81.王立宇宙軍は映像と音楽の調和がとても素晴らしい作品。 名作と呼ばれる映画は実写を含め映像と音楽が匠に交わり、 その相乗効果は作り手の思惑を超えたある種の奇蹟を生む。 王立宇宙軍のストーリーや演出、ビジュアルやメッセージ性は大人が見ても十分堪えうるレベルで、世界観は異世界と実世界の狭間に在るようでとてもリアリティを感じる。 まさに名作だ。 【クロちゃん】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-28 12:55:01) |
80.昔は満点に近い印象だったのですが、今観ると随分すっとぼけた内容です。 と言うより内容ないくらい。 ただ最終的に言いたいことはわかりますよ。思いっきり台詞で説明してますから。 でも、やっぱりそこに持っていくためにはパイロットを志す動機が明確でなきゃ始まらないし、その過程での苦労にクローズアップしなくちゃ。 かなり雰囲気の良さや多彩なビジュアル、テーマの公共性で誤魔化してる。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2007-07-21 12:09:31) |
79.「くだらねえなんて悲しいことというなよ。立派だよ、歴史の教科書に載るくらい立派だよ!」 いまだにこのセリフにしびれます。 【あきんど】さん [地上波(吹替)] 9点(2006-09-15 07:21:26) |
78.思うんだけどコレ、そんなにいい映画か~? ラストのサプライズを含めてSFとしては極めて普通だし、そもそもこのレベルで世界を作り込んでくれていないとレベルの低いツッコミで世界が崩壊してしまう。 オイラはこの映画をSF標準作と見ています。「人を愛する」ように訓練された映画人には脳の使い慣れていない部分の筋肉を酷使する事になる映画。人よりも「世界」を愛する観客に向くでしょう。 あと、ネタバレになりますが…。 初見の時、クライマックスで交わされる各国の言葉がヨーロッパ諸語の語素を基にしてい(るように聞こえ)て、その情報吸収力に感動したのですが、ゼネラルプロダクツにいた友人の話では“オタキング”で有名だった某社長が「こーゆー適当なのは俺に任せろォ!」とノリノリで買って出て、意味不明の外国語をスクリプティングしたんだそうな…このエピソードはちょっとショックだったっす…異世界構築に全てを賭けた作品だと思ってたんだけどねー。 完全に構築された異世界が見たいなら、本作よりOVAの「オーガス2」がオススメ。敵国の言語体系までが全て「設計」されています。あっちはちょっとビビるな。 ●追記:あ、でもクライマックスの「ここでやめたらオレたちただのバカじゃねーか」はいろんな場面でよく口にしますね。我が身の血となり肉となっている映画なのは間違いない。愛してはいますよ。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-06-24 01:58:52) |
【十人】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-16 11:48:56) |
【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-19 22:28:37) |
75.『いい事なのか・・・悪い事なのか・・良く分らない。 が、圧倒的多数の人間がそうであるように 俺もまた・・自分の生まれた国に育った。 そしてこれは自分でも信じられない程に幸運な事なのだが、 ごく普通の中流家庭に生まれつく事ができた。 だから貴族の不幸も貧乏人の苦労も知らない。 別に知りたいとも思わない。 子供の頃は水軍のパイロットになりたかった。 ジェットに乗るには水軍に入るしかないからだ。 速く・・高く・・空を飛ぶ事は何よりも素晴らしく思えた。 だが学校を卒業する2ヶ月前・・・そんな者にはなれないって事を 成績表が教えてくれた。だから・・・宇宙軍に入ったんだ・・・。』 時と場所は違えどまさに私の人生の軌跡です。 |
74.メインスタッフの年齢を知るとこりゃすごいと感心してしまう、ある意味「市民ケーン」のような映画。でも、結構地味。派手なアクションなんかを期待してると肩透かしを食らうでしょう。私としてはストーリーも結構好きだし、キャラクターの味付けもうまいと思う。こういう映画も広く知られてほしいという希望も込めてチョット甘くこのくらいの点で。 【goose】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-17 00:01:36) |
73.何がどう良いのか、自分でも分からんが、とにかく良い。プロジェクトXの「H2ロケット打上の巻」みたいな話やなーと思いつつも,森本レオのモサモサした口調に引っ張られるままに一気に最後まで観てしまった。打上の直前,ようやく主人公が吠える場面と宇宙から語りかける口調が印象的だったが,前半の人工衛星についての凄く分かりやすい説明も秀逸。森本レオ節とでもいうのかね。あれ、いいね。ジブリ作品に比べて絵が垢抜けてないのも、好印象だった。 【山岳蘭人】さん 8点(2004-08-17 18:39:07) |
72.こういうストーリーは好きですけどね。ちょっとダラダラだった。 【腸炎】さん 7点(2004-08-15 21:19:37) |
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71.既出のコメントをなぞるようで恐縮だが、リアルタイム世代としては、コレは独特な雰囲気を醸し出し、他とは一線を画した作品として印象深い。知名度も全くないオリジナル企画を立ち上げたこと、明らかに冴えない脇役顔のキャラを主人公に据えていること、言語・衣装・生活文化に至るまで細部にトコトンこだわった世界観を構築していることなど、インディーズ的(当時そんな言葉は一般化してなかったが)なパワーを感じた。10年以上久しぶりに観たのだが、内容はほとんど覚えていなかった。でも、『宇宙軍軍歌』は実はお気に入りである。昔、ラジオのリクエスト番組で、この曲をリクエストしたヤツがいて、「敢えてソレかい!」とツッコミを入れた覚えがある。それ以来、あのマイナーコードが耳から離れないのだ。劇中ではあまり聴けないのが残念。坂本龍一の音楽は何とも言えずいい。ちなみに日本人として初めて宇宙に行った某テレビ局社員(当時)の第一声は「これ本番ですか?」だった。 【やすたろ】さん 7点(2004-08-06 18:49:14) |
70.ヒロインの女の子が使ってた三角のスプーンが使いにくそうで、どうしてもどうしても気になってしまう。 【paraben】さん 5点(2004-08-05 08:52:25) |
69.森本レオの語りがハマッてた、それだけで自分は良かったと思う。でも色々ゴチャゴチャして締まりが無いとも思った。製作者と本編の宇宙軍他関係者の熱意、情熱といったものを感じられれば感動できるんじゃないだろうか。 【HIGEニズム】さん 7点(2004-08-04 11:17:38) |
68.キャラに走りすぎた昨今のアニメ(まあ、ガイナはそういうのも作ってるわけですが…)に比べれば、物語がしっかりと語れている佳作。題材こそ珍しいですが、物語構造は王道。とはいえ、丁寧に作られているので十分鑑賞に堪えます。ただ、あの姉妹はいらなかったようにも思います。もちろん、彼女との出会いが成長へのトリガーになるわけですがそのせいでエンディングが若干教導的になってしまっている。それが残念。普通に情熱を成就させるエンドでもよかったように思います。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-08-04 02:58:01) |
67.漫画の映画はディズニーと宮崎以外観たことがない。 期待したが、いろいろなキャラクターが混ぜこぜ気味。 私好みではない。 【ご自由さん】さん 5点(2004-08-03 23:32:30) |
66.これもまた、余りにも高い評価に惑わされてしまった為でしょうか、クオリティの高い映画だとは感じましたが、個人的には今一つな印象。メカ好きでディティールにこだわりたい人達が一生懸命作ったという感じは伝わってきますが(きっと皆さん、余程この打ち上げシーンを描きたかったんでしょうね)、この当時でさえ陳腐なレトロ・モダンの世界観に新しさは無いし、肝心の物語が弱過ぎる。また、インダストリアル・デザインにこだわるのと同じ位、コスチューム・デザインにもこだわって欲しかったです。人によってはこのバランスの悪さが堪らないのかもしれませんが、私的には5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-06-11 16:04:17) |
65.製作者の熱意が伝わる良い作品だと思う。声優・森本レオは「三国志」以来のハマリ役。クライマックスの「そんなこと言うなよ・・・」以降に結構感動した。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-09 08:28:18) |
64.小学生の時に観たときは別になんかよく分からなかったけど社会人になってからもう一度観たらようやく分かったような気がする。ひとつのグループがプロジェクトを立てそれに向かって周りの人達と連携しながら物事を進めていくという単純で淡々とした作品だけどそこには熱い志やみんなの夢が詰まっている。なんと言っても音楽がいいですね。落ち込んで閉塞感が漂うようなときに観ると自分なんて小さいもんだなぁと割り切れるかもしれないですね。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-05 00:20:41) |
63.アニメとしての完成度は高いと思いますが、どうも森本レオの声に違和感を感じてしまいました。 【泉州 力】さん 5点(2004-06-02 17:51:59) |
62.良く出来た作品ではあるが、まあ、森本レオの語りがすべて。そこが好きか、嫌いかの問題。好きなら、感動できる。 【もとや】さん 8点(2004-03-09 16:55:11) |