シシリーの黒い霧のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シシリーの黒い霧

[シシリーノクロイキリ]
Salvatore Giuliano
1962年上映時間:124分
平均点:5.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画犯罪ものミステリー歴史もの
新規登録(2010-11-27)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督フランチェスコ・ロージ
キャストフランク・ウォルフ(男優)
脚本スーゾ・チェッキ・ダミーコ
フランチェスコ・ロージ
音楽ピエロ・ピッチオーニ
撮影ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
配給東宝東和
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【クチコミ・感想】

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1
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3.松本清張作品を臆面もなくパクった邦題なんですけれど、ああいう、独自の推理で黒い霧を晴らそう、ってな作品ではなく、真相という点ではなんとなく最後までモヤモヤしてます。しかし作品の印象は決してモヤモヤしたものではなく、ドキュメンタリータッチでトンガってます、むしろ神経質な印象。
しかし時系列がことさらにバラバラになっていて、なかなか全貌が掴めず、最後まで観てようやく全体が繋がるような感触があるのですが、それにしても、物語の冒頭で殺害されていた、ジュリアーノという人物。彼こそがこの作品の中心となるカナメの人物のハズなのですが、作品全体を通じて、その彼の存在感というものがまるで感じられず、映画の中心にポッカリ穴があいているような。
不思議な印象の作品です。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-03-16 20:14:34)
2.モノクロなのに印象強烈な陽光。影がくっきりと黒く濃く、舞い上がる砂埃に乾いた空気を感じる。映像は鮮烈なのだけど、ではお話はというと人物の見分けにも失敗し、古きイタリア映画特有の寡黙さに忍耐力もぎりぎり、シチリア独立戦争の知識もはなはだ乏しいときて、なんの感想も抱くことできず、つまり完敗した映画でありました。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 4点(2012-08-14 15:01:24)
1.前半はほとんど顔のない映画で、後半に至ってやっとピショッタが「登場人物」らしく登場する。ピショッタのほうがジュリアーノより印象深い。C級戦犯的悲劇というか。といってもそう善と悪が明確なわけではなく、ジュリアーノにしたって、最初はレジスタンスのようなスタートだったわけでしょ。村人の支持もあったわけ。村に軍隊が入ってくるシーンの緊張がすごい。街に太鼓が轟いて、人が水汲みに出てきて、銃声が聞こえてくるまでのワンカット。人が引っ立てられていって、街角を曲がるとずらっと兵士が向こうの果てまで並んでいる。あきらかに最初は「人民」の支持があったのに、メーデー虐殺事件などから怪しくなってくる。あのシーンの終わりのパンがすごい。死体や馬の影が長く伸びて。とにかくこの映画、影と言うか、黒の印象が強い。細くあけた窓のほかを全部黒が埋めてる感じ。ドアの隙間とか。正義の背後にある黒。信頼の背後にある裏切り。銃のすぐ脇から遠くを走るジープを捉えるなど、ドキュメンタリータッチのカメラが生きてる。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-07 09:55:03)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4342.86%
5228.57%
600.00%
7114.29%
8114.29%
900.00%
1000.00%

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