クライ・マッチョのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クライ・マッチョ

[クライマッチョ]
Cry Macho
2021年上映時間:104分
平均点:6.33 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-01-14)
公開終了日(2022-05-11)
ドラマ小説の映画化ロードムービー
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タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
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監督クリント・イーストウッド
キャストクリント・イーストウッド(男優)マイク・ミロ
ドワイト・ヨーカム(男優)ハワード・ポーク
多田野曜平マイク・ミロ(日本語吹き替え版)
安原義人ハワード・ポーク(日本語吹き替え版)
滝沢ロコ(日本語吹き替え版)
佐古真弓(日本語吹き替え版)
脚本ニック・シェンク
音楽マーク・マンシーナ
製作クリント・イーストウッド
配給ワーナー・ブラザース
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1.『グラン・トリノ』を見た時の感動、というのは、これがきっと最後の監督・主演作になるだろう、という予感ゆえに感動したのか、それとも感動したがゆえにそのような予感がしたのか。今となっては渾然となってよくわからないのですが、はっきりしているのは、その予感は外れて、間遠になったとは言えその後も、現時点で2本、監督・主演の兼業をこなしている、ということで。なんという映画への情熱とバイタリティ。老人、おそるべし。
この主人公は、煮ても焼いても食えない奴だ、と思ったら、自分で主演やるんですかねえ。頑固者のイメージ。それが、自らの老いた姿とともに、映画の中に焼き付けられています。今回の主人公も、推定年齢200歳くらい(?)のジジイ。カウボーイの生き残り。かつて南北戦争でも戦ったことがある、と言われても驚かないような、そんな人。
この物語の主人公がこれほど年老いている必然性があるのか、と言われるとよくわからないけれど、とにかく、イーストウッドは「今の自分」をさらけだし、「今の自分」を主人公に重ね合わせる。御年、90歳。乗ってたクルマが不調で、車体の下をのぞき込む、そんな仕草だけでも、ゴクロウサマと言いたくなる、そんな光景となっています。
しかししかし、映画たるもの、カメラがあれば、肉体の衰えなど乗り越えた動きのあるシーンも作り出すことができる。ニワトリを追いかけるシーンの張り切りぶりなどは、映画に動きを与えるとともに、どことなくユーモラス。
少年と旅をするロードムービー、のようでいて、実はそんなに旅をしていないような気もするのですが、イーストウッドはとにかく、若い人に何かを伝えたがっている、という雰囲気が伝わってきます。何を伝えたがっているのかというと、このマッチョ教の教祖のような人が、今さらになってではありますが、マッチョだけじゃいかんのよ、と。
というか、チキン(臆病)もマッチョも、紙一重。大事なのは、勇気を持つこと。
などと言ってしまうと安っぽくなるけれど、だからこそ、言うのではなく、それを映画で表現してみせる。体現してみせる。
イーストウッドは例によってカウボーイハットを目深にかぶり、陰になった目元がよく見えないのだけど、帽子を脱いでその目元が露わになると、妙に可愛らしい瞳がそこにあって。
ジイサン、すっかり丸くなった・・・のかねえ。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-03-16 04:54:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.17%
5520.83%
6833.33%
7625.00%
8312.50%
914.17%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 5.25点 Review4人
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