22.月丘夢路って、若い頃はこんなに綺麗だったんですね・・・ ほんと、驚きました。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-15 19:54:15) |
21.まだ、結婚もしていないのに号泣してしまった。自分の娘が生まれてから観たら、どうなっちゃうのか今から心配です。ラストシーン。あれは反則でしょう。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-15 22:40:03) |
20.初めて見た小津映画。ローアングルが特徴の小津作品であるが、動きの多い昨今の作品を見慣れてしまうと、どうしても退屈感は否めない。また、物語の展開がどうしてもホームドラマのように感じてしまって、映画的なスケールを堪能できなかった。しかし、この作品が名作である、ということは何となく感じた。ハッキリ言って学生の私にはいまひとつ理解できなかったが、何十年かしてもう一度見返してみたいとは思った。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-13 23:17:36) |
19.小津監督らしい優しくってしみじみとする映画でした。ストーリー的には秋刀魚の味に似ている。娘を嫁に出す親父と娘の心の葛藤。なんともたまりません。笠智衆の親父役が涙ものです。あの人なくては小津映画はなかったかも、というくらい。言葉少なに、微笑みながら頷く姿は心にしみこんできます。会話のシーンで役者が繰り返し同じせりふを言うところはなんともリアリティに溢れていてよかったです。映画であんなシーンは小津以外に観たことありません。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-18 17:14:39) |
18.原節子の演じる紀子が予想以上に幼稚なので少し違和感があったが、 笠智衆の演技は素晴らしかった。 優しい性格の自分に鞭を打って娘に説教する父親の姿に、 いかにも日本らしい温かさを感じました。 【Ruby】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 02:30:19) |
17.あくまで静止画、本当に動かないフレーム、、、だからこその味わいを再確認しましたよ。 やはりラストシーンがよかったです。りんごの皮をむきながらのお父さん一人の空間、なんともいえない寂しさでした。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-13 00:40:32) |
16.笠智衆ののんびりした喋り方が好きですが、この作品は怒鳴るような喋りが多かった。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-11-29 20:40:29) |
15.初めて観た小津映画がこれ。ダイナミックな活劇が多い黒澤作品に対し、こちらは落ちついたホームドラマといった感じです。ちょっと退屈もしたけど、観ておいて損はない一本でした。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2005-11-20 20:15:36) |
14.秀逸なのは、お見合い話を持ってきた父と一緒に歩くのがイヤで、友達の家に行くといって父から離れるシーン。広い道幅をいっぱいにつかい、まさに映画的な描写に成功している。蛇足だが、清水寺が今と全然変わらないのに、北鎌倉駅がかなり変わってるのにおどろいた。 |
13.笠智衆という人は、かなりいい印象を人に与える。見ててなんかいい。 |
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12.初めて原節子と組んだ作品。この後家族について似たようなテーマの作品を 小津はとり続けることになります。ただ、本当に言いたかった事は分からない。 「娘を嫁にやる父親の寂しさを表した」。ストーリーは確かにそうかもしれませんが、 そうなのかなあ?この静かな作品は観る度に考えさせられる謎に満ちた映画です。 【amicky】さん 9点(2004-09-26 13:43:30) |
11.日本にも昔、こんな素晴らしい映画あった事を始めて知った。静かに始まるオープニング、それと共に流れる美しい音楽。父と娘の関係が細かく、穏やかに描かれていた。そしてゆっくりと急がず丁寧に進むストーリー。かと言って飽きたりはちっともしなかった。そしてあのラスト、言葉ではどんなに大丈夫と言っても心は嘘を付けない。独りになって、どっと寂しさが襲ってきた。あの切ないシーンも何故か美しく見える。古き日本映画は時代劇だけではなく、家族と言うものを題材にした、こんなにも素晴らしい作品がある事を知れて、そして観る事ができてとても幸せです。小津監督に9点! 【ボビー】さん 9点(2004-08-12 20:55:48) |
10.小津安二郎 作品として有名な本作、良作ではあるが、絶賛するほどの名作でもない..1949年製作という意味で、秀作... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2004-06-25 14:42:28) |
9.NHKBSで解説していた塚本晋也によると、小津ファン、原節子ファンに麦秋派と晩春派といるらしいが、俺は文句なしに麦秋派。原節子のファザコンなど何の魅力もないし、彼女は屈託なく笑っているのが一番可愛いのである。懇々と諭す笠智衆の説教臭い姿も嫌いである。 大体、俺自身、ファザコンの娘など気持悪いし、さっさと嫁に行って精神的にも金銭的にも早く扶養義務から100%解放して自由にして欲しいと思うのみである。嫁さんは「冷たい」と言うが、娘は娘、俺は俺、全く別の人生だと思う。ただ、娘の話によると、友達の親など、娘にべたべたな父親が結構多いらしい。 【きりひと】さん 7点(2004-03-20 10:41:59) |
8.この映画は子供の頃に観た。うっすらと記憶に残っている場面が3つあった。紀子が銀座(?)でおじさんとバッタリのシーン。すっと脇に寄るのが大人って感じでカッコいいと感じたんだろう。あと、ガキが車を揺らすシーン。あと、杉村春子がクルッとするところ。こうしてみると、話と全然関係ないところばっかりじゃん。何を見てたんだか。 |
7.ファザコン怖いなあ。ああいう風に娘を諭す父親は確実に減っているだろうね。今はファザコンの方が親も喜ぶのが多いから。でも、嘘までついて娘を嫁に出したい父親の気持ちっては今の自分には理解できません。ダイタイは娘を手元においておいて老後の面倒でも見てもらおうって甘えた気持ちがあるのが一般的なのかなあと思いますが。そういう親・娘双方の甘えが今のパラサイトシングルの増殖を促していると思います。結婚だけが全てじゃないし、女性の生き方の選択肢が増えているのは良い事だと思いますが、親離れできない人間は増えていく一方だし、晩婚・少子化は確実のこの国を滅ぼしていくと思うので、今必要なのは自分の寂しさを堪えてでもファザコン娘を突き放す笠智衆のような気概をもった父親なのかもしれません。 |
6.ストーリー自体は、その後こういった話しが数多く作られているので特別な想いもありませんが、出てくる絵には少々感動を覚えました。七里ガ浜や江ノ島、鶴岡八幡宮、観光客のまるでいない京都清水寺、極め付きは竜安寺石庭、石庭の荒涼とした向こうに見える修復前の傾きかけた土塀が侘び寂びを感じさせ、それを眺める父娘がなんとも決まってました。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-02-03 01:06:23) |
5.名作だと思います。当時の日本への憧憬と尊敬を覚えました。役者陣の好演もさることながら、文化、人、モノなど、現代の日本では見られなくなったものがたくさん描かれています。前半は終始ニコニコ笑顔の絶えない原節子が、父の再婚話を聞いたとたん豹変するのにドキリとしました。また杉村春子演じるお調子者のおばさんには何度も笑わされました。当初、この作品に出てくるお見合い制度をGHQは人権問題と問題視し、その代わりキスシーンを入れることは勧めたそうですが、見終わった後でそれがとてもばかげているように感じました。 【プミポン】さん 7点(2003-12-14 05:37:26) |
4.こないだTVの小津特集にゲストで出ていた作家の島田雅彦が「小津作品にハマッたのは結婚して、作品世界にリアリティを感じ始めてから」と言っていたので、ワタクシはまだまだかなあ。笠智衆と原節子の親子関係が、まるでフランス映画みたいな(って我ながら陳腐な表現だ)危うい感じだったのが興味深かったです。旅館に泊まったシーンで「あたしお父さんが好きなのよ・・・ね、このままでいさせて」というところはちょっとゾクッと来ました。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-12-10 20:04:46) |
【STYX21】さん 6点(2003-11-19 01:15:26) |