フェアリーテイル(1997)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フェアリーテイル(1997)

[フェアリーテイル]
FAIRY TALE: A TRUE STORY
1997年
平均点:6.05 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
ドラマファンタジーファミリー実話もの
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タイトル情報更新(2023-10-13)【イニシャルK】さん
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監督チャールズ・スターリッジ
キャストフローレンス・ホース(女優)
エリザベス・アール(女優)
ビル・ナイ(男優)
ボブ・ペック〔男優〕(男優)
メル・ギブソン(男優)(ノンクレジット)
ピーター・オトゥール(男優)
ハーヴェイ・カイテル(男優)
原作トム・マクローリン(原案)
音楽ズビグニエフ・プレイスネル
撮影マイケル・コールター
製作ブルース・デイヴィ
トム・マクローリン(共同製作)
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8.《ネタバレ》 2人の少女が近くの森で妖精と出会ったという。 信じがたい話ですが、彼女達は妖精と戯れている写真を撮っていた。 それが本作で取り上げられたコティングリー妖精写真事件です。 第1次世界大戦の頃。当時のイギリスではこれは本当か否か。大論争になったという。 名優ピーター・オトゥールとハーヴェイ・カイテルが演じた アーサー・コナン・ドイルやハリー・フーディーニといった人物も、それぞれの立場で持論を主張しました。 この事件には長い年月を経過しての後日談がありますが、それは本作では触れられていません。 写真の真贋はともかくとして、2人は妖精を見たのは事実であると主張しています。 子どもと一緒に見るのにもいい映画ですが、さて、本作を見た大人たち。あなたはこれを信じられますか・・・? 大人たちの感性に問いかけているようにも感じられます。 人々の生活のすぐそばに豊かな自然があるイギリスの暮らし。その描写の美しさ、少女達の可愛らしさも印象的。 実話ものらしくない実話もの。可愛らしいファンタジー映画です。
とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-12 11:54:00)
《改行表示》
7.《ネタバレ》  荒唐無稽なファンタジー映画って苦手なんです。秩序だった現実世界の中に、空想でしか起こりえないようなことが起こるのが、ファンタジー映画の醍醐味だと思っています。ですので、この作品は私が期待するところのファンタジーを完全に再現してくれています。  言葉を話さずひっそり暮らす妖精。妖精の存在を内緒にしようとする女の子。妖精の存在を確かめようとする大人たち。どれもこれも大好きなシチュエーションです。  実話がベースになっているだけに、ラストは手堅くまとめられてしまい、少々物足りなさは感じます。それでも両親の前をすーと通りすぎる妖精なんか、過剰すぎないさりげない演出が光っていると感じます。  なかなかの良作だと思います。  ただもう少々ドラマチックな展開があるほうが好きではありますね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-13 13:03:07)
6.この映画はいったい何をやりたかったんだろう。「信じる事が大切」ということがテーマのようだが、それなら妖精を実写化せず、妖精が存在したかは観客の想像に任せるのが普通だろう(「34丁目の奇蹟」を見習え)。テーマがないにしてもこれは1種の伝記物なのか、本当に「フェアリー・テイル」なのかそれ自体も曖昧。素直におとぎ話にするならば、記者のエピソードは蛇足だろう。妖精というよりは新種の動物を見つけた子どもたちを取り巻く事件という見方もできると思うのだが、それではあのラストをどう解釈すればよいのか。美しい風景とアール・ヌーボーのガラス細工を思わせるような妖精はとても気に入ったのだが、ストーリーがどうにも中途半端。登場人物の行動は結構筋が通っている。母親が妖精を信じたがるのはなくなった息子の亡霊のようなものを信じているからだろう。フーディーニはこの時代の風潮を示す役割も果たしているのだろうが(ハーヴェイ・カイテルの存在感がすごい)、テーマが曖昧なのでイマイチキャラが活きていないのが残念。脚本だけでなく演出にも問題があるだろう。童話のように幼い子どもにもわかりやすいメルヘンチックな作風にすればもっといい作品になったと思う。
マイカルシネマさん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-23 01:50:46)
5.《ネタバレ》 私が子供の頃(20年程前)までは、この映画の題材になっている妖精写真は、大真面目に「あのドイルが研究していた」「専門家もトリックの形跡はないと認めた」写真なのだと説明されていた。ところが20世紀最後になって、写真のトリックを撮影者本人が明かしたことで(映画の中で、トリックについて説明が足りず、観客は???という感じだと思うが)、突如として、荒唐無稽なトリック写真になってしまった。その時私の胸をよぎったのは「信じてはいなかったんだけど、信じたかったんだよなぁ」という思いだった。繰り返し観ていていつも思うのは、エルシーは妖精なんて本当は信じていなかったのではないかということ。ただ、息子を失った母親の嘆きにさらされ、妖精を信じた兄の形見が目の前にあって、さらに妖精を信じる従妹も現れた。だから彼女は妖精を見せてあげただけで、本当は信じていなかったのではないか。12歳の時に引き起こした事件のことを、長く口を閉ざした彼女の人生を思うと目眩がする。そして、この映画では妖精事件のもう1人の主人公であるサー・アーサー・コナン=ドイルを、ピーター・オトゥールが演じているが、素晴らしく良い。超常現象に惹かれずにはいられない人々の、悲しみをすべて表現している。地位も名誉も知能もあって、決して狂気とか愚鈍とか純粋とかではないけれども、強い絶望感と悲しみに支配されている。そういう男を上手く存在させていた。大きな悲しみにさらされたときに、超常現象に強烈に魅せられて、すがってしまう人々。それを利用し、それを金儲けや詐欺に使う人々。ただ、言いたいことは分かるが、ちょっと、感情に走りすぎでごちゃごちゃしているのが、この映画の難。本当に妖精を映像に登場させる必要はないんじゃないの?とか、死んだ男の子を最後にネタに持って来てるのってどうなんだろうとか? 最初はそういう部分が気になって仕方なかった。でも、エルシーのお父さんの冷静さとか、ほんのちょっとのところで清々しくピュアな印象が強い作品だと思う。そして私が一番好きなのは、カイテル演じる魔術師フーディニーの、芯の通った強さだ。彼の存在が、この物語をおとぎ話から現実の世界へと導く。ラストにフーディニーが語る言葉は、あたたかくて強い。
ルクレツィアの娘さん 6点(2004-04-10 12:26:31)
4.この映画を製作した「アイコン」は、とあるスターさんの作った会社。そのスターさんが気に入った企画や小説を映画化しているのだが、いかんせん題材が地味になると、配給会社も配給を拒むケースがある。そんなときは、配給会社に電話してこう言うんだってさ。「わかったよ。僕も出るよ。」
ジョーボブさん 6点(2003-05-31 21:33:58)
3.フェアリーテイルの題名の次に大きくTrueStoryと書かれていましたけど、はっきりいってこんな話ほんとに実話なわけ?妖精はこの世にいたんですか?、、、、。なんだかあのラストはいまいちよくわかりませんでした。妖精は子供にしかみえないんじゃ、、、。
あろえりーなさん 6点(2003-05-09 22:39:57)
2.<ネタバレアリ>少女にしか見えないと言う矛盾。しかし最後に妖精が登場するって言うなら話は分かるんだけど、何だか作りに不満でしたね。女の子がムチャ可愛いから許せる気もしますが。☆☆☆何処にでもいるもんです。特ダネが欲しくて人の家や心に土足で踏みにじる記者。しかしそのゴシップを取りだたし少女たちを矢面に立たせるシーンはなく、全編少女たちとその周りの“良い大人”たちの優しさに溢れた作品に仕上がっています。しかしそのことが一方で物足りなさを感じる要因にもなっている気が。もう一つの不満は、ラスト、死んだはずの息子が登場するんだけど、もし息子が現われるのであれば、それは母親の前に現われるべきではないのだろうか? その辺は実話と言うことで抑え気味の演出なのかもしれないけど。で、妖精って結局いたの?
さん 6点(2001-12-16 02:24:16)
1.英国の田舎街には妖精が存在してもおかしくない程の自然が溢れているんですね♪卒論の題材に、シェイクスピア&妖精を選択した私なら必見の映画!と思って観たんですが、「知ってるつもり!?」の「コティングリー妖精事件」の回を見ていなければ、もっと純粋に楽しめたかもしれません…。
トルーデさん 6点(2001-10-15 11:15:30)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
315.00%
415.00%
5315.00%
6840.00%
7525.00%
8210.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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