ガラクタ通りのステイン~エピローグ~ディレクターズカットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ガラクタ通りのステイン~エピローグ~ディレクターズカット

[ガラクタドオリノステインエピローグディレクターズカット]
2003年上映時間:32分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ファンタジーアニメショート(短編映画)
新規登録(2006-09-25)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2006-10-19)【目隠シスト】さん
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監督増田龍治
うすいたかやすステイン・パルバン
原作増田龍治
脚本増田龍治
音楽めいなCo.
挿入曲HALCALI「ギリギリ・サーフライダー」
プロデューサー古賀俊輔
美術増田若子(キャラクターデザイン)
あらすじ
都会の片隅、人々に忘れ去れたかのように、ひっそりとたたずむガラクタ通り。そこの住人ステインが、ガラクタを見つけるところから物語は始まる。見つけたガラクタは「ハーモニカ」。そっと曲を奏でてみると、向かいのアパートの窓からもピアノの音色が聴こえてきた…。笑えて泣ける大人向け有毒ファンタジー。元は1話約7分、全13話からなるCGアニメーションシリーズ。本作は第14話目となるシリーズ初の長編。第八回釜山国際映画祭正式出品。平成15年度文化庁メディア芸術祭、アニメーション部門優秀賞受賞。
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1.「ガラクタ通り」は文字通り、不要なものや使えなくなったもの、値打ちの無いモノの吹き溜まりです。“モノ”は“物”であり、“者”でもあります。毎回、ステインが拾ったガラクタに端を発する物語は、いつも可笑しく、ときに哀しくほろ苦く、驚くほど“毒”を含んでいます。そして「生きる厳しさ」や「幸せの意味」を問いかけてきます。本作『ハーモニカ』は、レギュラーの短編13話に比べて異色の作品です。毒気の薄いラブファンタジー。かなり一般向けにアレンジされた印象です。シリーズファンからすると物足りない。しかし本作がエピローグであることの意味はとても大きい。あのステインが、“生きている人間”に恋をしています。これは作品の世界観を揺るがす大事件。ステインの住むのは人間社会から隔離された世界。貧しくても、人間関係の棘はありません。生暖かな心地よさがある。そこから踏み出し、社会と関わり合いを持ち始めたエンディングに意義を感じずにはいられません。シリーズ全体としてなら満点ですが、本作単独なら6~7点といったところ。でも思い入れの分、オマケさせてください。心優しきステインとガラクタ通りの住人たち。笑いながら、彼らから大切なことを学びました。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-28 18:58:28)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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600.00%
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