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ドリーム

[ドリーム]
Hidden Figures
2016年上映時間:127分
平均点:7.65 / 10(Review 48人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-29)
公開終了日(2018-02-02)
ドラマ実話もの小説の映画化
新規登録(2017-07-15)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2023-01-03)【TOSHI】さん
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監督セオドア・メルフィ
キャストタラジ・P・ヘンソン(女優)キャサリン・G・ジョンソン
オクタヴィア・スペンサー(女優)ドロシー・ヴォーン
ジャネール・モネイ(女優)メアリー・ジャクソン
ケヴィン・コスナー(男優)アル・ハリソン
キルスティン・ダンスト(女優)ヴィヴィアン・ミッチェル
ジム・パーソンズ(男優)ポール・スタフォード
マハーシャラ・アリ(男優)ジム・ジョンソン
オルディス・ホッジ(男優)レヴィ・ジャクソン
グレン・パウエル(男優)ジョン・グレン
オレク・クルパ(男優)カール・ジーリンスキー
浅野まゆみキャサリン・G・ジョンソン(日本語吹き替え版)
園崎未恵ヴィヴィアン・ミッチェル(日本語吹き替え版)
仲野裕アル・ハリソン(日本語吹き替え版)
村治学ポール・スタフォード(日本語吹き替え版)
脚本セオドア・メルフィ
音楽ハンス・ジマー
ファレル・ウィリアムス
ベンジャミン・ウォルフィッシュ
作詞ファレル・ウィリアムス"Crave”他
作曲ファレル・ウィリアムス"Crave”他
挿入曲ファレル・ウィリアムス"Crave”他
レイ・チャールズ"Sticks and Stones”
ジャネール・モネイ"Isn't This the World”
マイルス・デイヴィス"So What”
メアリー・J・ブライジ"Mirage”
撮影マンディ・ウォーカー
製作セオドア・メルフィ
ファレル・ウィリアムス
配給20世紀フォックス
美術ウィン・トーマス(プロダクション・デザイン)
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2.前半の人種差別部分は観ていて辛かったが話に引き込まれ、ラストまで飽きさせず上手く纏めた映画だと思う。
久々に良い映画観たなって、素直に思えるお話だった。
misoさん [地上波(字幕)] 9点(2022-03-16 00:43:41)
1.「私には差別意識なんてものは無いのよ」

と、キルスティン・ダンスト演じる白人女性管理職のミッチェルが、それが自分の本心だということを疑わずに言う。
それに対して、黒人女性としてNASA初の管理職を目指すオクタヴィア・スペンサー演じるドロシーはこう冷静に返す。

「分かっているわ あなたがそう思い込んでいることを」

愕然とするミッチェルのみならず、僕自身を含め、観客の多くがドキッとした台詞だったろう。
世界のあらゆる「差別」における最大の問題点は、あからさまなレイシストをどう排除していくかということではない。
「私は差別なんてしていない」と平然と生活をしている我々大衆の根底にある無意識の差別意識を、どう根絶できるかということだ。

「差別なんてしてない」と信じている人間に、実は存在する差別意識を認識させること程難しいことはない。
たとえそれの存在に気付いていたとしても、「知らないふり」をしていた方が、ずっと楽だし、正義を気取れるからだ。
自分自身の中に巣食う差別意識に対面し、それを認めることは、実は最も勇気が必要なことなのかもしれない。

社会に蔓延る人種差別を描いた映画を多々観てきたけれど、「“差別”が何故愚かなことなのか」という普遍的な問いに対する、分かっているようで分かっていないその「答え」を、これ程まで明確に、そして娯楽性豊かに示した映画を他に知らない。

この映画が示すその明確な答えは、あまりに潔く、的確だ。
即ちそれは、「差別」の存在が人類の進化においてあまりにも“非効率”であり、その歩みを留める致命的な“エラー”になり得るからだ。
本当に優秀な人材が、当たり前のように根付く差別意識とそれに伴う愚かな仕組みのせいで、ただ「トイレに行く」だけのために、無意味に駆け回らなければならない。
人類全体の新たな「1歩」のために、1秒、1ミリ、1グラムを追求するべく職に就く人間が、愚かな非効率を強いられることの罪深さをこの映画は圧倒的な雄弁さで物語る。

言わずもがな、キャストの演技はみな素晴らしい。
特に主要キャラクターとなる3人の黒人女性を演じた女優たちの魅力的な存在感は圧巻。原題「Hidden Figures」が表す通り、歴史の中に隠れた人達の輝かしい功績を燦然と体現している。

同年のアカデミー賞を勝ち獲ったのは、今作と同じく、社会的マイノリティの葛藤を叙情的に描いた「ムーンライト」だったわけだが、今作の映画としての非の打ち所の無さは同作を遥かに凌駕する。
世界中の誰が観ても、心から楽しめ、提示される問題の根深さを理解することが出来るこの映画の価値は極めて高い。


クラシックな車と同じく、古い「時代」とそれに伴う間違った「価値観」は時に立ち往生する。
悲しくて悔しくて、先行きままならないことも多々ある。
でも、ならば車の底に潜り込んで直せばいい、正せばいい。
彼女たちが示した勇気とプライド。そのあまりにも尊い価値に涙と多幸感が溢れ出る。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2017-10-21 22:52:07)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 7.65点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
512.08%
6510.42%
71225.00%
82245.83%
9816.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演女優賞オクタヴィア・スペンサー候補(ノミネート) 
脚色賞セオドア・メルフィ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
助演女優賞オクタヴィア・スペンサー候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
作曲賞ファレル・ウィリアムス候補(ノミネート) 
作曲賞ベンジャミン・ウォルフィッシュ候補(ノミネート) 

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