スノーピアサーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スノーピアサー

[スノーピアサー]
Snowpiercer
(설국열차/雪國列車)
2013年チェコ上映時間:126分
平均点:5.85 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-02-07)
アクションSF漫画の映画化
新規登録(2014-01-11)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【S&S】さん
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監督ポン・ジュノ
キャストクリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)カーティス
ソン・ガンホ(男優)ナムグン・ミンス
エド・ハリス(男優)ウィルフォード
ジョン・ハート(男優)ギリアム
ティルダ・スウィントン(女優)メイソン
ジェイミー・ベル(男優)エドガー
オクタヴィア・スペンサー(女優)ターニャ
ユエン・ブレムナー(男優)アンドリュー
コ・アソン(女優)ヨナ
アリソン・ピル(女優)小学校教師
クラーク・ミドルトン(男優)画家
土田大カーティス(日本語吹き替え版)
山路和弘ナムグン・ミンス(日本語吹き替え版)
大塚周夫ギリアム(日本語吹き替え版)
一城みゆ希メイソン(日本語吹き替え版)
菅生隆之ウィルフォード(日本語吹き替え版)
最所美咲ターニャ(日本語吹き替え版)
原作ポン・ジュノ(原案)
脚本ポン・ジュノ
音楽マルコ・ベルトラミ
撮影ホン・ギョンピョ
製作パク・チャヌク
配給ビターズ・エンド
KADOKAWA
あらすじ
2014年、化学薬品「CW-7」を使った地球を人工的に冷やす実験が失敗し、地球は氷河期に突入する。2031年、唯一生き残った人類は永久機関で動く「スノーピアサー」と呼ばれる列車に乗り、厳しく管理された階級制度の元暮らしていた。後方車両に押し込められていた貧困層は、カーティス(クリス・エヴァンス)をリーダーに反乱を起こす。
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1.韓国が誇る名匠ポン・ジュノの世界進出作品として、期待は高く、是が非でも映画館で観たかったのだけれど、地方の映画館では公開されず悔しい思いをした。ヒットに伴う順次公開を望んでいたのだが、どうやら興行成績的にも振るわなかったようで……。 思ったよりも良い評判も耳にすることがなかったので、失敗作なのかと危惧もしていたけれど、いざ観てみれば何のことはない、しっかりと面白かった。というよりも、しっかりと“変な映画”だった。流石、ポン・ジュノである。  SF映画としても、サバイバル映画としても、“ほころび”は多いが、それを補って余りあるポン・ジュノ監督らしい独特の“痛み”が全面に押し出されたエモーショナルなディストピア映画に仕上がっていたと思う。  舞台は近未来、進退窮まった地球温暖化を食い止めるために或る化学薬品が世界中に散布され、結果地球全土が雪と氷に覆われてしまった世界。生き残った僅かな人類は、永久的に世界中を巡り続ける列車“スノーピアサー”に乗り込み何とか生き延びている……。 という舞台設定は、何とも荒唐無稽で漫画的だ。それもそのはず原作はフランスのグラフィックノベルなのだから当然のことだろう。 原作は勿論未読だけれど、フランス産のSFグラフィックノベルの退廃感と絶望感は、この監督の作風に良い塩梅で合致したのではないかと想像できる。  列車の最後尾から先頭車両へ向かう闘いの中で、主人公が目の当たりにした“真実”の絶望と虚無は、そのまま現実世界の“真実”と重なり合い、とても心苦しく、おぞましい。  あまりに絶望的な真実を突きつけられた主人公は、そのまま虚無の深淵に陥りそうになる。 しかし、ぎりぎりのところで留まり、“希望”を繋ぎ止めようとする。 その様は確かに安直で、真実を携え生き続けてきた者から見れば、愚かにすら見えたろう。 ただ、「素敵だね」と、嘲笑を携えつつ発した最期の一言には、一抹の安堵感も垣間見れた。  どの場面においても突っ込みどころは多く、咀嚼し切れない“異物感”は終始感じる。 その“異物感”こそが、文字通りに地獄のような世界を生き続ける人間たちの殆ど崩壊しかけている精神を描き出したことの証明だとも思える。  それにしても、アカデミー賞女優ティルダ・スウィントンは、ほんとうに汚れることも老いることも惜しまない女優だな。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-24 23:59:59)
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.85点
000.00%
100.00%
200.00%
3512.20%
4512.20%
5614.63%
6921.95%
7921.95%
8512.20%
924.88%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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