夜のピクニックのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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夜のピクニック

[ヨルノピクニック]
2006年上映時間:117分
平均点:5.28 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-09-30)
公開終了日(2006-12-22)
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2006-10-04)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん
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監督長澤雅彦
助監督宮野雅之
キャスト多部未華子(女優)甲田貴子
石田卓也〔俳優〕(男優)西脇融
郭智博(男優)戸田忍
西原亜希(女優)遊佐美和子
貫地谷しほり(女優)後藤梨香
松田まどか(女優)梶谷千明
柄本佑(男優)高見光一郎
加藤ローサ(女優)榊杏奈
池松壮亮(男優)榊順弥
近野成美(女優)実行委員・さくら
嶋田久作(男優)教師・藤巻
田山涼成(男優)校長先生
南果歩(女優)貴子の母親
高部あい(女優)内堀亮子
徳井優(男優)
温水洋一(男優)
小野まりえ(女優)
大塚良重(女優)
三浦哲郁(男優)
原作恩田陸「夜のピクニック」(新潮社刊)
脚本長澤雅彦
音楽REMEDIOS
作曲リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕「ワルキューレの騎行」
主題歌MONKEY MAJIK「フタリ」
配給松竹
美術種田陽平(コンセプチュアルデザイン)
編集掛須秀一
録音柴崎憲治(音響効果)
照明中村裕樹
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6. 映画を見てそれについて何か語りたくなるような作品はたぶん成功なんだと思いますが、この映画はその一つです。部分的にはケチをつけたくなる点があるものの、高校生活の一日を通して少しずつ成長していく生徒の様子が描けていました。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-17 13:15:06)
5.かつて「夜の~」と聞けば、それだけでドキドキしたもんだった。
映画だと「夜の診察室」とか。
でも、本作のレビューを一通り見たけど、本作のタイトルに違和感を持った人はいないようで、なんか寂しかった。

余計なことはこれくらいにして、レビュー。
まず、この映画の原作は、珍しく既読。
原作と同じく、「24時間で80km歩行」という設定に最初から疑問を感じながら鑑賞することになった。
運動選手ならともかく、一般女子高生には無理だと思うから。
サポートがついてただ歩くだけならともかく、ずっと荷物背負って仮眠も食事休憩もあり。
さらに1000人が公道を同時歩行という条件。
絶対無理とは言わないが、歩ける時間帯は、少なくとも6km/h前後のかなりの速さが必要なはず。
そうすると「ピクニック」という呑気な雰囲気じゃないはずだ。
でも、スタート前もスタート後も全然緊張感ないし、歩く速さはせいぜい3~4km/h。
自分、「24時間で80km歩行」にこだわりすぎかなあと思うけど、しょっちゅう「××地点、あと○○km」って表示が出るから、気になってしょうがない。
原作では、この疑問が最後まで消えず、満足できなかった。

ところが映画では、後半で友達の弟が現れてから、なぜか全く気にならなくなった。
高校生らしく、気になる異性、つまらないこだわり、助け合う友達。
こういったテーマが一気に納得できてくる。
主人公二人が、本当に高校生らしかったのも大きい。
結末を知っているのに、素直に「いいなあ」と思えた。

前半はグダグダの出来でも、後半締めてくるっていうのはうれしいなあ。
あまり期待せずに見たんだけど、思いがけずいい映画だった。
まかださん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-14 23:16:43)
4.24時間かけて、80㎞の道のりを、高校生活を共にする仲間たちと歩き通すという稀有な行事「歩行祭」。

「一緒に並んで歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」
すべては、その想いに尽きると思う。

それは、毎朝毎朝10㎞近い道のりを自転車通学したことや、部活が終わって疲れきっているのにたわいもない話を延々としていたことと全く同じで、自分自身も感じてきたその“特別さ”がよみがえってきた時、この映画の真の価値が煌めいたと思う。

おそらく初めてのことだが、実は、映画を観る数時間前に原作を読み終えたばかりだった。
そのことによって、作中の登場人物たちの心情が掴めやすかったと同時に、描き方として不充分だなと思われるところも多々あったと思う。
特に映画の序盤は、原作の持つ空気感が表現されていなくて、映画作品として「失敗」かなとも思った。

しかし、「歩行祭」も折り返しを経て、物語が“ゴール”に向けて突き進むにつれ、空気感が一変する。
疲労困憊の中、それぞれの高校生たちが心情を吐露していくその息づかいが、とても情感に溢れ素晴らしかった。

それは同時に、将来の日本映画界を担うであろう若い俳優たちが、この作品の中だけでも確実に成熟していく様を見ているようで、今まさに等身大の若者たちが「成長」を遂げている姿だったのではないかと思う。

「ただそれだけのこと」の素晴らしさ。
そこには明確な理由も派手さもなく、ただただじわりと染み渡る。

時の重なりとともに、何ものにも代え難くなるその「特別」に涙が出る。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-16 01:06:39)(良:2票)
3.長澤監督の作品って、映画の出来不出来というより、とにかく惹かれる。『夜ピク』もいいね。メインのドラマの他にも別の生徒たちのいろいろなエピソードが垣間見えて楽しい。作られたものじゃない(と思える)高校生達の雰囲気が全編に漂っている。劇的なストーリーがある訳じゃないけど、見終わるとまた見たくなる、自分にとってはそんな作品です。あと、『ヒノキオ』でも多部ちゃんと共演していた加藤諒(馬鹿兄弟の弟役)がでていたのがうれしい。それから、この作品を気にいった人で『ピクニックの準備』を見ていない方がいたら、そちらもぜひ見てほしい。
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-02 20:28:35)
2.前半はストーリーに締まりがなく鑑賞が苦痛なほどでしたが、後半は原作に忠実に大切なシーンをしっかり再現してくれたので満足です。しばし彼らの世界に入り込めました。トータルではキャスティングの成功がこの映画を支えたと思います。
煮タマゴさん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-06 03:33:50)(良:1票)
1.現代のロード・ムーヴィー。80kmをただひたすらに歩くという年に1度の歩行祭を彼女たちが特別なことと思い、そこに現代では既に埋没してしまった「青春」を掘り起こして、その古の情熱を感じたいと願う、その心情自体が実に現代的なのだと思った。しかし、この映画は当然のことながら従来の熱い青春映画とは対極の位置にある。確かに主人公の女の子と男の子の境遇は特別で、一歩間違うと湿っぽい叙情劇となりうるのだが、それがギリギリのところで乾いた共有感覚によって持ちこたえられ、実に爽やかな青春のワンシーンに差し替えられる。その過程のある種中途半端な心理劇の中に、この作品のその中途半端故の乾ききった「ニュアンス感覚」の現代性がある。また、青春という定型ファンタジーがリアルへとあまりにも容易に転換するそのマンガ的なリアルさがとてもリアルなのだ。
ロード・ムーヴィーとは何かを探す旅を写す。そこには常に不可能性の可能性とも言うべき不条理な行き方が見え隠れするのがこれまでの常だった。そういう意味で、この映画は正にロード・ムーヴィーたる資格を持ちながら、それを見事にはたき込み、うっちゃってしまう。彼らの答えは実に安直で、恐ろしいほどのハッピーエンディングに結びついてしまうのだ。それが現代の浅薄さ、画一性を象徴しているところは、おそらく映画的に言って確信的と思われる潔さで、それが僕にはとても面白いと思えた。結局のところ、それをニュアンス的に共有してしまう、その面白さが僕らの中にもあって、それがこの作品の評価を支えるのだろう。そして同時にこれはもう後戻りができないのだろうという諦念をも感じた。
ちなみに小説も読んだが、小説の方は説明過多という感じで、僕には映画の方がしっくりきた。
あと、全然関係ないけど、生徒達のTシャツが少し気になった。主人公のTシャツがチェで、あと青と赤のモッズのトレードマークTシャツのやつもいたなぁ
onomichiさん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-21 01:37:02)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.28点
000.00%
100.00%
224.35%
348.70%
4919.57%
5613.04%
61532.61%
7919.57%
812.17%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
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