WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルースのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ウ行
 > WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルースの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース

[ウィークエンドブルース]
2001年上映時間:104分
平均点:7.24 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスコメディ
新規登録(2006-04-14)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2006-06-08)【どんぶり侍・剣道5級】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督内田けんじ
キャスト内田けんじ(男優)
脚本内田けんじ
編集内田けんじ
あらすじ
恋人のサッちゃんと別れ、寂しい週末を過ごす山本くん。金曜日、親友である健二の元を訪れ、不憫に思った健二はパチンコ仲間からもらった謎の薬を彼に勧める。健二の彼女・あゆみと一緒に帰宅途中、彼は強烈なめまいを覚える。気がつけば、なぜか彼は千葉県の津田沼の路上に倒れていた。あゆみはおらず、ふところには10万円。ワケが分からず、自宅へ帰る。健二にも相談すると、なんと今日は日曜日であると知る。果たして、失われた土曜日に自分は何をしていたのか?2人は謎に迫る。平成の若き奇才、内田けんじ監督のデビュー作。
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.映画の命は脚本であることを再認識させられる、見事な出来栄えでした! 低予算丸出しのチープな映像でも、有名な役者がいなくても、脚本と構成、そしてセンスが一流なら、充分に楽しめる映画を作れる、映画制作を志す人にとってお手本のような良作です。

序盤、アヤしい薬を飲んで記憶を無くし、その間に何があったのかを探るという展開で、もし内田監督の作品と知らずに観たら途中でリタイヤしそうでした。でも話が動き始めたら目が離せなくなり、写真の裏の住所、大金、散らかった部屋、津田沼、牛乳、そしてサムライ等、前半に散りばめられたキーアイテムが次々と後半につながって、加速度のついた面白さで一気にラスト。山本くんの「がんばりましょうよ!」が沁みましたね。

なんてことない話を、見せ方の順番や視点を変えるだけでこんなにも面白くしてしまう、しかもこれがデビュー作という内田監督の才能に、ただただ感心するばかりです。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2020-01-18 21:16:12)
4.丸一日の記憶を失った男の巻き込まれ方コメディサスペンス。テレビドラマ以下ともいえる映像を見れば一発で分かるくらいの超低予算作品。
見るのをためらわれるような映像に尻ごみしてしまうのは最初の10分くらいで、気がつけば息もつかせぬ巧みなストーリー展開に吸い込まれてしまいます。
音楽のつかいかたもなかなか良いし、何より会話や役者の表情が良い。めちゃくちゃな展開も時系列のずらしも、話の全てが伏線となって後半へのカタルシスに繋がります。そして、なんとも一筋縄でいかないひねくれたラスト。映像以外には文句のつけようがない一本。映画は脚本が命だとつくづく感じさせられます。
すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-18 14:13:26)(良:2票)
3.「運命じゃない人」の後にこっちを見た。
個人的にはこっちの方が比べ物にならないくらい良作だと思った。
作りはショボいけれど上手く構成と物語でカバーされていて気にならない。
ミステリー小説とかではありがちな内容ではあったけれど、
それを差し引いてもこの作品は特筆すべきものがあった。
邦画好きさん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-12 10:13:29)
2.映画に限らず全ての芸術は、自分の思いを他者に伝える作業だと思います。でも簡単には伝わらない。思いを100%伝えることなど不可能です。ですから少しでも100%に近づけるように創意工夫を凝らします。本作は高いレベルで監督の思いを伝えることに成功していると思います。これはもの凄いこと。低予算だろうが、役者が無名だろうが関係ない。(もっとも本作の場合、役者も文句なく素晴らしいです。その素晴らしい役者を起用したことも含めて監督の手腕だと感じます。)本作と『運命じゃない人』を観ると“内田けんじ”がどういう人間か見えてきます。物語として面白いだけでなく、ちゃんと監督の主義主張が感じられる。もう手放しで褒め称えたいです。ただ気がかりはひとつだけ。不遜な言い方で恐縮ですが、この才能を日本映画界が育てられるのかということ。大人の事情やしがらみで才能を潰さないで欲しいということです。本作と『運命じゃない人』が監督の頂点とならないことを祈るばかりです。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2006-12-07 18:49:43)(良:3票)
1.自主制作の映画を観たのは初めてですが、圧巻です。2作目の『運命じゃない人』がパルプ・フィクションの二番煎じであったといえど、邦画でよくぞここまで、と感嘆しました。偶然、近所のゲオの中古コーナーでホコリをかぶっていたこの映画のDVDを見つけ、速攻で買い、そそくさと帰りました。映像がビデオカメラ片手に頑張ったんだろうなぁ…というのがアリアリですが、脚本が素晴らしいので気にならなくなります。むしろ日常に近いリアルな映像として受け入れられるので、この映画の題材としてはむしろベストです。山本くんの表情が最高です。特にあの、「えっ!?」て首をかしげる時の表情が(笑)。例の謎の薬・サムライを一気に飲み干す山本くんを見る親友の健二くんの表情も最高です。前半は、ゆるく、ついニヤニヤしてしまう描写があり、コメディとしても儲け物です。中盤から終盤にかけて、ミステリーサスペンスとしてグイグイ謎に迫っていきます。内田けんじ監督、若いのに素晴らしい素質があると思う。自分で脚本を書き、監督もこなす。理想の映画を作る要素が備わっている。どこにでもいる青年が主人公で、登場する人物の背景描写も秀逸。今まで映画は、役者とか筋書きでしか観るかどうか判断してこなかった僕ですが、フランク・キャプラ監督に次いで、”監督買い”で映画を観る人が増えました。その人の名は内田けんじ監督です。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-07 16:39:15)(良:2票)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 7.24点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5310.34%
6724.14%
7620.69%
8620.69%
9724.14%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS