38.あの若者2人に「イッラ~(怒)」ときたのは僕だけじゃないはず。大人の問題にアタマの弱いやつが入ってくるな!と。と、もの凄く映画の狙いにはまっておきながら、そんなにおもしろくはなかったです。飽食の現代に生きながら、「普通のサスペンスを見た」という感じです 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-25 22:11:19) |
37.おもしろかった。「死刑台のエレベーター」てタイトルがかっこいいよ、よく思いついたなって思う。ほとんど挿入曲なしで話がとんとん進む感じがよかった。昔のだからね。逆に新鮮だった、白黒も。昔の映画もたまにはいいね。ストーリーもタイトルもよく出来てると思います。 【まおあむ】さん 7点(2005-03-09 11:57:26) |
36.特別な映画である。当時、マイルスデイビスは、マラソンセッション等で名を馳せたクインテットでハードバップを確立させ、独自のミュート奏法にも神懸り的な磨きかけて、ジャズクリエイターとしても、プレーヤーとしても、最高の時期であったといえる。しかし、そのクインテットも57年には解散し、この映画へ実際に演奏を付けたのは、フランスツアーを共に回ったとはいえ、現地の人間と組んだ新規のクインテットである。まぁオリジナルクインテットにこれ以上の傑作アルバムを求める気持ちは全くないので、フランスという異国の地で、映画のラッシュを観ながら<ジャンヌモローの姿を観ながら>、即演するという新たな方法を見事に具現化してみせ、緊張感の中にも伸びやかなミュートを効かせまくるマイルスの演奏にはかなり満足している。というか、ジャズアルバムとしてもこれはものすごい傑作である。いくつかのメロディの断片を事前に用意していたとは言え、映画を観ながら、クインテットのメンバーと即興で音楽を作り上げていく、、、それがマイルスであるということも合わせて考えれば、ある意味でこの作品は驚愕すべきものだといえよう。 さて、映画もそんなマイルスの演奏と共に観ていけば、あまり細部に気が回らなくなる。いくつかの印象的なカットに合わせた隙のない演奏、ジャンヌモローの可憐かつ端正な立ち姿と共に、マイルスから彼女に対する愛の囁きの如きミュートが画面から立ちのぼる、そんな映画である。 |
35.結構印象に残ってる場面が多かった。(あのエレベーターが落ちてくる所とか、最後の写真の現像のシーンとか。)タイトル通り、エレベーターにいるうちに死刑に向かってくというのが洒落ていると思った。 【ボーリック】さん 8点(2004-06-04 23:51:23) |
34.うーん・・・。前半主に三つの視点から物語が進んでいくわけだが、どれをとってもかったるいの一言。ジャンヌはひたすら街を彷徨うだけだし、男女のカップルはあまりに自分勝手でその行動はすべてが衝動的で、こんな奴らがよく生きてこられたなぁとあきれるばかり。肝心のエレベーターの男も、まぁ脱出できない事が重要ではあるのだが、もうすこしなんとかならないものかと思う。で、後半ようやくサスペンスらしくなったかと思うと、決め手のタネもなんだか地味。印象に残ったのは全編流れてるジャズ、とにかく無表情のジャンヌだけでした。 【あさしお太郎】さん 5点(2004-06-01 07:42:32) |
33.冒頭からのめりこませてくれる展開はよかってんけど、その後ちょっと気だるくなった映画やった。味のあるサスペンスやとは思うねんけど、もひとつ盛り上がらんって感じかな。フランス語のジュテ~ム(愛してる)ってどんな感じで使うか知りたい人や、無軌道な若者達の愛と不倫な大人の愛が欲望だしすぎるとどーなるか知りたい人にはオススメなんちゃうかな。 【なにわ君】さん 5点(2004-05-02 23:59:18) |
【やぶ】さん 9点(2004-04-19 21:56:13) |
31.序盤はミステリー?という印象でしたが、途中からハプニングと誤解とすれ違いが絡み合うサスペンスに。男のキャラ設定が若干雑なのは気になるものの、女性の描写はデビュー作からほぼ完璧。最後まで気持ちいいくらい自己中心的なジャンヌ・モロー、ガミガミ怒りながらも一緒についていってしまう花屋の娘(これがまた可愛い)。ミステリーとして見れば穴が多いけれど、十分に楽しめるサスペンスでした。 【ラーション】さん 7点(2004-03-21 23:01:15) |
30.うーん、最後に残るのは「バカップルが勝手に話しをややこしくしおって」という印象です。ラストの写真が現像されるシーンはオッと思いましたが……。 【まつもとしんや】さん 5点(2004-03-10 15:05:40) |
29.実際サスペンスとしての要素はそんなにたいしたこと無い。この映画を魅力的にしているのは、ストーリーよりもむしろ登場人物のキャラクターや、音楽や、演出の力が大きい。冒頭の電話から、すでに強烈なおフランスモードに突入。軽く(?)愛を語った後、マイルス・デイビスのトランペットが鳴り響く。こんなシーンにあまり違和感を感じないのはフランスぐらいだろう。日本人がこんなセリフ言ってもギャグにしかならない。ジャンヌ・モローの気だるい語りが良い。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-02-12 14:49:32) |
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28.マイルス・デービスのトランペットがあまりにも有名。自分も最初はその評判からこの映画を知った。真犯人が物語の本筋から消えて、他人が勝手にドラマを作っちゃう展開は面白い。花屋の娘が好みのタイプで可愛いかった。 【やすたろ】さん 6点(2004-01-23 17:49:19) |
【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-01-21 01:51:33) |
26.私はフランス映画(特に古いフランス映画)が肌に合わず、面白いと感じることはほとんどない、というより理解不能と感じることが多いのですが、この映画はとてもわかりやすかったです。公開当時に見ていればきっとすごく面白く感じたと思います。今見るとテンポがのろく、筋の展開は2時間ドラマ風に見えます。 【チョコレクター】さん 6点(2003-12-03 21:53:51) |
【さそりタイガー】さん 10点(2003-12-02 18:33:53) |
24.崩れていく完全犯罪を丁寧に描いている分、今観ると少々テンポがゆるい気もする。しかし、マイルス・デイビスによるジャズも素晴らしく、最後まで飽きずに観られる。M・ルネが一本調子だったのが残念。もう少しユーモアを漂わせる演技ができていれば、味わい深さは増したのかもしれない。 【恭人】さん 8点(2003-11-28 14:03:57) |
23.フランス映画らしい雰囲気と見事な伏線。フランス映画嫌いの人にも見て欲しい秀作。 【STYX21】さん 9点(2003-11-13 20:11:46) |
22.完璧のはずであった完全犯罪もあそこまで見事に崩れ去ってくれると心地よい。主人公がどんどん追いつめられていく様はもう笑うしかない(?) 冒頭から一気にサスペンスへと引き込む演出が巧い。マイルス・ディヴィスのクールなサウンドも格好よく、'57年の映画にしてはモダンなセンスを感じた。 【きのすけ】さん 7点(2003-10-28 22:17:57) |
21.何より恋人2人が、結局最後まで顔を合わせることがなかったのが印象に残ります。ラストの写真が切なかったです。 【ピンク】さん 6点(2003-09-28 08:27:20) |
20.完全犯罪には程遠いが素晴らしいサスペンス映画です。主人公けっこう馬鹿で笑えた。あの兄ちゃんと娘のカップルは観ててむかついたので、まー、そんだけ主人公に感情移入できたってことでしょうか。映像は素晴らしいね。 【たましろ】さん 8点(2003-09-26 23:09:06) |
19.私は好きだなー。ジャンヌモローのやるせなさにマイルス・デイビスのジャズがよくマッチしてた。 【fujico】さん 7点(2003-09-19 21:19:07) |