1.なんとあのウエス・クレイブン監督の作品だったんだ! 作り自体はバカみたいなB級映画かなって思っていたら、案外、ホラーしてくれてる。別段、怖いってほどでもないけど。タイトルにもある壁の中にいる奴なんだけど、なかなかのキャラクター。しかし途中でこの少年(ローチ)殺されちまう。なんや!この辺はホラーだし、ウェス・クレイブンってとこでしょうか。終ったと思ったら、それで終らないところも流石。でも、いくら地下に閉じ込められて光りを遮られたからってゾンビにはならんだろう。あれは作り過ぎ。それに人を食うってことは共食いなんだから。ってことは何か、あの閉じ込められている人同士で、どうして食い合わないんだろう?おッーと!それこそホラーになっちまうじゃないか!☆☆☆91年作。そんなに昔の映画じゃない。古臭い感じもするけど一応「エルム街の悪夢」の後に作られた映画だよね。この監督のセンスには脱帽です。センスと言えば「8mm」に出て来そうな全身タイツのおっさんに、キレるおばはん。これも意外と言うか、何でもありですな。