三人の名付親のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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三人の名付親

[サンニンノナヅケオヤ]
3 GODFATHERS
1948年上映時間:106分
平均点:6.69 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-05-20)
ドラマウエスタン小説の映画化クリスマスもの
新規登録(2004-02-19)【あまみ】さん
タイトル情報更新(2023-01-09)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・フォード
キャストジョン・ウェイン(男優)ロバート・ハイタワー (ボブ)
ペドロ・アルメンダリス(男優)ペドロ (ピート)
ハリー・ケリー・Jr(男優)ウィリアム・カーニー (アビリーン・キッド)
ジェーン・ダーウェル(女優)ルビー・レイサム
ベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕(男優)
メエ・マーシュ(女優)スゥィート夫人
ウォード・ボンド(男優)バック・スゥィート (パーリー)
ミルドレッド・ナトウィック(女優)「母」
ガイ・キビー(男優)判事
フランシス・フォード(男優)(ノンクレジット)
リチャード・ヘイグマン(男優)(ノンクレジット)
小林昭二ロバート・ハイタワー (ボブ)(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
渡部猛ペドロ (ピート)(日本語吹き替え版【1969年/1974年テレビ朝日】)
山田康雄ウィリアム・カーニー (アビリーン・キッド)(日本語吹き替え版【1969年/1974年テレビ朝日】)
千葉順二(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
槐柳二(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
納谷悟朗ロバート・ハイタワー (ボブ)(日本語吹き替え版【1974年テレビ朝日】)
雨森雅司バック・スゥィート (パーリー)(日本語吹き替え版【1974年テレビ朝日】)
原作ピーター・B・カイン
脚本ローレンス・スターリングス
フランク・S・ニュージェント
音楽リチャード・ヘイグマン
撮影ウィントン・C・ホック
製作ジョン・フォード(ノンクレジット)
メリアン・C・クーパー(ノンクレジット)
配給MGM
美術ジェームズ・バセヴィ(美術監督)
編集ジャック・マレイ
スタントベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕
その他ハリー・ケリー(献辞)
メリアン・C・クーパー(ノンクレジット)
ジョン・フォード(ノンクレジット)
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7.中心になる話は悲惨なんだけど、それをユーモアでくるんでいる。銀行強盗三人が「ノンキな父さん」ふうの保安官ビー・スイートと出会う冒頭の語り口からして、笑い話・昔話のタッチ。もちろん荒野の追跡はフォード的活劇の世界が見られるが、そのあとの苦難の旅でも悲惨とユーモアが同居する。荒れ果てた土地でならず者らが銃を突きつけ合って喧嘩になると赤ん坊が泣き出し、ガラガラをふって何とかあやそうとする。銀行強盗と荒野の世界に、コンデンスミルクと育児書が同居するおかしさ。赤ん坊や病人など弱者を、しばしば帽子で陽をさえぎる優しさが、この悪党たちの本性が荒野の側より育児書の側の人間であることを伝えてくれていた。西部劇をそれほど見ているわけではないが、ほとんど屋外だけで展開するってのは珍しいのではないか。風景が雄弁で、斜面を巻き上げるような砂嵐が素晴らしい。ただこの話は小さいときから聖書の世界に親しんだ者向けで、細かな見立ての面白さを異教徒の私が味わえたかどうか。おそらく全編のトーンも、日曜学校で紙芝居を見せられているような雰囲気を狙っていたのではないか(あっちに紙芝居はないか)。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-24 10:20:40)
6.2012.10/13 鑑賞。以前から鑑賞したかった作品で念願叶う。
西部劇であって西部劇でない。フォード監督の世界、好きです+1点。
65年前の作品で今から観るとユルユルな作品も当時のおおらかな国民性が出ている。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-13 14:33:51)
5.西部劇にもかかわらず、ヒューマンドラマに徹底した作りという点では異色の作品。
宗教色を付加し、ストーリーに厚みを持たせているが、人間の善を完全テーマにしているので、
設定の甘さやご都合主義はさすがに否めない。J.ウェインが主役の映画なので、仕方ないかも。
中盤はもっさり感もあるが、ストレートで良質なドラマではある。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-21 04:29:25)
4.砂漠において水は命の次に大事だと思い知らされる。そんな水を極力我慢して、赤ちゃんを守ろうとする男3人に感動もあったが、何よりフラストレーションがたまる映画だった。疲れているときには観ない方が良いかと思う。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-07-10 11:34:56)
3.スリー・ゴッドファーザーズです。『ゴッドファーザー』の3作目ではないんです。どっちかっていうと、『三悪人』ふたたび、ってトコですかね。この映画にも3人の悪人、銀行強盗が登場して、誰かを守る。誰かと言っても、今回の作品では、聖書における東方の三博士との関係が明確ですね。で、この、とりあえず聖書の導きに従うという感覚は、ワタシのような不信心者にはよくわからんところではあるのですけれど、3人の素朴なキャラと合わせて、この作品が一種の「おとぎ話」となっているところ、でもあるかと思います。札付きのワルである3人の男たち、保安官に追われ、砂漠の真ん中で水も尽き、しかしひょんなことから任された赤ん坊をひたすら守る。ある男は、助産師として赤ん坊の誕生を助ける。ある男はイイ声で子守唄を聞かせる。いさかいが起きても子はかすがい、拳銃片手に赤ん坊をあやし、また3人は団結する。そして3人は互いにいたわりつつも赤ん坊を守り続ける。自分たちにあらぬ罪まで着せられようとしていることも知らず、守り続ける。もはや3人の目的は逃亡でも生き延びることでもなく、赤ん坊を守ること。3人の名前を背負った赤ん坊は、3人が生きた証でもあるから。絶望的な行脚の果てに、やがて保安官の追跡の手が迫る・・・。と言う訳ですが、保安官の人物造形がこれまた、3人に劣らず魅力的。そんでもって、映画は最後に「アリゾナへようこそ」の立て札やら、オネーサンやら、そして汽車やら、という風に、映画のこれまでの展開が折りたたまれていくように結ばれる。これが何だかすごく感動的。いやあ、いい映画観たなあ。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-10-25 00:18:55)
2.これは、キリスト教文化圏以外の人間にはちょっと感覚がつかみにくいかも。あんまり専門的なことは分からないけれど、逆光のシーンが多くて人物が影のように映っているのが、まるで影絵のようで神秘的・印象的でした。一応西部劇だけど誰も殺されないし、途中主人公が水のない中逃避行する所はちょっとハードで異色な感じもするけど、脇役は魅力的だし(どこかの休憩所?に出てくる豪快なおばあさんとか、保安官に連れられてる、何度も注意されてる助手とか)、最後はお洒落でにんまり・じんわりする結末だし、やっぱりジョン・フォードだよなあってな感じでした。<2006.2.9追記>↑「逆光のシーンが多くて人物が影のように映っている」って書いたけど、ひょっとしてこれは、僕が観たDVDの画質があんまり良くなかったからかもしれないです。んー、そりゃ、めったに観られない古い作品をDVDで観られるのは嬉しいんだけどなぁ。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-07 13:46:35)
1.僕が抱いていた西部劇のイメージは「ピストル、銃撃戦、男と男の戦い、生と死」などだった。しかしこの映画を観た事によって、自分が自分の中で作っていた固定観念というものにどれだけ縛られて映画を観てきたか、はっきりと気付かされた。この作品には僕の抱いていた西部劇は出てこなかった。ピストルでの銃撃戦はない、男と男の約束や決闘もない。ただあるのは、名付け子の母親との約束を死に物狂いで守ろうとする、男気であり、西部の男としての強く硬い意思だった。ジョン・ウェイン演ずるボブのピストルを持たず、子供を抱くその姿は、僕の固定観念をぶっっっ壊してくれた。まさに感動そのものだった。ジョン・フォード監督にオレンジジュースで乾杯!
ボビーさん 8点(2004-09-26 22:33:46)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.69点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
517.69%
6323.08%
7646.15%
817.69%
900.00%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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