クロノス(1992)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クロノス(1992)

[クロノス]
CRONOS
ビデオタイトル : クロノス/寄生吸血蟲
1992年メキシコ上映時間:92分
平均点:6.00 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ホラー
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監督ギレルモ・デル・トロ
キャストロン・パールマン(男優)
ギレルモ・デル・トロ(男優)(ノンクレジット)
谷口節(日本語吹き替え版)
山野井仁(日本語吹き替え版)
小杉十郎太(日本語吹き替え版)
五十嵐麗(日本語吹き替え版)
脚本ギレルモ・デル・トロ
撮影ギレルモ・ナヴァロ
美術ブリジット・ブロシュ(美術監督)
あらすじ
古物商を営むヘスス(フェデリコ・ルッピ)は、古びた天使像の台座の中から昆虫を模した機械仕掛けのオブジェを見つける。黄金色に輝くそれを手に取りねじを回してみたところ、突然触手が飛び出し彼は負傷してしまう。アクシデントに見舞われたヘススだったが、不思議なことにその日から彼は若々しさを取り戻していった。ギレルモ・デル・トロ監督の長編デビュー作品。
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3.《ネタバレ》 クロノス――。それはかつて、永遠の命と引き換えに悪魔へと魂を売り渡した男が遺した闇の遺産だ。華麗な修飾が施されたその掌に収まるほどの小さな美術品には、人智を越えた力による精緻な細工が施されている。そう、時計仕掛けで動く隠されたその内部には、人の血を何よりも欲する小さな蟲が蠢いているのだ。偶然、それを手に入れてしまった古美術商の老人は、何も知らずそのスイッチを入れてしまう。突然飛び出した、まるで蟲の触手のような謎の部品により、その手を血だらけにされてしまった持ち主の古美術商。以来彼は、他人の血を欲する人ならざる者へと変貌を遂げてしまうのだった。死の病に侵された老人、古美術商の愛する女性、孫である無垢な少女。現代に甦った闇の力は、そんな様々な人々の生活を徐々に侵食してゆく…。鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の長編映画デビュー作となる本作は、後に開花する彼の才能の片鱗を窺わせるそんなダーク・ホラーでした。クロノスのその細部にまで拘りぬいた造形美や、生ける屍となった主人公の皮膚がグロテスクに剥がれ落ちたり、瀕死の老人に雇われたロン・パールマン(ヘルボーイ!)のその飄々としたキャラクター造形など、いかにもデルトロらしいこの濃厚な世界観はなかなか興味深く鑑賞させていただきました。男子トイレの床に垂れた血を這いつくばって舐める老人の姿はなかなかシュール(笑)。孤独な世界に生きる、孫娘の可憐な少女像は後の傑作『パンズ・ラビリンス』の原型ですね。ただ、低予算だから仕方ないのかも知れませんが、この全編に漂うあからさまなチープ感は今観るとさすがにちと辛いっす。デル・トロファンは観て損はないけど、それ以外の人にはちょっと……って感じですかね。6点っす。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2023-04-14 10:41:23)
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2.《ネタバレ》 確かにB級映画っぽいですが最後まで飽きずに見れました 普通は吸血鬼に血を吸われて吸血鬼になるところが機械 に血を吸われて吸血鬼になってしまう古物商が孫娘に 自分の血を吸ってと手を差し出されて人間性を取り戻して その機会を破壊して自らも死んでいく
草のつるぎさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-30 00:58:20)
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1.ギレルモ監督のデビュー作らしく、既に晴天下での明朗快活な世界とは真逆な、暗闇の中の微弱な光に惹かれるかの様な世界観を描いている。これもまた、深い夜の闇世界にだけ生きられる、ドラキュラを始祖とする吸血鬼系譜の、不老と血に纏わるお話。  もはや生者とは言い難い、皮膚も腐ちて凄まじい醜態に成って尚も、孫娘の無口なアウロラが、お爺さんに変わらぬ信頼と愛情を示すところが何とも言いようがない。ロン・パールマンの異形ぶりも影が薄くなる程の、恐ろしげな骨董商のヘススに、どんな時も、常に付き従っているアウロラは、幼女なのに不思議な退廃感を漂わせていて、大きな存在感を示し印象的。
DADAさん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-18 06:59:51)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5337.50%
6337.50%
7112.50%
8112.50%
900.00%
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