リスボン特急のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リスボン特急

[リスボントッキュウ]
A Cop
(Un flic)
1972年上映時間:100分
平均点:6.18 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-12-16)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
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タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん
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監督ジャン=ピエール・メルヴィル
キャストアラン・ドロン(男優)コールマン
カトリーヌ・ドヌーヴ(女優)カティー
リチャード・クレンナ(男優)シモン
リカルド・クッチョーラ(男優)ポール
ジャン・ドサイ(男優)
ポール・クローシェ(男優)
久富惟晴(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
荒砂ゆき(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
臼井正明【俳優】(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
長谷川弘(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本ジャン=ピエール・メルヴィル
音楽ミシェル・コロンビエ
撮影ワルター・ウォティッツ
配給東宝東和
編集ジャン=ピエール・メルヴィル
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【クチコミ・感想】

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1
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13.小学生の頃に観たいと思ってからウン十年、念願の初鑑賞となりました。犯行時に犯人達は一言も語らず非常ベルや列車の音のみが響いています。丹念な描写とあいまって見入ってしまいました。
そして全編を通じて登場人物全てが必要最小限しか語りません。しかし、その胸の内の溢れ出そうな想いは分かるのです。犯人一味のリストラされた重役とその妻、頬を黒い涙が伝っているゲイの情報屋、スコッチを空けるコールマン、シモン、カティのスリーショット等々。監督の力量と言えるのでしょう。
「刑事が人間に抱く感情は疑いと嘲りだ」と言い放つのとは裏腹さで現実を受け入れているラストシーンのコールマン。「因果な商売だが、これが私の仕事」との胸の内が想像されました。子供時分に抱いた憧れは薄れていますが、本作のドロンは素敵でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-19 15:07:50)(良:1票)
12.冒頭。一台の車をフレームに収めながら追うカメラ。無言のまま銀行強盗がはじまってゆく。その語りッぷりのうまさに、熟練した監督の手腕を見る。ストーリーはたいしたことはない。サスペンスにとって重要なプロットも普通だ。だけど、材料から考えれば当然凡庸な作品になるはずのこの映画を素敵な映画にしてるのが、監督や俳優のうまさだ。一言で言ってしまえば「雰囲気がいい」。こういう老獪な映画は、すこし渋すぎるのが気になるが、曇りの日に見ればそんなことも気にならない。フランスらしい、適度にひねくれた作品だ。
wunderlichさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-23 22:36:47)(良:1票)
11.何も語らないのに、多くを語っている、目は世界共通の言語であると確信に至る。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-23 21:38:09)
10.不必要な台詞を極力排し、いや、ひょっとしたら必要な台詞すら排しているのかも知れません。しかし目配せや、時には静かに見つめあい、時には睨み合う目が凄く印象的な作品。それで伝わってくるものもある。非常に地味な演出ですが、見事にそれに応えるキャストの静かな好演が素晴らしい。この雰囲気のままラストを迎えますが、アラン・ドロンの様々な思いが入り混じったように見える無表情とその目がまた印象に残ります。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-13 21:06:48)
9.アラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーブとフランスを代表する大スターの競演てことで借りてきたものの、期待が大きすぎたかもしれない?いかにもフランス映画らしい雰囲気が感じられて嬉しい反面、何か物足りなさも残る。サスペンス映画として観るよりは犯罪映画として観る方が正しいのかもしれない。全体な空気、俳優陣の演技も悪くはないし、むしろ、アラン・ドロンもかっこ良い。ただ、アラン・ドロンて俳優に関しては刑事よりも悪役の方が向いてると思うし、私は断然、好きです。それとリスボン特急とタイトルにあるにも関わらず特急内でのやりとり、緊張感もいまひとつな感じがしてやはりちょっと物足りない。カトリーヌ・ドヌーブの悪女ぶりに関しては良かったと思う。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-25 17:50:28)
8.『サムライ』と並ぶメルヴィルの最高傑作!だと思う。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-12 00:25:06)
7.今回初めての鑑賞。特急列車とヘリでのシーンは今観ても迫力あり。
電柱もトンネルも何十分も高速で走ってもない。2回目鑑賞。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-06 18:19:50)
6.色々詰まってる割に面白味に欠ける内容。全体に煩雑としていて、人間関係も分かり難い。銀行強盗犯を積極的に追うわけでもなく、そこらの犯罪の処理をしてるだけに見える緊張感のなさ。車を運転してるシーンが多いが、直線で走っているのにハンドルをやたら動かすのはどうしたものか。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-05-28 17:55:39)
5.アラン・ドロンがカッコイイのは認めるけど、展開・内容が陳腐なのは否めない。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-29 04:32:34)
4.か、かっちょいい~! とシビレまくった初見参時。でもその後、『サムライ』や『ギャング』を見るにつけ、これが必ずしもメルヴィルの代表作といえるものじゃないことを確認…。けれど、冒頭の雨と風に揺れる木々の中を男たちが車に乗り込むシーンの素晴らしさだとか、カトリーヌ・ドヌーブの超絶的美しさだとか、見どころはいっぱいだし、やっぱりかっちょいいよなあ、この映画。
やましんの巻さん 7点(2003-08-25 18:26:41)
3.車を運転するアランドロンの顔がアップとなるラストシーン。すすめられたガムさえ視線に入らない表情で首を横に振る。二枚目俳優ではない、本当にいい男を演じた。全編を通していかにもフランス映画らしいブルーの色調が濃く、それがまた大人の男に似合う。エンディングの粗い画面に主人公の心情が痛いほど表現されている。
天地 司さん 8点(2003-01-29 15:24:30)
2. リチャード・クレンナ一世一代の儲け役…だったんだが、主役ってガラじゃないのでドロン、ドヌーブと全く釣り合っておらず、出番の多さの割には二人に完全に喰われている。この無念は「ランボー」シリーズ(トラウトマン大佐役)で果たした…のか?もっと無念だったのはコレが遺作となった、フィルム・ノワールの雄ジャン・ピエール・メルヴィル監督かも。
へちょちょさん 6点(2003-01-05 07:03:34)
1.パンフ出てきて思い出しました。最近、有線ですらやってないね。A・ドロンとC・ドヌーブ、全盛時代の美男美女をもういちどみたい。
ちょうじさん 6点(2002-01-23 15:45:46)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.18点
000.00%
100.00%
215.88%
300.00%
415.88%
515.88%
6635.29%
7635.29%
8211.76%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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