27.無理に批判や絶賛することなく、観ればいいと思います。どうも、過去の作品のしがらみに囚われているように思いました。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-15 15:39:21) (良:1票) |
26.8.☆様と同意見です。人の目をつぶしたり、妻を射殺したりするのは、本人にとって必然性があることなんだろうから、とやかく言っても始まりませんが、やったらやり返されることもあるという発想がまったく欠落しているように思います。きっちり借金を返済してケジメをつけてから死んでいく男の美学を描きたかったのかも知れませんが、それだって銀行から盗んだ金です。まあ、勝者の美学に貫かれたこの映画に意義をとなえればとなえるほど、自分が敗者のような気分になってくるので、このへんでやめておきましょう。 |
25.セリフも少なく淡々と進みますがみせ方はやはり上手ですね。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-06-10 02:15:57) |
《改行表示》【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-12 22:45:09) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 静かで淡々としたバイオレンス。 敵に対する容赦ない暴力と愛する者への優しいまなざしのギャップが激しい。 だからこそ効果的でインパクトも増す。 夫婦間でほとんどしゃべらないが、濃密な関係性が滲み出ている。 全体的にセリフを極力抑えて物語る。 沈黙は金なりってところか。 全然しゃべらなかった妻だから、ラストに放った言葉が効いてくる。 しっかり計算された構成で、北野武がプロの映画監督として評価されるのも納得できる。 昨今、映画を撮る芸人がずいぶん目に付くようになったが、いかにも素人っぽいそれらの作品とは次元が違う。 ただ、本作の静かで暗い空気感が好みに合わなかった。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2014-04-17 00:29:08) |
22.《ネタバレ》 主人公の生活は破綻している。もはや修復できない。いや、修復しようとしていない。その様を積極的に描写する。それが北野映画を通した特徴とも言える。私は徹底的な自分勝手と解釈する。周囲の迷惑を顧みない自分勝手。言い訳めいたものは排除し、淡々とシーンを重ねる。行き過ぎ感のあるバイオレンスも、バイオレンス自体というよりは自分勝手演出の一環。徹底的な自分勝手は常軌を逸した印象を覚えるけど「徹底的にやる」からこそ浮き彫りにされるものもある。この映画の主人公にとっての真実は奥さんとの生活だけ。パートナーだった元刑事との友情と殉職した同僚の奥さんへの悔悟の念はかろうじて忘れていない。それらをピュアなものとして見せたかったのでしょう。だからといって、こんな自暴自棄を肯定する気にはなれないし、共感もできなかった…。途中まで主人公がヤクザと思って観ていたのは私だけ? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-09-21 23:38:59) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-21 00:22:15) |
《改行表示》20.武作品の中でも、個人的に苦手な作品。 武作品はほとんどが好きだが、これは例外的に苦手。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-09-09 00:41:20) |
19.映画全体の雰囲気はまあまあなんだけど・・・。「絵」のとことか、なんかけだるい。ところどころ笑えるとこがあったのはグッド。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-02 18:02:47) |
18.人物関係を把握するまでにかなり時間がかかってしまった・・頭悪いのかなあ。北野監督作品は初めて見ましたが、可もなく不可もなく。理解しきれてない部分があるはずだけど、もう一度見る気にはなりません。見てる最中は飽きずに見れました。 【コジコジ】さん 5点(2004-09-05 12:24:35) |
|
《改行表示》17.ストーリーは単純。ラストのオチも単純。それ故にあとは演出と演技力、そして何より音楽で勝負しないといけない難しいタイプの作品です。 淡々と起伏のない映像は『味』を意識したものだと思うが、少々しつこくて面白味が無い。シナリオが平坦なのでよく目立つ。自分で演出しているので、武のキャラは有る意味ハマッているのだが、岸本加世子はキャスティングが違うような気も・・・。良妻賢母を押しつけすぎる演技にも疑問。 監督はバイオレンスに固執している(得意なのは分かるが)。ヤクザなしでは作品が成り立たないのではないかという気後れが有るのかな? 愛と暴力が監督のテーマなのだろうが、ずっとこのテーマで同じ演出ですもんね・・・。 |
16.全体的には退屈な映画だった。監督はかなり絵画的な映像美に凝っている。芸術性を意識して仕上げており、明らかに賞狙い。狙いにいって見事に獲ったのである。日本的な美(富士山、桜、お寺など)を効果的に挿入したり、抽象的な絵を所々に散りばめた点がイタリアの審査員に気に入られたのかな?緊張(ハードボイルドタッチ)と緩和(心温まるエピソードやミニコント)のバランス感覚は上手いと思った。監督は一方的に愛だけをクローズアップするのが恥ずかしいのだろう。同時に人間が持つ残酷な側面も描かずにはいられないのでは?照れ屋な人だから。 【やすたろ】さん 5点(2004-02-27 00:18:36) |
15.共感は出来るものの、基本的に生きることを放棄して、死に安寧を求めた、非常にネガティブな内容には賛否両論ある作品だと思います。彼らの内面を象徴するかのような心象風景とも言える静謐な世界。その撮り方は秀逸。ただまあ、こんな作品もありだとは思いますが、見てて面白いかと言われれば、うーん…。 【FSS】さん 5点(2004-01-21 01:19:22) |
14.仲間との交流や夫婦の姿は良かった。ほとんど台詞を使わないのに、それを伝えられるのはすごいと思う。ただ、途中に出てくる変な絵は意味が分からなかったし、どうしていつも暴力系にしないといけないんだろうかという所も謎。 |
13.主人公の行動にまず乗れませんでした。彼の正義の範囲が狭すぎる。聖人君子を映画にしても面白くも何ともないのはそうなんだけどね。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-12 17:30:33) |
12.北野映画らしい空気に溢れ、それなりに感慨深い物語ではあるけれど、映画としては他の北野映画に比べると完成度に欠ける感が拭えない。主人公の不器用で悲しげなキャラクターは秀逸と言えるが、ストーリー展開に他作のような荒削りっぽい洗練さが無いように思う。所々で挿入される絵画にも違和感を覚える。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2003-12-05 23:00:51) |
11.いろんな意味で「痛い」。自分の好きな雰囲気の映画ではない。でも一度見ただけで印象はググッと迫るものがあるのはさすが。 【ブルー・ベア】さん 5点(2003-11-21 12:14:39) |
10.デビッドリンチ並によくわからん。けどその映像美は圧巻。 【アルカポネ】さん 5点(2003-11-14 17:17:15) |
9.北野監督の独特の静けさみたいなのが良くも悪くも全面に出ている作品だと思います。ただ、私は飽きやすいタイプなので、途中でかなり眠くなってしまいました。それでも、最後のシーンは良かったと思いました。あと、途中で出てきた絵は確かに綺麗だったけど、なんか怖かったのは私だけでしょうか・・。 【しゃぼんだま】さん 5点(2003-10-21 16:59:04) |
8.監督としては映像派なんでしょう、メッセージを感じたいほうの私には今ひとつ分からない監督です。シーンのいくつかはとても美しいし、挿入される数々の絵も素晴らしい。しかしこの監督は心の底に、無常観というのか寂寥感というかなにやら寒いものがあるのかと感じられる。 【キリコ】さん 5点(2003-07-13 15:51:21) |