DVD】)
小林修チャーリー(日本語吹き替え版【DVD】)
朴璐美ウフーラ(日本語吹き替え版【DVD】)
山像かおりドクター・ジリアン・テイラー(日本語吹き替え版【DVD】)
大塚明夫ジェームズ・T・カーク提督(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大木民夫ミスター・スポック(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江角英明ドクター・マッコイ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
神山卓三チャーリー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
さとうあいウフーラ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮本充スールー(ミスター・カトウ)(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
金尾哲夫パヴェル・チェコフ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
安達忍ドクター・ジリアン・テイラー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田原アルノカートライト(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢サレク(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジーン・ロッデンベリー
レナード・ニモイ(原案)
ハーブ・ベネット(原案)
脚本ハーブ・ベネット
ニコラス・メイヤー
音楽レナード・ローゼンマン
撮影ドン・ピーターマン
製作ハーブ・ベネット
製作総指揮ラルフ・ウィンター〔製作〕
特撮ILM/Industrial Light & Magic
美術ジョン・M・ドワイヤー(セット装飾)
衣装ロバート・フレッチャー
録音ジーン・S・キャンタメッサ
マーク・A・マンジーニ
スティーブン・ハンター・フリック
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16.全編にわたって平和な空気が流れています。結局誰も死なないし、明確な敵がいるわけでもないし。 そしてもう一つ、シリーズの他の作品を見たときも思ったのですが、相変わらずメンバー構成が絶妙です。リーダーは米国白人、無二の友人に医者と常に的確なアドバイスをくれる神のような存在がいて、従順な部下はドイツ人と日本人とソ連人と黒人女性。これっていずれもかつての米国の敵、もしくは今の敵です。そういう仲間が集まり、けっして秩序が乱れることもなく、一見民主的に団結しているわけで。要するに米国白人が考える理想的な世界平和を具現化しているのでしょう。永遠の敵であるクリンゴンとも戦うばかりではなく、話し合う場も持っているところが面白い。ちなみに、クリンゴン人はかつてなら中東系、今なら中国人の象徴でしょうか。 世界平和を求めている以上、お話はけっして過激にはなりません。「エンタープライズ号」すら登場せず、敵艦を乗っ取ってのうのうと旅しているわけで。科学技術を超越するという意味では過激ですが、まあほのぼのした気分にはなれます。
眉山さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-20 02:19:28)
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15.ミスター・スポックの出番が殆ど無かった前作と異なり、ある程度の出番があるこの第4作、だけど引き続きスポックが監督を務めていて、なんだかもはや、身内感覚溢れる自己発電モード。もしかして、この髪型とトンガリ耳でカントクしてたのかしらん、なんて思うと、ちょっと(笑)。 しかし内容はというと、お馴染みのスタートレックメンバーが20世紀末のアメリカにやって来て一騒動、というオハナシ。その辺でロケを済ましてきただけやんか、というシーンばかりで、宇宙の神秘などカケラも感じられない作品になってます。番外編扱いで充分でしょう。 その代わり、勝手にザトウクジラの鳴き声に神秘性を感じて「捕鯨に反対です」などと言われても、困るのだけど、まあ、そこにはいちいち目クジラを立てないことにしましょうか(それにしても、アメリカは反捕鯨を装いつつ、実際には「現在でもクジラを結構獲ってる国」なんだけど)。 しかし、実際に病気に苦しんでいる人たちがいるにも関わらず、その治療法について映画の中で「時代遅れ」「未来の薬ならたちどころに治る」なんていうのは、SFの発想としても下の下だし、さすがに無神経じゃなかろうか。 他にもこれと言って見所なく(強いて言うと、クジラのシッポの特殊効果は、割と良く出来てたけど)。と言うわけで、正直、お粗末な作品だと思いました。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 2点(2021-07-11 13:55:24)
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14.《ネタバレ》  劇場で見た時には、捕鯨国・日本に対しての批判めいた感じを受け、ちょっと反感を覚えた記憶がある。むしろ沢山捕りすぎて絶滅に追いやったの、お前らアメリカ人だかんな、と思った。  今見ると、あからさまな日本批判は無く、昔の地球で四苦八苦して任務を遂行して帰ってくるという話が、スター・トレック的でいろいろな描写も面白い。  ただ一点。タイムワープってそんなに簡単にできちゃうの?という事だけ。
Tolbieさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-10-08 17:51:06)(良:1票)
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13.《ネタバレ》 映画2作目、3作目の続編で、しかもエンタープライズがラストに顔見せ程度という脚本にスタッフの自信を感じる。 スタートレックを知らない人でも全編コメディタッチなので楽しめるんじゃないだろうか。
ガブ:ポッシブルさん [ビデオ(字幕)] 10点(2017-11-09 00:47:32)(良:1票)
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12.《ネタバレ》 SFは基本的に現在の延長線上にあるので現代劇よりもむしろその時代性を反映しすぎるということがある。この映画もそういうところがあるが、スター・トレックは昔からその困難な未来予測SFというミッションに真正面から取り組んでいるシリーズだ。  23世紀の世界と20世紀のギャップを描くのはオリジナルTVシリーズの得意技だが、この映画ではタイム・トラベルを扱いながらタイム・パラドックスを避けるシナリオの妙を見せる(完全に避けきれてはいない点はご愛嬌)。珍しくチェコフにスポットライトが当たるが冷戦時代のこのソ連ネタが面白い。キャストはみな年齢を経てもろ中年集団ではあるが年齢なりの輝きを放っている。ドタバタコメディのくだりもオリジナルTVシリーズによく見られたパターンだが、これも時代変化に対してスタトレが本来持つ社会的洞察があってこそだ。  かようにスタトレらしいスタトレな本作だが物足りなさは残る。それは映画版1作目にあったような哲学性と芸術性だ。スター・トレックという作品はただでもシリアスな成立が難しいSFというジャンルに哲学性と芸術性を持ち込むことでことで別格の存在になった。このシリーズは単なるエンタメではない。クジラと交信を試みて地球を危機に陥れる謎の存在、あれこそがスタトレ世界のテーマになるはずなのだが、この映画では単なる「設定役」としてだけ現れ消えていき、結論をクジラ・エコ・スピリチュアリズムに丸投げしてしまった。  音楽は最初のファンファーレ以外はTVシリーズとも映画シリーズとも違う本作オリジナル。楽曲自体は素晴らしいのだがシリーズにはシリーズの音楽が必要と改めて思わされた。良い音楽だけにもったいない。字幕で観た後で吹き替え版も観たが、よく言われるようにスタトレは吹き替えが良い。まず字幕版はSF設定やストーリーに必要な情報量が少なすぎる。吹き替え版は矢島正明のカークが圧倒的なだけでなく他のキャストも力が入っている。正直力入り過ぎで全体的にくどめだが、元が薄すぎるので素直に感動したければ吹替版だ。
tubirdさん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-28 00:06:47)(良:1票)
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11.《ネタバレ》 3作目のレビューにも明記しましたが、当時、2作目・3作目は、ファンには好評でも、それ以外の観客からは低い評価を受けていました。こうした【身内受け】的な面を打開すべく作られたのが当作品でした。狙いは的中し、ファン以外の観客からも幅広い支持を受けて大ヒットを記録しました。 さて、日本で、この映画に好意的になれるかは、テーマを【反・捕鯨】と捉えるか【自然保護がテーマであって、たまたま対象が鯨である】と捉えるかにかかっているのではないか…と思います。私は後者として映画館で観ました。そして、未来人であるキャラクター達が、現代のアメリカに来て、習慣の違いで笑わせるという【タイムスリップ】ものの要素をふんだんに盛り込み、役者さん達もとても楽しそうに演技していたのが印象的でした。また、もともとスタートレックは、TVシリーズの製作動機に「SFという設定で、現代社会の問題を提起する」という面があり、その意味で、この映画もスタートレックらしい、原点に立ち戻った作品と言えるのではないか…と思っています。 さて、採点ですが、ある種、【番外編】的な作品ではあるものの、ファンだけに留まらない、作品としての多様性を示唆してくれたことに敬意を表し、10点を献上させていただきます。
せんべいさん [DVD(字幕)] 10点(2015-01-11 19:45:02)
10.《ネタバレ》 はなしの発端になるクジラの話が受け入れないという不満がありますが、タイムワープで昔に戻る話は愉快です。病院の中のエピソードは笑えます。
pokobunさん [DVD(吹替)] 5点(2013-08-16 21:33:18)
9.《ネタバレ》 レビュー少ないですね。 映画版スタートレックでは本作が一番面白いと思います。 主要人物の個性が活かされた脚本が光ってますね。 終幕近く、女性の捕鯨学者が今まさに転送されようとしているカーク船長に抱きつくシーンはロマンチックで大好きです。
たくわんさん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-22 18:24:46)(良:1票)
8.鯨の絶滅の危機に対しての劇中の理屈が論外なのは当然として、それはさておき、作品としてはタイムスリップコメディをスタートレックでやってみました的内容。個人的には、これはこれであり。スタートレックもなんでもありな世界に入っていきました。
MARK25さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-08 23:31:12)
7.一方的な反捕鯨テーマがいただけない...。各キャラ均等に活躍の場が与えられていたし、クスクス系のお笑いも良かったので+1点。スタートレックが好きなのに、もう二度と見ないのかと思うと非常に残念です。
リンさん 1点(2004-12-23 01:49:26)
6.《ネタバレ》 んー、私はこれ全然面白くなかったんですけど。賛否分かれる内容なんでしょうか?時代的に反捕鯨の宣伝みたいにしか見えないし、過去から人間を連れ帰っちゃうのも大問題でしょう。これで十分カークは重罪犯してるような気が…
鈴都丸子さん 3点(2004-05-05 16:23:56)
5.スタートレックは偶数が面白いとよく言われますが、この映画も外してません。20世紀の地球を舞台にしたコメディとして観るのが良いと思います。スポックが20世紀の地球に馴染んでないところが一番笑えるところでしょうか。あと、日本人的にはスールーの空手(?)。
USS_Barcelonaさん 8点(2003-12-07 01:21:55)
4.それまでの同シリーズとは路線を変えて,地球の生態系破壊に対する警鐘,とも言うべきテーゼを持った作品。正体不明の飛行物体が地球の高等生命体であるザトウクジラとの接触に失敗すると地球が破壊されてしまう,というストーリー。今までの路線とのあまりの隔たりに少々戸惑ってしまった。
koshiさん 5点(2002-02-02 15:07:47)
3.いかにもの「欧米人から見た反捕鯨プロパガンダ」映画でなければ、けっこう面白かったと言えるのに…。
たれまくさん 2点(2001-09-28 08:54:12)
2.これ、全然理解できなかったんですよね^^;テレビで見てるのが良いのかなあ。
ヒロミさん 3点(2001-06-03 18:43:26)
1.これはもうほんっとに最高です。
Mimasさん 10点(2000-06-02 18:15:49)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.69点
000.00%
116.25%
2212.50%
3212.50%
400.00%
5318.75%
616.25%
7318.75%
816.25%
900.00%
10318.75%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.33点 Review3人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 9.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

1986年 59回
撮影賞ドン・ピーターマン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)レナード・ローゼンマン候補(ノミネート) 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ候補(ノミネート) 
音響賞ジーン・S・キャンタメッサ候補(ノミネート) 

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