1.《ネタバレ》 原作、映画ともに新しい角度で原爆の問題、戦争の問題を語っています。
この映画では、俳優の表情が良かった。では、俳優の表情が良かった。
田中麗奈は難しい立場の役をの好演したと思います。麻生久美子も大役をよく演じ成長を感じた。周辺の俳優陣もすばらしい。吉沢悠も中々よかったです。七波の母役も子役とあれは同一??似てたぞ。
堺マチャアキが広島の知人を訪ねて回る後ろ姿は印象的でした。
私は、10歳のころ、父の故郷である広島へ旅行しました。そのときに
見た原爆資料館での体験は衝撃的なものでした。子供心に戦争は二度と起こして
はいけないと思った。桜の国ではじめて資料館を見た東子がショックを受けるの
もよく分かり涙が出ました。
原爆投下後、父の友人らのうち、救出活動で広島市内に向かった方々もいたそうで、彼らも同じように被爆者となり、後々原爆症で亡くなったり苦しんだと聞きました。
また先日図書館で、早乙女勝元さんの母と子で見るシリーズの「第五福竜丸」
を読みました。この事件も広島長崎の再来なんでしょう。痛ましい事実が多くの
写真とともに掲載されており、時間とともに亡くなっていった船員らが皆実やそ
の母と重なりました。
アメリカや世界は、どんなに恐ろしいことをしていることに気付いていなかっ
たのです。今もそうかもしれない。