1.さすがのハリーハウゼンも、自分の技術を表現にどう結びつけてよいか困ってしまったのではないか、と思えてくるチグハグな作品。別にこんなところでストップモーション使わなくてもいいんじゃないのーと罰当たりな事を言ってみたくなります。まあそこはサービスと思って深く追及しないにしても---造形の工夫のなさはさすがに気になりますね。冒頭いきなり出てくるUFOが、どうにもこうにも。さらにはロボットみたいな変な格好の宇宙人が出てきてこれまた何とも。もっとデザインに気合入れてくれ。で、最後も盛り上がってるのやら盛り上がってないのやらよくわからんままに、あっけない幕切れ。いっそUFOの空襲をもっと徹底的に描いて欲しかったなあ(だって見どころはそこしかないんだもん)。でも何のかんの言っても、このテの映画には逆らいきれない・・・。