死滅の谷のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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死滅の谷

[シメツノタニ]
Destiny/Between Two Worlds
(Der Müde Tod)
ビデオタイトル : 死神の谷
1921年上映時間:100分
平均点:8.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1923-03-30)
ドラマラブストーリーファンタジーサイレントモノクロ映画
新規登録(2004-12-25)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2023-11-03)【Yuki2Invy】さん
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監督フリッツ・ラング
キャストリル・ダゴファー(女優)ゾベイデ/アンナ・フィアメッタ/チャオ・チェン
ヴァルター・ヤンセン(男優)フランク/ジョヴァンニフランチャスコ/リャン
ベルンハルト・ゲッケ(男優)死神
ルドルフ・クライン=ロッゲ(男優)
脚本フリッツ・ラング
テア・フォン・ハルボウ
製作エリッヒ・ポマー
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【クチコミ・感想】

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3.逃れられない宿命に立ち向かうという、ラングの作家性が早くも発揮されている初期の名作。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 8点(2017-10-10 13:48:44)
2.気味の悪い男と知り合ったカップル。彼氏は忽然と姿を消し、彼女は彼氏を捜し求める・・・って、おお、まさか『恐怖のレストラン』の元ネタがフリッツ・ラングだったとはねえ! というのは勿論勘違いでした。ははは。気味の悪い男の正体は死神。ああやっぱりねえ。で、映画はここで突然、愛と死にまつわる3つの幻想譚よりなるオムニバスとなります。この3つのエピソード、オソロシク一般性に欠ける話ばかりなんですが、意外な構図の切り取りや、大胆な(大胆すぎる)特撮のオンパレード、かなりリキ入ってまして、圧巻です。第三話が特にハチャメチャなSFX超大作。ドサクサ紛れに一反木綿まで登場(?)、いろいろヘンな部分もあるのですが、「とりあえず」圧倒されます。しかーし。もし映画がこのまま終わっていたのであれば、オムニバス特有の散漫さが映画の印象を薄めていたところかも知れないんだけど、この3つのエピソードに続く「彼氏を救う最後のチャンス」のエピソード、コイツが曲者でして、日常から遠く離れた3つの世界を他人事のように楽しんでいた我々を、いきなり身近な世界へと引き戻し、現実における「死」を突きつける・・・あくまで幻想的に幕を下ろすラストではあるのですが、突然冷たい手が伸びてきて頬を撫でられたかのような、ゾクリとした感覚があります。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-21 23:52:50)(良:1票)
1.「第七の封印」+「イントレランス」というところでしょうか。魔法・死神・ゴースト何でも御座れの超絶ファンタジー。特に幽霊たちが行列を成して冥界へと旅立って行くシーンが圧巻で、1921年という時代にしてこの物凄いイマジネーションの連続は、さすが後にあの名作「メトロポリス」を撮る人だけのことはあります。(Der Mude Tod=疲れた死神)原題が指し示す通りこの映画の死神は自分の役目にウンザリして嘆き苦しんでいるという、ベルイマンの映画に出てくる死神とは打って変わって好印象。物語の底辺にあるのは死のイメージで、テーマはずばり愛の力だと思います。何とも摩訶不思議で観終わった後に不思議な印象の残る、まるで夢のような映画でした。
かんたーたさん 8点(2004-12-30 12:19:02)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.00点
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600.00%
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84100.00%
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