12人の優しい日本人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 12人の優しい日本人の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

12人の優しい日本人

[ジュウニニンノヤサシイニホンジン]
1991年上映時間:116分
平均点:7.39 / 10(Review 292人) (点数分布表示)
サスペンスコメディ法廷もの犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化パロディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-14)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督中原俊
キャスト塩見三省(男優)陪審員1号(女子高体育教師)
相島一之(男優)陪審員2号(会社員)
上田耕一(男優)陪審員3号(喫茶店店主)
二瓶鮫一(男優)陪審員4号(元信用金庫職員)
中村まり子(女優)陪審員5号(商事会社庶務係)
大河内浩(男優)陪審員6号(セールスマン)
梶原善(男優)陪審員7号(タイル職人)
山下容莉枝(女優)陪審員8号(主婦)
村松克己(男優)陪審員9号(歯科医)
林美智子(女優)陪審員10号(クリーニング店おかみさん)
豊川悦司(男優)陪審員11号(自称弁護士)
加藤善博(男優)陪審員12号(スーパー課長補佐)
久保晶(男優)守衛
近藤芳正(男優)ピザの配達員
原作三谷幸喜
脚本三谷幸喜(三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ)
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「 ピアノ・ソナタ 15番ハ長調 K545」
撮影高間賢治
戸澤潤一(キャメラオペレーター)
製作日本テレビ
企画成田尚哉
日本テレビ
配給アルゴ・ピクチャーズ
美術稲垣尚夫
衣装宮本まさ江(衣装コーディネーター)
編集冨田功
冨田伸子
録音志満順一
渡部健一(効果)
その他東京テレビセンター(協力)
東京現像所(協力)
日本テレビ(提携)
あらすじ
もし日本でも陪審員制度があったら・・・ ある事件で集まった名前も顔も知らない十二人の日本人。 被告が女性で若くて美人でお肌がつやつやしている事もあり、判決は全員一致で無罪。 さあ終わった、よし帰ろうというとき、疑問を持った一人が有罪に変えてしまった。 ここから始まる大論争。鼻血を出す者、ヒステリーを起こす者。果たして判決はどうなるのか?
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
215.ワクワクドキドキ楽しんで観れました
afoijwさん [DVD(邦画)] 6点(2023-03-17 20:26:12)
214.よくできた映画。

冒頭の何気ない飲み物の注文シーンから、各キャラの特徴を表して、
緻密に練られた感がある。

ところどころに散りばめられた「小ボケ」にリアクション・ツッコミをするキャラがおらず、
スルーされるのがシュールだったが、元が舞台みたいなので、それならば納得がいく。

議論が進むにつれて、有罪派・無罪派の形勢や、
各キャラへの心象も変わっていったので、
その点も楽しめた。
2年で12キロさん [DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 09:47:24)
213.被告の姿を描写しないことによって、被告への感情移入をしにくくし、荒唐無稽意味深長な話し合いの「コメディー性」を際立たせて「本家」との差別化を図ったのは見事だが、いかんせん役者達の無計画なオーバーアクトは「笑いのツボ」であるはずの陪審員達の「シュールなリアリティー」を駆逐し、その芝居の甘さを「アクの強さ」だけで押されても、正直どこで笑っていいのか分からなかった。 リアリティーを失ってしまった陪審員達の話し合いは、「劇団員の楽屋のリハーサル」程度にしか見えず、評決の行方などもドタバタの中で、もうどうでも良くなった。 「本家」が偉大なる傑作なだけに、パロディーにもそれなりの完成度が求められる。 そしてその間には、まだ太平洋ほどの溝があいていたように思う。 随所に「本家」をリスペクトしたシーンも含まれてはいるが、焼け石に水だ。 日本人の滑稽さをペーソスのある笑いで描こうとしたのは分かるが、かなり消化不良。 今さら言っても遅いが、このテーマならむしろ伊丹十三監督あたりの得意分野だったのではないか。 もっと頑張れよ日本映画。 キビシ過ぎるか。
Berettaさん [DVD(邦画)] 4点(2022-06-12 17:13:03)(良:2票)
212.『十二人の怒れる男』に敬意を払いつつも、ミステリとして見れば、いかにも予定調和で素朴過ぎるだろう、と言わんばかりに、二転三転、ツイストを加えまくった陪審員劇となっています。
そもそも、鬱陶しい人物を12人も集めて、ひたすら鬱陶しいやり取りを繰り広げさせたら、それだけで面白い劇になるだろう、という読みは、確かにその通りで、確かに「ああ、鬱陶しいなあ」と思いながら、ズルズル引き込まれてしまう。バカミス風のアイデアも様々に盛り込まれて。
ただ、こういう、一つの部屋を舞台に延々と繰り広げられる会話劇、光景が大きく変わらない以上、撮り方にも相当に神経を使う必要が出てくる。何を撮りたいのかよくわからないような気の抜けたショットが混じってしまった途端、ガックリきてしまうのも、事実。
1957年の映画が96分にまとめられていたのに対し、こちらは内容が膨らんだ分、尺も長くなって116分。傷も、多くなりがち。
密室劇で緊張感を貫くって、やっぱり難易度高いですね。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-09-22 21:15:50)
211.思ったより面白かった。日本が陪審制度を導入したらこんな風になるんだというのがよく分かる。最後までおどおどして自分の意見を言わない人とかありがち。やはり日本人には、陪審員制度より裁判員制度のほうが合っているのがよく分かる。
二転三転するストーリーもよく出来ていて面白い。
(2020年9月再鑑賞。7点→8点へアップ。)
やはり面白い。改めてみると、ものすごくよく出来た脚本なのが分かる。それを演じる俳優さんたちの演技も、演技と感じられないほどの出来栄え。こういうのってすごく難しいことなんだけど、この作品では見事にこなしていて素晴らしい。
各キャラクターはいささか誇張されすぎているが、日本人の特徴をよくぞ描いており感心させられる。人の意見を聞く→自分の意見を言う→妥協点を見出して解決に導くという大事な、しかし当たり前の訓練を、学校や社会で学んでこなかったツケの象徴のような人々が出てくる。対話拒否やらメンツやらでぐちゃぐちゃになってしまうところを、奇跡的にうまくまとめている。しかも笑えるコメディー要素もふんだんに出てくる。傑作。
mhiroさん [地上波(邦画)] 8点(2020-09-13 17:47:26)
210.そろそろこういうのもパロディーというかコメディーとして見れなくなるよなあ。
所詮人間の判断基準なんて自己の体験・経験に基づくものだし、論理的に判断する方が少数だろう。裁判員制度が始まったら、皆マジメにちゃんとやるのかなあって思うと、ちょっと怖いね。
<追記>13年ぶりに再見。人間の認識・判断能力がいかにいい加減かというのを巧みに描いているある意味怖い作品だと思う。これは日本人に限った事ではないだろう。
東京50km圏道路地図さん [DVD(邦画)] 7点(2020-09-10 11:33:32)
209.12人にそれぞれきっつい個性があって非常に面白い。二転三転が面白いのだが、ちょっと長いかな。途中30分くらいは中だるみな感じ。誰が有罪で誰が無罪を主張してるのか判らなくなるし、どーでもよくなる。最後にオチがついて纏まってるだけに、惜しい作品。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 6点(2019-09-08 22:33:09)
208.パロディかと思って、侮っていたら、とんでもない! すばらし~い!! 脚本がイイですね~ どんでん返しもほど良く、観てて気持ちイイー! “ 次の展開で何かある ” と思わせて、その期待に全て応えてくれる! 完璧です! 「十二人の怒れる男」を知っている人も、そうでない人も堪能できる秀作! オススメ!! (本家より面白いかも~)
コナンが一番さん [ビデオ(邦画)] 9点(2017-11-23 16:38:53)
207.密室劇は面白いのだけど、時代もあったというか、今の人たちがやったらもう少し論理的に話が進みそうな気もします。
そこでリアリティが得られるかでしょうか。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-22 07:32:05)
206.脚本が本当によく出来ている。コメディや謎解きも交えながら人物描写も素晴らしい。
あり得ないが自然な展開。とても面白い作品だと思う。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-07-09 15:02:12)
205.大好きな映画。
12人が議論するが、誰が主人公なのだろう。
わかった!
そうか、あの人だったんだ(ヒントはリンチの『TP』)。
激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 10点(2016-01-31 11:33:09)
204.12人が事件について話しあっている、それだけでも面白い映画はできるんだなぁと関心。俺も会議の席では無駄に反発して、この映画のような面白い会議を目指そうと思ったが、迷惑な話なので未だに実行していない。
六爺さん [映画館(字幕)] 9点(2016-01-29 14:33:56)
203.「十二人の怒れる男」の合わせ鏡のような展開で、一人だけ強硬に有罪を主張した人が徐々に追いつめられる終盤は尻上がりに面白くなる。でも、初めに無罪を支持した人たちがいずれも明確な説明ができないというのは、日本人の優柔不断さを表現したかったのかもしれないが物足りない。10人も揃っていれば、一人ぐらいは理路整然と説明して相手に反論する人がいてもいいと思うし、その方がもっと深みが出たんじゃないかな。それ以外は全体的に面白くまとまっている。まあ、もともと本家「…怒れる男」があっての話だけど。「竹脇無我の無」とか「ダヨーンのおじさんの似顔絵」(全然似てない)は、ヒッチコックのカメオ出演的な遊び心があって、いいと思うよ。
風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-27 12:37:42)
202.セリフを覚える位何回も観ました。
たまに観たくなって借りてくると、返すまでに最低3回は観てしまう。
何回観ても飽きないし、きまって同じ所で笑ってしまう。
ピザの場面では何度観ても「ああー」ってなっちゃう。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-18 21:49:32)
201.この手の映画に映画のスケールの大きさを求めてはいけないのだろうが、正直全てが会議室のみで行われているため、テレビドラマの規模を超えていない。ただ、内容は面白かった。二転三転するあたりが、三谷幸喜らしさがでているし、見ていてイライラしてくるほど、ああ、いるいるこういう人、こういうのが確かに日本人らしいという、キャラクター1人1人がしっかり作られていて、それらのキャラクターだったらこういう発言になるだろうという、キャラが勝手に脚本を作ってくれたという感じ。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-09-16 11:24:35)
200.発想が面白いです。物語の内容もとてもよかったです。三谷幸喜脚本・監督でさらにコメディ調の「12人のちゃらんぽらんなイタリア人」とかも見てみたいですね。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-23 19:01:31)
199.これは面白い。観るべき作品。十二人の怒れる男とは全く別物なので、十二人~を観てても観てなくても楽しめると思います。絶妙な展開、配役、これはさすがとしか言いようがない。やはり三谷は才能あるよなぁと思わされた。ただ「ちょっと強引過ぎんじゃね?」と思う部分はあった、でもこれって陪審員=素人さんらの集まりって設定だしね。まぁ気にしても仕方ない部分じゃないか と。
ライトニングボルトさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-07-01 10:49:00)
198.三谷幸喜で唯一じゃないかな?これは面白いし、大好きな作品です。
Junkerさん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-21 17:16:44)
197.随分前に休みの昼間にテレビで放映してたのが初鑑賞だったな。その時はタイトルも前知識なく観出し、すぐに『怒れる』のコメディだとわかったけれど、私は本家よりも気に入った。たぶん物凄く『日本人あるある』に共感してしまったのだと思う。それからも数回見る機会があったが、この緩さ、いいね、やっぱり。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2013-12-09 02:27:00)
196.寝床でなかなか寝付けなかった数日前の或る夜。
いつもはラジオ番組のPodcastを聞きながら眠りに就くのだけれど、適当なものが見つからず困った。
何かしら誰かと誰かが話し合う声を聞きながらだと眠りやすい性質なので、何か無いかと考え、ふと某動画配信サービスで「12人の優しい日本人」を探した。

本編はもう何度も観ているので内容は熟知しており、イヤフォンで台詞回しだけ聞いて心地いい映画は他に思いつかない。目論見通り20分ほどで眠りに落ちることが出来た。

ただ、やはり再び全編を観返したくなったので、翌日再々々々々…鑑賞に至った。

「面白い」なんてことはもはや言うまでもないことで、三谷幸喜脚本の映画作品の中では、今なお最高傑作だと思う。

気がつけばもう20年以上前の作品なので、出演している役者たちがそれぞれ「若い」ことも感慨深く思える。
塩見三省、相島一之、上田耕一ら今や映画・ドラマに欠かせない名バイプレイヤーたちの演技が何度観ても良い。
タイミング的に、出演している俳優たちの殆どが、この映画で初めて存在を知った人たちなので、その後の数多くの作品に出演している様を見つける度に、「あ、この人は『12人の優しい日本人』に出ていた人だ」と今なお思うことが多い。

中でも、陪審員8号(主婦)を演じた山下容莉枝などは、その後に観た出演ドラマなどの多くでは、薄幸でやや性格の悪い役柄を演じていて、その度に「こりゃやってないな!」の台詞を思い出しながら、「あの時はあんなに陽気だったのに……」と錯綜してしまう。

とまあすっかりと、自分の映画ライフそのものに染み込んでいる映画と言える。
これからも何度も見返すだろうし、しばらくは引き続きこの映画の「台詞」を聞きながら眠りに就く日々が続きそうだ。
「ジンジャエール!」とか聞こえてくると、ついつい画面を観ちゃうのだけれど……。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 10点(2013-10-11 00:18:27)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 292人
平均点数 7.39点
031.03%
120.68%
200.00%
372.40%
4134.45%
5103.42%
63511.99%
75619.18%
88629.45%
95619.18%
10248.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.18点 Review16人
2 ストーリー評価 7.55点 Review29人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review29人
4 音楽評価 4.73点 Review15人
5 感泣評価 2.50点 Review10人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS