4ヶ月、3週と2日のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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4ヶ月、3週と2日

[ヨンカゲツサンシュウトフツカ]
4 Months, 3 Weeks & 2 Days/4 Months, 3 Weeks and 2 Days[米]
(4 luni, 3 saptamani si 2 zile/4 luni, 3 saptamâni si 2 zile)
2007年ルーマニア上映時間:113分
平均点:6.97 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-03-01)
ドラマ
新規登録(2008-02-28)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2019-09-07)【Olias】さん
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監督クリスティアン・ムンジウ
キャストアナマリア・マリンカ(女優)オティリア
ルミニツァ・ゲオルギウ(女優)アディの母
脚本クリスティアン・ムンジウ
製作クリスティアン・ムンジウ
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7.チャウシェスク政権末期のルーマニア、病んだ国家で青春を生きる女の子のある一日。ぱっと見、国情は全く豊かでなく、補修を一切してなさそうなビル、滞りがちな物資、停電の頻繁に起こる街。薄暗くて汚い小路。官僚的でサービス精神ゼロのホテル受付の態度に共産圏の香りをびしびし感じる。国がきちんと運営されていなくとも人はそれなりに結託して生き抜くもので、学生寮にまで闇市まがいの流通はあるしバスの切符すら見知らぬ人に融通する助け合いの精神があるのに驚いた。主人公オティリアもまた、その「助けなきゃ精神」によって友人に翻弄される。だけど彼女の助け合いポリシーが揺ぎ無いんだ。胎児を処理(!)までして危険な街路を帰ってきたオティリアをけろりと食事して待つ友人。そんな相手を特になじるでなく疲れを漂わせながらも大変な一日を淡々と終えるオティリアの横顔。理不尽で厄介なことに慣れた、独裁国家の国民そのものを象徴するよう。だけどこの人たちは打ちひしがれたままでない、その後の経緯を知ってるからこそ、とても興味深く観賞できた。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-01 01:46:18)
6.全く無駄のない作りで緊迫感漂う素晴らしい映画です。生まれてくる子供を始末するのは大変な事であり決して遊びでは済まされない重大事であると改めて考えさせられました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-18 22:08:18)
5.人と人が繋がるということへの絶望感が全面に出た作品。主人公とルームメイトから、医者とその母親まで、人間と人間の間にある絶望に終始苛立たせられる。レストランでのラストシーン、うつむき続けるルームメイトと彼女を見つめ続ける主人公。その視線が映画を見る者に向けられたとき、あまりに直接的に我々は自分を批判的に意識させられ、そのまま唐突なエンドロールに投げ込まれてしまう。鑑賞タイミングを間違うと酷い事になりそうな一作。
楊秀清さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 19:22:30)
4.つきあいで見ました。導入部が分かりにくくて「・・・?」と思っているうちにだんだんと進行しつつある事態と社会状況が見えてきます。きょうも世界のあちこちで繰り返されている事態をあくまでも奇跡抜きで追っていき、見る者をハラハラドキドキで消耗させていきます。どうしようもないルームメイトを演じた役者さんは迫真の演技でダメダメさ加減を出していました。結末はどうであれ、ともかくも映画が終わってほっとするやら力が抜けるやらで疲れました。
きのう来た人さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-14 05:39:55)
3. 完全予備知識0(ゼロ)で観たせいか、なんだか銀河鉄道999で、どこかよその星に行ったような気分になった。
 この映画を日本へ持ってきた配給会社は凄い賭けをしたと思う。
 全編主人公追っかけの雰囲気は、どことなく「バッファロー66」に似ているが、本作は限りなくリアリティを追求している。DVDに吹き替えを入れなかった理由が分かる。
 親友じゃなければ絶対に成り立たない会話のやりとりは、国、時代を越えて、今の日本のどこかでも聞こえてくるような気がする。
 でもタイトルの「4ヶ月、3週と2日」って……やっぱりズルいよ、嘘ばっかついて! もうじき5ヵ月じゃん?!(←半分冗談)
 
クロエさん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-07 12:06:07)
2.いや~ リアルでした~ 秀作ですね!.. 主人公が “とろい” ルームメートに振り回されるあたりや、恋人との絡みが 秀逸.. 映画として、演出として、すばらしい~..
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-16 13:07:59)
1.初ルーマニア映画がカンヌでパルムドールを撮った映画、いやぁ、すごかったです。実話ではないんだけども実際に法律で禁じられていたことを取り上げてよくやってくれたと思います。妊娠してしまった恐怖で物事を深く考えることが出来なくなったガビツァのバカさ加減にはちょっと腹立ってきましたけどオティリアのキャラでなんとか抑えれました。この映画を見てるとほんと女性が可哀想に見えます。男は中絶は手伝うから後の処理は自分でやれな感じでさっさと逃げてしまい女二人で後処理をしなければならない光景はほんと残酷でした。寝不足で見たせいかぶれる画面でめっさ眠たくなりましたけど見終わった後の印象というのはズバ抜けて残るすばらすぃ映画でした。
M・R・サイケデリコンさん [映画館(字幕)] 8点(2008-04-01 23:01:15)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.97点
000.00%
100.00%
225.88%
300.00%
400.00%
5411.76%
6411.76%
7823.53%
81338.24%
912.94%
1025.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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