9.《ネタバレ》 ディンゼル・ワシントン演じる元米軍兵士。
元米軍対テロ部隊で16年間は彼の心身に大きな傷とアルコール依存症を残しています。
仕事も無く充ての無い旅をしている彼は、メキシコに居る米軍時代の親友の元に寄り付きます。
そこで親友からボディーガードの仕事を紹介されることになります。
ボディーガードする相手はダコタ・ファニング演じる7歳の子供。
彼女との触れ合いの中、少しずつ彼の心は氷が溶けるように癒されていくが…
メキシコに限らず中南米では1時間に一回誘拐が起きているそうで、その7割は生きたまま帰ってこれないそうです。
ペルーのフジモリ大統領時代に結構ニュースでやってたから知っている方も多いと思いますが、警官の汚職やテロなんかも酷いです。
『アイアム・サム』で世間を魅了した、スクリーンの天使ダコタ・ファニング。相変わらず目が大きいです。
大きくなったら変な顔になるんじゃないかと思ったりします。
ダコタとディンゼル以外にも出演している人がどっかで見たことある人ばかりで、何気に豪華キャストでした。
チケット買う際に気づいたんですが、何故かR指定でした。
見てみて納得、前半は何処が不味いのかと疑問だったんですが、後半はかなりバイオレンスぎっしりでした。
ディンゼル怖すぎです。心臓悪い人はちょっとお勧めできません。
誰が考えたんだか邦題の『マイ・ボディーガード』って間違いですな。
内容ですが、前半が詰められてない(特にディンゼルの心の傷っぽいところ)のとブラックミュージックが結構しつこくて、
ウザイ演出がチラホラあるのが嫌だったんですが、
その分ディンゼルの演技に引っ張られるように魅了されてしまいました。
アクションとかより、どっちかというとミステリーに近い感じでしたね。