85.本作を面白いというレビュワーをモチロンいるため、あまり感情的にはなりたくないのだが、これはさすがに酷すぎるの一言。 あまりの下品さとタチの悪さに怒りを通り越して呆れるばかり。面白さと下品さを勘違いしているのではないか。そうは言っても、笑えるシーンもいくつかは見受けられたが、やはりこの映画の製作者の神経を疑わざるを得ない。 観る人を選ぶのか、それとも自分がこの手の映画を面白くないと感じるようになったのかは分からない。しかし、同じブラッカイマー製作でも「ビバリーヒルズコップ」は面白いと思っているのだが。 あまり論評する気も起きないのだが、面白くないとする根拠を挙げないと議論にならないと思うので、こんな映画にマジになるなという批判もあろうが、いくつか理由を挙げてみる。 ①面白くもないのに無駄に長すぎる。こんなしょうもないストーリーにどうして146分も必要なのか理解に苦しむ。100分以内に押さえて、より緊迫感を出したり、テンポ良くすべき。 ②死体で遊ぶな。死体をおもちゃにしすぎ。死体をクルマで轢くシーンを見て誰が面白いと思うだろうか。死体に限らず、死体を切り刻んでテーブルに置いたり、電車で轢いたり、爆破したりとやっていいことと悪いことの区別もあろう。 ③無抵抗の人に対する態度。ボーイフレンド、耳を吹っ飛ばされた人、店内をメチャクチャにされた人に対する彼らの態度は常軌を逸している。単なるいじめにすぎない。マイクの「俺タチはデカだ」というセリフが虚しく響くだけ。 ④マイク、マーカス、警部の関係。「ビバリー~」ではいがみ合いながらも心の底では信頼感で結ばれていた。本作では、警部と二人には信頼関係などないようだが、マイクとマーカスの関係に信頼関係等が感じられず。こいつと相棒を組んでてよかったという「すっきり感」がまるでない。そのため相棒解消や転属願いなども浮いてしまっている。 ⑤ストーリーや人間関係等が無駄に複雑になっている。何を狙っているのかがまるで分からん。どうしようもない映画なのに何故ここだけ頑張るのか分からん。頑張る部分が間違っている。もっとストーリーをひねるなり、サプライズさせるなりにすべき。 ⑥ラストのキューバ絡みは警察の仕事ではない。もはや説明不要。 以上の問題により、本作で得られるはずの、すっきり感やアクションの凄さなどが損なわれる結果となっているのではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 0点(2005-07-03 20:18:14) (良:2票) |
84.CGか実写かの区別もつかないほどの、ド肝を抜かれるスピード感溢れる凄まじいカー・クラッシュ。このシーンは、まさにアクション映画専門監督M・ベイの面目躍如たるものあるが、全編を通してみると、彼らしくアクションはプロ、それ以外はまったくのシロウトだということが、今更ながらより顕著に感じてしまう。彼のモタモタした演出は冒頭のツカミから既に始まり、次々と場面転換していくそれぞれのシーンの尻切れトンボな中途半端さや、何の脈絡も無いエピソードの羅列に、話の本筋は一体何処にあるのかとイライラが募るばかりで、しかも上映時間は呆れるほど長いときた!この演出家不在、脚本家不在の“もの”が、果たして映画と呼べるのだろうか?まさに“映画のようなもの”、もしくは“映画もどき”とでも言いたくなるが、その徹底した破壊のド派手さだけは一見の価値あり。 【ドラえもん】さん 6点(2003-12-02 00:28:31) (良:2票) |
83.とにかく何もかもが過剰! ・下品過ぎるギャグの応酬。死体を小道具として使ったり、下ネタやネズミのギャグのしつこさ。 ・車に乗れば常にカーチェイスが発生し、その度に車を壊しまくる。 ・銃撃戦の火薬の量の過剰さ。戦争映画かこれは。 ・延々と続くアクション、アクション、またアクション。 ・警官とは思えない悪ノリの数々。クスリをやった後のマーカスのふざけっぷり。 そもそも「バッド・ボーイズ2バッド」って何。悪い奴ら2悪い。とにかく悪い奴らなので2回言いましたみたいな。笑 ひたすらふざけ倒した馬鹿馬鹿しい映画だが、ここまでやられると逆に清々しい。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-09-07 10:59:04) (良:1票) |
82.映画を見ている最中に、つい別の映画を連想してしまうってことは、正直あまり感心した見方じゃない。それはそうなんだけど、ここまであからさまに『リーサル・ウェポン』シリーズの設定をパクり、ジャッキー・チェン『ポリス・ストーリー』のクライマックスシーンをパクり、あの映画この映画からパクりまくって、それを芸もなくただ派手につなげただけののこシロモノは、「ああ、ここはアレか」とか「ケッ、これってアレじゃん」とか連想していかないことには、とてもまともに見通せない。唯一の救いは、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスというスターの魅力だけど…。でも、映画館は結構アツイ雰囲気で、何だか自分がスレッカラシの嫌味な映画マニアみたいな、実にイヤ~な気分にさせられたです。やれやれ。だからこの作品をはじめ、ジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイ監督のコンビ作は、「映画」というより「イベント商品」として、あるいはテーマパークのアトラクションみたいなものとして接するべきなんだろうな。そう言った「商品」的価値を認めるのにやぶさかでないものの、それでもやはりこの作品には、おのれがパクッた映画に対しての敬意も愛も仁義も感じられない。許せない! 【やましんの巻】さん 3点(2003-12-02 19:17:40) (笑:1票) |
81.お金はかかってるんでしょう、アクション頑張ってるんでしょう。でも、主人公たちの共感を許さないワルノリが悶絶レベルで-10点にしたいくらいです。死んでくれないかな、この二人・・・と不謹慎ながら思ってしまいました。アクション映画に常識を求めるなと言われそうですが、いちいちカッコつけながら人間撃ちまくり・殺しまくりな姿(それでもって、自分には一発も弾が当たらない!)にはヒキますよ。それと、時間が長い!クスリとも笑えないコメディシーンを全て削って、コマンドーと同じ90分にまとめてください! 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 1点(2019-05-31 22:32:22) |
80.金のかかった映像は凝りまくっていてひじょうに見応えがあるのだが、カーチェイスや銃撃戦など長過ぎて飽きる。100分くらいにまとめれば傑作になったかもしれない。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-11-23 20:42:04) |
79.午後ローが上手く纏めてくれたお陰で、絡みやアクションが爽快に見えた。一般市民の犠牲や迷惑を、全く顧みない主人公らの破壊行為はどうかと思うが、前作よりは楽しめました。 【真尋】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-06-18 04:02:40) |
78.たぶん、短いシーンを見ただけなら「カッコイイ」と思えるのだろうが、全体的なストーリーが無茶苦茶。いくらアクションが凄くても、これでは主人公に感情移入できないよ。まあ、マイケル・ベイが撮る映画は予算に関わらずコメディ(あるいはB級映画)として観るべき、という意見もあるので、そこまで深刻に考えてはいけないのだろうか。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-04-12 23:09:48) |
77.なかなか良かったB級映画が続編でC級、D級になってしまった!っていう現象は良くありますが、この映画にかんしてはF級くらいまではすっ飛んで仕舞ったのでは無いでしょうか。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-02 23:48:09) |
76.悪の組織を捕まえるためには、他の善良な市民の犠牲も厭わないぜ!と言わんばかりの演出。正義と悪というより悪と悪の構図、モラル完全度外視。これぞとばかりにソリッドなアクションを視覚的にみせるのはいいけどね。 【ノマド】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-01-10 02:50:49) |
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【Dr.Tea】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-23 10:52:22) |
【くまさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-24 01:38:13) |
73.一番タチが悪いのは、軽いノリで人を殺したり死体を扱って、しかも全然笑えないでムダに長い映画。この映画はまさにそれの代名詞。CGとかの進歩、残酷描写へ利用する奴等が出てくるだろうなあと思ってた矢先「はいやっぱりやったねお前ら」って感じです。作った奴等がバッドボーイズ。 |
72.何も難しい事は考えずに派手な車で派手なカーチェイス、綺麗な海に綺麗な女の子、型破りな刑事の派手な銃撃戦を楽しむ映画。ただグロ要素はあまりいらない様な気がする。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-25 05:17:25) |
71.劇場で見たのは中学生のときだったので結構楽しめた。とはいえ、「アルマゲドン」以来大作監督然としてしまったマイケル・ベイにもはや前作のようなこじんまりとしたアクション映画など撮れるはずも無く、とにかく全体的にやりすぎ感が強い。脚本も脚本家のグレードダウンから出来は明らかだし、個人的には前作以上にマーカスに見せ場がないのにもがっかりした(ギャグも前作に比べると下ネタが多く、笑えない)。いっそのことアクションシーンの半分は次回作のために取っておいた方がまだマシだったのでは。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-11 23:22:18) |
70.テレビ鑑賞なので全部は見れてないのであまり多くは語れないけど、あえて言うならこの映画にも「ザ・ロック」にも「アルマゲドン」にも「パール・ハーバー」にも共通する部分がある(と思う)のに評価がバラバラなのが面白いなあーと思う。 【8823】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-05-11 01:00:23) |
【ラスウェル】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-05-08 12:10:18) |
68.所謂メジャーリーグと日本のプロ野球の違いと言うのは、今やハデさの違いぐらいだ。 スター選手のレベルは均衡し松井に代表する年俸の多さは、 やがて追いつかんとする勢いだ。 この作品も例に漏れず映画製作環境の違いはあれどハデな事この上ない。 所かまわず拳銃をぶっ放しスーパーカー紛いの車を犯人追跡で乗り回し 市民の迷惑も省みずやたら滅多ら壊し尽くす。 アクション映画の見せ方として徹底的な娯楽を追及した結果この様なハデが売り物の (ハデな事しか売りの部分が無い)作品を輩出してしまった。 映画だから・・・架空の娯楽だから・・・観客のド肝を抜こう・・・。 それだけの理由でこうもハデさの中に 無神経な程下品な描写の連発には正直反吐が出る。 ・・・さて邦画に目を移すと昨近この様なハリウッド流下品映画のパクリを 平然と世に輩出し始めている。 『踊る大捜査線~』シリーズを始めとした莫大な予算を注ぎ込み アホなシナリオとハリウッド映画のパクリによってハデさを売り込み メディアを巻き込み善良な市民を洗脳し巨大な映画産業を形成しつつあるのだ。 この作品を目にしてその様な未来の邦画環境が憂えてならない。 |
67.あまりにもひどかった前作よりはまし。しかし、マーティン・ローレンスの空回り+足引っ張りぶりは前作以上。キャラ勝負のはずの作品に、何であんなのがいるの? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-08 00:28:47) |
66.前作の方が良かったかも。2らしく受け狙い過ぎなシーンが多いし。でもやっぱりボカーンドカーンって言うのはなんだかんだ観易い(笑)。 【将】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-05-07 22:30:57) |