ジョニー・マッド・ドッグのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ジョニー・マッド・ドッグ

[ジョニーマッドドッグ]
JOHNNY MAD DOG
2007年ベルギーリベリア上映時間:93分
平均点:7.09 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-04-17)
ドラマ実話ものバイオレンス
新規登録(2010-04-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2010-05-12)【8bit】さん
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製作マチュー・カソヴィッツ
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7.おもしろくなかった。緊迫感がない。作りものだからだろうか。
MARTEL1906さん [DVD(字幕)] 3点(2013-07-19 12:57:07)
6.なんとも救いのない映画。調教しやすい思春期ってはどこの国でも一緒なんですね。勘違いした子供ほどタチが悪い。そして民族的にもパッションが凄い地域だと大人も交えてどうにも止まらなくなる。そのゴールによって賞賛される歴史になるのか黒歴史になるのかわからない戦い。第二次世界大戦で負けて争うことを止め、平和と言われる文化を築いてきた現代の日本人の末裔にとっては、まったく想像のつかない世界ですね。まぁーの国にもたまーにハジけたバカは現れますけれど。
movie海馬さん [地上波(字幕)] 6点(2012-12-24 16:56:23)
5.冒頭からものすごく衝撃的だ。
反政府軍の少年兵らが集落を襲撃し、暴力と略奪の限りを尽くす。まさに悪夢である。
狂犬のジョニ―と呼ばれる15歳の少年兵を中心に、映画と知って観ていても大変ストレスを覚える程の底なしの悲惨を手持ちカメラの映像は映し続ける。
彼らの暴力の犠牲者はもちろん悲惨だ。しかし、幼い時から親と離され、一切の情愛や教育の機会をはく奪され、戦うマシンとして生きるしかなかった彼ら少年兵の悲惨もただごとではない。
市民から奪ったブタに情が移ってしまって食べようとする仲間から必死で庇う少年兵のシーン。
押入った先の高校教師に「馬鹿にするな!俺は小学2年の時、3年の勉強をしていた!」と、銃を突きつけるシーン。
ラジオから流れるキング牧師の演説も知らず、国連や赤十字にさえ恫喝して見せる、彼らの幼さに度々胸が詰まる。
並行して描かれるもうひとつのストーリーは、彼らの暴力によって家族や生活を奪われる少女の姿。
弟や父を守ろうと奔走し、不幸の中で祈り、他者に手を差し伸べる。
この映画の中で唯一見出される「良心」として、彼女の美しさは際立っている。
国や地域を特定しなかった監督の意図は、これが「どこかで起きた物語」ではなく「今もどこかで繰り返されている出来事」であることを伝えるためだとか。
そして、出演者は皆、現地のオーデションで選出された「元少年兵」だそうだ。
かなりヘヴィな作品だが、この現実を映像で観る価値は十二分にある。
poppoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-15 18:57:26)
4.観ている者をほっとさせてくれるような救いなど無い。中学生の時、深夜のコンビニで暴走族10人ぐらいに囲まれたことあったけど、観てる間ずっとそんな気分。エンドロール、Nina Simone「Strange Fruit」をバックに映し出される光景が、非情にもただのフィクションでないことを証明する。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-08 01:15:32)
3.「死にたくなければ生まれてくるな」 そんな環境で生きる少年兵は無抵抗の民間人でも簡単に殺すし、略奪もする、レイプもすれば、初老夫婦にみんなの前で「ヤッてみせろ」と強いたりもした。しかし、彼らも人を好きになる、なついたブタはかわいい。平和な国に生まれていれば、普通の少年だったはずなのに、戦争が子供たちをここまで恐ろしく変えてしまう。衝撃的でヘビーな内容。感動もなければ、ここが面白かったという場面もない(逆に不快な場面は多々ある)。ドキュメンタリーならばこれでも良いと思うが、ドラマ性を求めてしまったか、評価としてはこれくらいで。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-10 19:00:11)
2.ブラジルギャングの生き様を描いた「シティ・オブ・ゴッド」以来、久しぶりに衝撃的な作品に出会った。
本作はフィクションではあるが、舞台背景はアフリカで起こっているまぎれもない現実だ。
出演俳優は皆現地で兵士として戦っていた少年少女だという。演技はつたないかもしれないがどんな名優にも敵わない迫力がある。
アフリカの混沌の責任はどこにあるのかという視点はまず横に置いて、近年貧しくなりつつあるといってもまだまだ平和な日本と同じ時間に、地球の裏側ではもうひとつの現実があるということを知る意味では意義ある作品だと思う。そしてもっと俯瞰すれば、この地獄はそれ程特別というわけではなくではなく、人類の歴史そのものがこのような殺し合いの連続でもあったのだとも感じる。
日本公開版の予告編は今話題の戦場カメラマン渡辺陽一氏のナレーションに「狂犬注意!」のコピーが踊る製作者の志とはかけ離れた勘違いも甚だしい売り方をしている。配給会社の程度が知れるというものだ。
ロイ・ニアリーさん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-12 20:07:13)(良:1票)
1.実にヘヴィ。このようなシリアスな題材を扱った骨太な映画に点数をつけるのは、おこがましくも感じる。「シティ・オブ・ゴッド」のようなヘヴィながらも、ドラマチックなギャングものを期待して見に行ったが、全然違った。
物語性自体が排除されていて、鳴り響く銃声、怒声、暴力の繰り返し。
「ああもう分かったから、この地に安息を与えてやっておくれ。こんな暴力はうんざりなんだ」と、スクリーン前の僕らは願うしかない。
この映画は本当は、面白いとか面白くないとか、満足したとか不満だとかで述べる位置にない。だが、敢えて同じラインで感想を述べるならば、もうちょっと映画的面白味や演出があっても良かったと思う。
血の味のする、未調理の生肉のような映画。
腹を壊すかもしれないが一見の価値はありかと。
すべからさん [映画館(吹替)] 7点(2010-04-29 22:19:48)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
319.09%
400.00%
519.09%
619.09%
719.09%
8654.55%
919.09%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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