102.最後のダニーの演説、胸を打たれました。最後が威風堂々で終わるのも、これからの彼らの未来は暗いだけではない、希望が持てると感じられました。ユアンマクレガーが、若くてかわいいです。やっぱり音楽っていいなと素直に感じられる作品です。 【はちまろ】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-02-27 22:56:25) |
101.惜しい、何が惜しいかと言うと上質な映画ではあるけどラストのピート・ポスルスウェイトの演説で糾弾、告発映画そのものになってしまったから。ラストだけじゃなく本作はイギリスのこのジャンルの作品独特のシニカルなユーモアが少ない、ここが個人的に不満です。 イギリスのいつも曇った天気と炭鉱の街とその人々の心情がシンクロしている雰囲気は大変良いです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-16 19:12:02) |
100.ちょっとインパクト不足かなあとも思いましたが、閉鎖になる炭鉱の町の物寂しさの演出は見事ですし、そこで働いている男たちの実直さに素直に感動しました。 【さわき】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-10-23 18:09:24) |
99.炭鉱町のブラスバンドが主人公の音楽映画、という程度の予備知識で見たのですが、バンドの活動の描写は限られ、時代の流れと共に切り捨てられていく産業とそれを糧に生きてきた労働者階級の人々の厳しい現実と誇りを、当時の政策に対する批判を込めて描いた実にイギリス映画らしい人間ドラマでした。 特に病室のダニーに向けてメンバーがヘルメットにヘッドライト、バンドの正装に身を包んで”danny boy”を演奏する姿からは炭坑の労働者としての、バンドのメンバーとしての彼らの誇りが伝わってきます。 大会で優勝したが炭坑が閉鎖された彼らの前途は多難としか言いようが無い。恐らくダニーの命はもう長くはないのだろう。絶望し自殺未遂をおかすピエロ姿のダニーの息子のサッチャーに向けた痛烈な台詞もあった。もう十分本作のメッセージは伝わっているのですが、最後のダニーの演説はどうしても言葉で表現したかったのでしょう。 最後の最後で”威風堂々”を持って来た選曲も見事で、ラストの様々な思いが入り混じったように見えるダニーの表情は忘れられません 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-28 16:41:27) |
98.吹奏楽に興味を持つきっかけになった作品。 生活が大変でも音楽を奏でる事でまた活力、希望がうまれてくる。音楽ってすごい力もってるんだなとしみじみ。 聞きなれた威風堂々も新たな味わいで聞くことが出来ました。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 19:58:54) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-21 02:40:43) |
96.フラガールのレビューにこの映画の名前がちらほらあったのでみてみましたが,舞台が同じなだけで根本的には違うのではないでしょうか.炭坑がつぶれるという前提は一緒でも,フラは別の道を探す過程なのに対し,これは結局アマチュアバンドであり,この先に希望も何も見えません.イギリスらしいといってしまえばそれまでですが・・・そしてダンスシーンと演奏シーンで蒼井優のような存在の有無の差はかなり大きかったと思います. 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-03 23:53:49) |
95.社会派ドラマの好きな人にはお勧め出来ます。映画の時代背景を良く知っていないと、一方的な感情移入をしてしまう要素がてんこ盛りで、その点は少々どうかとは思いましたが、労働者側のメッセージは大いに伝わるのではないかと。生きる希望を持つには、強さが必要で、その強さをどうにかして身につけられれば「幸せ」を手に入れられるのだなぁ、と思いました。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-23 11:58:22) |
94.感動させる要素は色々ありそうだけど、自分には引っかかるものがなかったのか、今ひとつ感動出来ませんでした。それにしても炭鉱物は暗く重いものが多いですね。閉鎖されかけてるんだから、当然ではありますが。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-06-09 07:20:16) |
93.あんま印象に残らん。ユアンは好きなんだけど・・・。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-22 16:29:27) |
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92.優雅で力強いブラスの音色に反して、内容的にはかなり陰鬱で気が滅入る話なのだが、音楽演奏の場面は極力ポイントのみに絞り、あとはひたすらメンバーの生活面を追い続けた描写に、制作者の強い表現意思を感じる。窮地に追い込まれても、みんなどことなく飄々として冷静でいるのが印象的。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 00:59:53) |
91.紳士の国イギリス。乗り遅れそうなバスにも決して走って駆け込むことなく、上品にふるまう人々・・・。この映画で描かれるのはそんなイギリスではない。泥臭く、日々の生活を必死になって営む人々。それでも彼らには誇りがある。描かれているテーマは企業の底辺で働く人々とそれを省みないトップとのギャップ、と、企業の買収がおおきく取りざたされるようになってきた最近の日本に妙に合っている気がする。音楽もいい。私は『ダニーボーイ』に胸を打たれました。 |
90.テーマは良いんだけど、主人公の初恋とバンドのバランスが悪い気がする。 もっとバンドに重心を置いてた方が身を入れて見れた気がする。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-28 01:48:40) |
89.これって確か「フル・モンティ」と同じ頃、公開された映画ですよね。残念ながら私の住んでる所では公開されずビデオで観ましたが「フル・モンティ」同様、良い映画だなあ!何か観ていて応援したくなるそんな作品でした。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:37:56) |
88.筋として無理なところは否めなくて、同じ炭坑閉鎖ものなら「フルモンティ」の方がよかった。あと、ブラスバンド経験者としては、主要人物の楽器演奏場面の運指がめちゃくちゃで気になったけど、まあいいか。やっぱり泣いちゃったしね。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 21:49:26) |
87.サッチャリズム(ネオリベラル)は、コミュニティを破壊するのだ!!、という最後の一言で、映画全体に一本の筋がぎしっと入り、それまでの印象が一変しました。そして思わず目頭が熱く、、、、、、さらに、ウェストミンスター(議事堂)に向けて、「威風堂々」。、、、権力がどんな仕打ちをしようと、俺たちは誇りだけは決して失わないのだという決意に、思わず椅子から立ち上がって、スタンディングオベーションでした。、、、、、、、仕事を失うことは生活の不安をもたらすけど、誇りまでも失ってはいけないのだ、ということなのですね。、、、、あと、ちっちゃい車に、でっかい男が5人、くっついて乗っているのがいいですね。コミュニティを象徴しているのでしょうか。窮屈だけど、居心地がよく、どこかユーモラス。、、、、、ただ、難をいえば、コミュニティといっても、この映画のそれは結局、男だけのコミュニティなんですよね。、、、、、、、(あと、労働者階級から大卒でプロフェッショナルになっているグロリアがワーゲンに一人で乗っているところとか、大会がロイヤルアルバートホールで行われるという設定など、興味深いところが色々にありました。) 【王の七つの森】さん 9点(2005-02-26 09:49:33) |
86.良い話だとは思うけど、あまり印象に残らなかった。ユアンよりも指揮者のおじいさんの方が目立ってた気がする。 【およこ】さん 6点(2005-01-03 11:25:21) |
85.どんよりとした雰囲気の前半。人々の感情は、セリフよりも一人一人の表情の変化を通して描かれていた。また、ストーリーの変化も人々の表情の変化で描かれていた。よっぽど、言葉(セリフ)よりもその場、その場の雰囲気が良く伝わる。後半も前半同様、ストーリーはどんどん深刻になる。だが暗く落ちこむ雰囲気の中で、いくつもの楽器から奏でられる、一つ一つが音色が混ざり合い音楽という芸術が生まれ、胸に響く心地よい音楽が、ストーリーの重苦しさを直視させない。そして、人々の人生が崩れて行く中で、輝きを失わない楽器が伝えある、“希望”と言う名の音楽は、僕に鳥肌を立たせた。“芸は身を助ける”という言葉は、まさにこの映画をさす言葉だろう。 【ボビー】さん 8点(2004-12-16 20:09:39) |
84.好きな映画です。感動!フルモンティは「おもしろかったな~」ブラスは「よかったな~」って感じです。イギリス映画らしいおもしろさです! |
83.『シーズンチケット』のほうが好みですが、こちらもわるくありません。 ぼろは着てても心は錦。そんな心情が、こちらの心にもぐぐっと迫ってきます。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-11 21:23:58) |