複製された男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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複製された男

[フクセイサレタオトコ]
Enemy
2013年カナダスペイン上映時間:90分
平均点:5.15 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-07-18)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
新規登録(2014-07-01)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
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監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストジェイク・ギレンホール(男優)アダム/アンソニー
メラニー・ロラン(女優)メアリー
サラ・ガドン(女優)ヘレン
イザベラ・ロッセリーニ(女優)キャロライン
高橋広樹アダム/アンソニー(日本語吹き替え版)
志田有彩メアリー(日本語吹き替え版)
小林沙苗ヘレン(日本語吹き替え版)
配給クロックワークス
アルバトロス
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2.“いかにも”な邦題を踏まえて、「フィリップ・K・ディックもどきのクローンものなのだろう」と認識し、サクッと観てさっさと寝るつもりだったのだが……。

何なんだ、これは?何を見せられたのか?

時折挟み込まれる不可解なカットに困惑を残しつつ、それら困惑の極みとも言える“ラストカット”を目の当たりにして、思考が停止した。
まったくもって変な映画だった。完成度の是非は別にして、そのことは間違いない。

邦題による“ミスリード”がどういった意図によるものかは分からないが、前述の通り“クローン”を描いたSFとしてこの映画を観た者は、大いに面食らう。
この映画は、“クローンもの”でもなければ、“SF”でもなく、或る強迫観念めいたものを主題にした“精神”にまつわる映画である。
詰まるところ、“複製された男”の正体は、クローンではなく、“ドッペルゲンガー”であった。

主人公の男は、ふいに現れたドッペルゲンガーと対峙し、それが現れた理由と意味を盲信的に追い求めていく。
それは詰まり、自らが「自分」という人間の本性、深層心理を丸裸にするプロセスであり、深みにのめり込んでいくほどに、彼の精神は疲弊し、或る臨界点を迎えたのだと思う。


非常に奇妙な映画ではあったけれど、「ドッペルゲンガー=自己像幻視」を描いた作品であることを踏まえて省みてみると、諸々の不可解描写も途端に理解しやすいものではあった。
「蜘蛛」も「ブルーベリー」も「女性」も、この主人公が抱えた強迫観念の象徴であり、映画世界の中で映し出されるすべてのものが、彼の精神世界そのものであったと捉えれば、腑に落ちやすい。

そう考えると、極めてシンプルな話とも思え、映画としてももう少しコンパクトにまとめた方が良かったのかもしれない。短編映画として、不可解を不可解なままに一方的に投げ出した方が、観客の想像力を更に刺激し、カルト的な傑作となったようにも思える。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-10-08 23:10:25)
1.とんでもない映画です。何かが何かを示しているのはわかるんですが、それが何だか理解できません。理解できなかったんですが、映画はそれなりに楽しめたんです。緊張感と期待感がハンパないんです。映画を見直せば、何か新しい発見があるかもしれないと思うと、もう1回見ようかな?なんて気が起きます。
shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-21 22:55:02)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.15点
000.00%
113.70%
200.00%
327.41%
4622.22%
5518.52%
6933.33%
7311.11%
813.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review3人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review2人
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