1.原作は刺激の強い桐野作品の中では異色。原作が好きだったので期待し過ぎないで観たけど、かなり良かった。原作を裏切らない出来。ほぼベストキャストで登場人物の描き方のバランスもかなり良い。家族の中では母は母として扱われる。こういった事をちょっと考えさせられる。男女平等、女性が強くなって久しいが、オバタリアン達も例外じゃない。口うるさいおばさんも同じ世の中を生きる一人の人間。母親という仕事を終えた今、人生謳歌までいかなくても、また燃え盛る魂がなくてもいい。種火でも確実に燃えている魂を持って活き活きと生きて欲しい。応援しまっせ、おっかさん。