3.初めて見たのは小学校低学年。
テレビの深夜放送。
眠い目こすって見たとき、冒頭の手が切断されるシーンに絶句して、大人になるまでトラウマが続きました。
この度、40年ぶりに見て思ったのは、当時と同じく全く理解不能という感想でした。
だってこの映画、ストーリーが全くないんだもん。
子供の時見たときは、男が男を好きになるなんて全然自分の知ってる世界にはなかったし、今見ると、字幕ででた「剣」の意味も理解できる。
でも、やっぱり私は万人に理解できる映画を求めます。
これを見て、フェリーニ=理解不能な映画監督、というイメージがついてしまって、あの名作「道」を見るまでの道のりが遠のいたことを悔やみきれてなりません。