67.そうそう簡単に10点やりたくないと思いつつも、この映画に10点をつけないわけにはいかない。画面からはみ出さんばかりのエネルギーに圧倒され続けた。目を背けたくなるようなバイオレンスシーンの連続。俳優の演技が熱いのはもちろんだが、下からや斜めからの至近距離ショットや、カメラマンが雑踏・乱闘の中に突っ込んでいったかのように揺れ動く画面が臨場感を増幅させている。抗争を引き起こした人間関係の描写も興味を引き、こいつらどうなるのだろう、と見守らずにはいられなくさせる。ヤクザが組織運営という地味な話を思いっきりやくざ口調で話しているのがちょっと笑えたが…。確かに前半はとくに何を言ってるのかわからないし、顔がよくわからんまますぐ死ぬので主役級以外は誰が誰かわからん。でもなんか、何が言いたいのかわかってあげたくなるのだ。だからこの映画に限ってはそんなことどうでもよしとさせてほしい。そしてなんといっても菅原文太カッコイイ!!!自分内タバコが似合う男ランキング不動の一位は次元大介であったが、このたび文太がチャンピオンになった。渡瀬恒彦も捨てがたかった。渋好みの人は必見。観ておかねば大損です。 【クリロ】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-06-30 19:26:52) |
66.観るまで、かなり抵抗あったんですが、観たら、凄い面白かった。菅原文太さん始め、今ではなかなか観れない豪華キャストですね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-16 02:08:52) |
【Dr.Tea】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-12 01:00:37) |
64.銃の反動がリアルだなと思った。あと文太かっこよすぎ。 【ネネ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-06 01:00:17) |
《改行表示》63.カメラワークやカット割が斬新で、あの音楽と共にテンポ良く映画へ惹きこまれます。 私の場合、1度目は圧倒されて、2度目の鑑賞でストーリー全体を楽しむ事ができました。 ヤクザの世界における親子の盃を交わす事とは?兄貴と舎弟の関係とは?が見事に描かれています。 豪華な俳優達の中で、特に菅原文太と金子信雄の演技に惹かれました。 【ありあ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-22 11:57:19) |
62.ドロドロした抗争の中で広能の男らしさが一際輝いてます。男だったらこの映画はみんな堪らないんじゃないですかね。あと、人間が簡単にどんどん死んでいきますねえ・・う~ん、儚い。男弁は広島弁に決定です。 【べいんびーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-12 13:04:02) |
《改行表示》61.別冊宝島でヤクザ関係をテーマにしたやつが出始めたころ集中的に観てました。 大看板になるような大物俳優陣を惜しげもなくてんこ盛りにした、まるで北海海鮮丼のような豪華作品。 しかも皆がみなカメラが回ると場面を奪い合うようにベタな濃い芝居の応酬で脂っこいシーンの連続。このへんは後のTVバラエティー『おれたちひょうきん族』でのおいしいところを奪い合っていた芸人さんたちに通ずるものがあります。 卑怯者はとことん卑怯。揃いもそろって利己主義者。そして死に様は呆気なくまさに虫けら。怒り吼える男たち。観始めていくらもたたぬうちに広能正造とシンクロしてしまうため、観終わるといつのまにか歩き方から口調まで影響されてしまう。 登場人物の相関関係が複雑な上シリーズ内で一人何役もこなしているためわかりやすさの点で難はありますが、この作品を減点する気にはなれません。 【ごりちんです】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-26 12:34:43) |
《改行表示》60.米国発売の海外版を入手(五部作揃)しました。タランティーノ以外にも影響を受けた映画人がたくさんいるのだそうです。 何度も観てきましたが、やはり「凄い」としか言えません。 MVPには金子信雄を選びます。山守抜きでは絶対にここまで面白くなってないと思います。(いや、私だって登場人物のすべてに触れたいですよ。ピラニアの皆さんも含めて) ちょっと調べましたが、ネコさん(金子のネコが通称だったそうです)死後もう10年だそうですね。 日本映画にはいくつかの奇跡がありますが、これもその一つでしょう。 |
59.畳み掛けるようなテンポのよさで一気に見てしまいました。羅列的なエピソードには好き嫌いが分かれるかもしれないけど自分は好きです。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-18 01:50:06) |
58.なんか圧倒された。俳優の演技も、好感が持てます。ただし、あの音楽は、ネタに使われてたので、何となくコメディーっぽく感じがしてしまいますねぇ。娯楽作品としては、優秀な作品です。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-07 00:06:50) |
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57.イタリアマフィアの映画と違うて、ヤクザの討ちあいは玉数が多いなぁっつーのが一番最初の感想やった。坂井のてっちゃんがかっこええ!松方兄貴の三白眼、迫力やわぁ。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-09 22:02:21) |
56.もはやパロディとかコメディ、バラエティ番組などででも聴き慣れてしまっていたあの効果音(ちゃらら~ ちゃらら~♪って) 中盤で抗争が激化してきてあのメロディが7~8連発する頃にはその日遊びに来ていた子供らがもうそのたんびにゲラゲラ笑ってしまって「もっと鳴って、もっと鳴って」って(++)、どーやらこの子らはまだ人の死ってものがわかっていない模様だ(若杉とか上田が撃たれてるとこみてそんなに面白いのか)わたしゃもうそのたんびに萎えてしもーたですよ。あんたらそりゃ仁義なき笑いだ。 結論、ストロングな物はなるべくこっそり見よう。シチュエーション整えて 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-01 23:00:00) |
55.仁義無きを謳っているだけありゴッドファーザーのような「ファミリー」とは無縁、絆など皆無の「個人同士の」縄張り争いを延々と描く。権力や感情の所在を描く力が薄弱でそこで話をわかりにくくしていると思うが、実録とはそういうことなのだろう。ヤクザ組織というよりタランティーノのように組織をあえて薄く、個人に焦点を当て、このテの映画は映像的には面白くても評価的には大ハズレすることがあるが、さすがに実話が基だという説得力があるためドキュメンタリータッチで楽しめる。シリーズを通し抗争が全て理解できればこれ以上の点もこれ以下の点を有りうるが現状はここに留めておく。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 8点(2005-12-07 05:16:57) |
54.任侠映画ってほとんど見たことなくて、有名だから見とこうぐらいで見たけど流石に面白いです。仁義なき戦い知らなくても聞いたことある音楽が人が死ぬたび流れてかっこよさ倍増。それに今こんなメンバー揃わないってぐらい個性的で若くて勢いのある俳優がいっぱい。菅原文太・松方弘樹・梅宮辰夫...こんなかっこいい映画はなかなかない。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-07 21:01:46) |
53.菅原文太こそ男の目指すべき道かもしれんじゃけん(テキトーな広島弁)。鑑賞後意味もなく広島弁を言いたくなる映画ナンバーワン! 【カイル・枕クラン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-30 23:40:43) |
52.仁義無き戦いと言うタイトルそのもの。むしろ恩を仇で返す場面がほとんどでマフィアなんか比にならないくらいの非道さ、ここまでくると極道というより非道、外道とよんだ方が良いようだ。だからと言ってどうってことはない・・・やるか、やるのか?バーン、ちゃらら~ん♪ちゃらら~ん♪・・・やったよ、おい!やっちゃったよ。この作品の素晴らしいバイオレンスの場面は他に類を見ない緊張感、そして達成感を与えてくれる。そして、やるまでの過程も結構しっかりしていて途中で寝てしまうことなんて出来無いほどだ。大まかな評価としてはこんなもんだが、俺が一番ショックを受けたのは梅宮辰夫が殺されたところだ。広能が出所してきて一緒になるんだなぁ~って流れなのによりによってわけわからん警官に殺されるなんて・・・惜しげも無く凄いことするなぁ~と。そしたら、続々主演陣が死んでいくではありませんか。俺は仁義無き戦いは結局誰もいなくなるんだなと本気で思いましたよ。 【taron】さん 10点(2005-03-22 21:40:32) |
51.わしゃ~まだまだ子供じゃけぇ、こないな映画はまだようわからんわぁ~・・・すいません 【ボビー】さん 6点(2005-03-11 18:23:22) |
50.音楽とカット割が好きです。仕事で広島に赴任してるときにはまりました。山守を殺せないところが実録たる部分だと思う。 【蘭丸】さん 7点(2005-01-03 08:31:07) |
49.【サラダパック】さんのおっしゃるように、僕も、この作品は裏から見た「戦後日本史」だと思う。ただ、あくまで印象論だけど、先に深作監督の「県警対組織暴力」を観てしまったためか、何というか粘っこい情念みたいなものが物足りなかった気がした(エンタテインメントとしてはこちらが上なのかもしれないけれど)。とはいえこの作品、最初からシリーズ化が決まっていた、いわばエピソード1なので、そうそう贅沢な期待をしてしまうのはよくないのかもしれない。早速二作目も観なくては(でも、僕の場合観る前に気合入れないと観らんないんだよねえ)。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-11-24 20:49:19) |
48.深作監督ならではの手持ちカメラのハードアクションが、戦後の秩序のない世界の中で爆発寸前の若いヤクザ達のエネルギッシュさとが巧く合さっている。ただ案外あっさりみんな死んでしまうし、人物設定や相関関係の整理が必要。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-11-23 17:07:06) |