1.なんだか、おしいとこまで行ってるんだけど、もうちょいかな?って感じですね〜。闇に潜む彼らというのは結局人間誰しもが持っている、暗闇への恐怖、言い換えれば動物的な生存本能みたいなもので、そこを上手く内面に心的外傷を持つ人々へと繋げたまでは良かったのですが、もうちょっと、そういう人間の本質的な内面の描写というところを掘り下げて欲しかったなぁ・・・ホントに惜しいところで、ちょっと不気味なホラー映画ってとこ止まりになってる気がします。結局アレは全て、主人公の妄想って事でも良かったんじゃないかな?
”現実か非現実か、区別できない感じ”で全体をまとめても面白かったと思います。なので、あのラストシーンは自分としてはちょっと興ざめですね。