六ヶ所村ラプソディーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ロ行
 > 六ヶ所村ラプソディーの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

六ヶ所村ラプソディー

[ロッカショムララプソディー]
2006年上映時間:119分
平均点:7.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドキュメンタリー
新規登録(2011-06-20)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2011-07-04)【ユーカラ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督鎌仲ひとみ
出演土本典昭
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.DVD版の上映。
菊川慶子さんが育てているチューリップ畑の赤・黄・ピンク・紫などはほぼ純色に近い彩度の高さで画面を彩る。
彼女が鍋に押し込む青菜の緑と強い弾力、そして温かそうな湯気は食欲をそそる。

幼稚園児たちが笑顔で齧る有機栽培トマトの鮮烈な赤も素晴らしく眼に沁みる。

淡い水色の空に架かる黒い送電線。
カメラがパンダウンしていくと、苫米地ヤス子さんが無農薬有機栽培している黄はだ色の稲穂についた水滴が瑞々しく輝いている。

掘り出された山芋に着いた肥えた土の豊かな黒に、水揚げされたイカの飴色。
それらは、東北の「見えない汚染」が現実的な今、かけがえなく切実な彩りだ。

映画のコンセプトは、「反対派も、推進派も同じスタンスで」「偏りなく」「矛盾も含めてありのまま」映し出すことだという。

が、映画のなかで、苫米地さんが語るように、「中立」はあり得ない。中立は容認であり、賛成でしかない。
映画も対象を選択し、フレーミングによって取捨を迫られる。

この豊かな自然物の色彩と、村民の淡々と柔和な表情こそが、映画の強い主張だ。

ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2011-07-18 20:54:25)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8266.67%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS