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ザ・バンク -堕ちた巨像-

[ザバンク オチタキョゾウ]
The International
2009年上映時間:117分
平均点:6.19 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-04-04)
ドラマサスペンス
新規登録(2009-03-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-02-08)【イニシャルK】さん
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監督トム・ティクヴァ
キャストクライヴ・オーウェン(男優)ルイ・サリンジャー
ナオミ・ワッツ(女優)エラ(エレノア・ホイットマン)
アーミン・ミューラー=スタール(男優)ウィルヘルム・ウェクスラー
ウルリク・トムセン(男優)ジョナス・スカルセン
ジェームズ・レブホーン(男優)New York D.A.
ベン・ウィショー(男優)ルネ・アンタール
ローラン・スピルヴォーゲル(男優)
ジャック・マクギー(男優)美術館にて撃たれた仲間
ルカ・バルバレスキー(男優)ウンベルト・カルビーニ
ブライアン・F・オバーン(男優)コンサルタント
木下浩之ルイ・サリンジャー(日本語吹き替え版)
岡寛恵エラ(エレノア・ホイットマン)(日本語吹き替え版)
藤本譲ウィルヘルム・ウェクスラー(日本語吹き替え版)
田中正彦ジョナス・スカルセン(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
金尾哲夫(日本語吹き替え版)
御友公喜(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
音楽ラインホルト・ハイル
ジョニー・クリメック
トム・ティクヴァ
撮影フランク・グリーベ
製作ロイド・フィリップス
チャールズ・ローヴェン
ヘニング・モルフェンター(共同製作)
製作総指揮テレンス・チャン
ジョン・ウー
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ウリ・ハニッシュ(プロダクション・デザイン)
衣装ナイラ・ディクソン
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1.2013年には、日本国内で常識を疑う事件が2つ発生しました。ひとつは、某メガバンクが暴力団に融資を行っていたこと。もうひとつは、某餃子チェーン店の社長が、プロの殺し屋と推測される犯人によって殺害されたこと。この2つの事件からは、表社会と裏社会の距離は我々が思うほど遠くはないということを認識させられ、少なからず戦慄させられました。。。
本作のモデルは、1991年に経営破綻した国際商業信用銀行(BCCI)。独裁者を顧客に抱え、麻薬取引・武器輸出への関与、各国の諜報機関との関わりなど、出るわ出るわの悪行三昧。裏社会の組織ならともかく、世界78カ国に400拠点を構え、表社会で営業活動を行っていた金融機関がこれだけの悪事に手を染めていたということには、大変な驚きがありました。。。
本作は、そうした現実社会のトピックをエンターテイメント化すると同時に、熱い男のドラマとしてもまとめられており、さらには目を疑うほど素晴らしい銃撃戦もあり、非常に見応えのあるサスペンスアクション映画として仕上がっています。多少やりすぎな点もあるにはあるのですが、その辺りは「実話をベースにしております」という免罪符を使ってうまく言い訳しているので、致命傷にはなっていません。全体としては70年代風の骨太アクションであり、甘い要素はゼロ。主人公・サリンジャーは超絶美人の地方検事と行動を共にするも、両者が恋愛関係に発展することはありません。それどころか友達ですらなく、目的を共有し、かつ、仕事ができる相手だから一緒にいるのだという関係性は最高にクールでした。。。
また、敵方のブレーンであるウェクスラー大佐とサリンジャーの関係も激熱です。秘密警察での職務に人生を捧げたウェクスラーは、サリンジャーの将来の姿。職務のために尽くしてもそれが報われることはなかったという虚無感が現在のウェクスラーを支配しているのですが、悪を倒そうとまっすぐに生きるサリンジャーとの出会いによって、彼は再び「自分が信じるもののために戦う」という気概を取り戻します。他方、サリンジャーもまた、ウェクスラーから影響を受けます。まっすぐに戦うだけでは巨大な敵に勝つことができないということをウェクスラーから教えられ、そのことが、ラスト近くでの決断に繋がっていくのです。ドライな語り口の中に、以上の熱いドラマを忍ばせた本作の演出には、完全にノックアウトさせられました。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-01-06 00:58:02)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.19点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4513.89%
5616.67%
61130.56%
7616.67%
8719.44%
912.78%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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