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嵐を呼ぶ男(1957)

[アラシヲヨブオトコ]
1957年上映時間:100分
平均点:5.69 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの音楽もの
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タイトル情報更新(2023-05-10)【イニシャルK】さん
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監督井上梅次
助監督前田満州夫
キャスト石原裕次郎(男優)国分正一
北原三枝(女優)福島美弥子
青山恭二(男優)国分英次
芦川いづみ(女優)島みどり
岡田真澄(男優)福島慎介
白木マリ(女優)メリー・丘
小夜福子(女優)国分貞代
金子信雄(男優)左京徹
高野由美(女優)福島愛子
安部徹(男優)持永
冬木京三(男優)種田
高品格(男優)
山田禅二(男優)島善三
榎木兵衛(男優)乾分B
光沢でんすけ(男優)乾分C
柳瀬志郎(男優)吉田
紀原土耕(男優)留置所の警官
フランキー堺(男優)留置所の男(ノンクレジット)
平尾昌晃(男優)歌手
清水まゆみ(女優)
原作井上梅次
脚本井上梅次
音楽大森盛太郎
作詞井上梅次「嵐を呼ぶ男」
作曲大森盛太郎「嵐を呼ぶ男」
主題歌石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」
撮影岩佐一泉
製作児井英生
配給日活
美術中村公彦
編集鈴木晄
録音福島信雅
照明藤林甲
その他斎藤耕一(スチール)
IMAGICA(現像)
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5.《ネタバレ》 両親(特にママン)が祐ちゃん好きだったみたいで、石原裕次郎が亡くなった時にベストアルバムみたいなレコードを買ってきて、家族で一緒に聞いた覚えがあります。 「フックだ!ボディだ!」とセリフ付きの歌に、当時の私は内心『・・・ダッサ』と思ったっけ。 裕次郎の格好良さが詰まっていると言われる本作。きっと大人になった私だったら、共鳴・理解出来る何かがあるに違いない!と思い、数年前に1回めの鑑賞。 オープニング、銀座の昼が夜になり、ネオンがギラギラ輝く当時の夜景が美しく、ガヤガヤした人の喧騒が楽しい。観ていてワクワクした。 ヤクザの世界とベタベタな芸能界も、きっと当時の感覚では“言うまでもない世間の常識”だったんだろう。時々闇深さを見せる今の芸能界より解りやすい。  詰まらなくはないんだ。惹かれるものはあるんだけど、でもね、う~ん・・・チャーリー(何だよチャーリーって)との対決で歌っちゃうのってどうよ?アレってドラムのテクニックとか関係ないし反則じゃない?なんかね、一番の盛り上がりポイントが、正直言ってやっぱりダサくて、このノリに素直に同調できなかった。“昭和を代表するスター”の代表作の魅力を充分に理解できなかったわ。 子供の頃からスタイリッシュで格好いいハリウッド映画と洋楽にどっぷりハマって、“欧米文化サイコー!!”って自分を洗脳してきた私には、戦後から立ち直って、その先を模索する当時の日本人のパワー(暑苦しさ)、昭和の真ん中な空気(古臭さ)にダサさを感じてしまったんだろうな。  それで今回、レビューのために再鑑賞。やはりオープニングにワクワク。戦後わずか12年でコレって凄いよなぁ。戦後かぁ。“戦後”ってキーワードで鑑賞すると、そういやチャーリーって、アメリカ人の代表的な名前だな。 左手を痛めつけられ、それでも逃げずにチャーリーと戦う裕ちゃん。手をやられたなら他の武器で戦えば良い。「おいらはドラマー♪」と、出せる力を全部出して戦う石原裕次郎に、当時の若者は焼け野原から立ち直った日本、“もう戦後ではない”これからの日本を重ねたのかもしれない。  ロカビリーとかカタカナ名前とかそういうアメリカの借り物でなく、これからは日本独自の格好良さを創り出していこうぜ!って、1957年という時代は、そういう日本の将来の分岐点だったのかもしれない。 映画の裕ちゃんみたく「フックだ!ボディだ!」って、日本人みんなが出せる力を全部出して、なりふり構わず頑張った結果が、高度経済成長なんだろうな。 This is 昭和! This is ニッポン! ダサいけど格好いいぜ、裕ちゃん!
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-08-26 19:51:38)
4.《ネタバレ》 これも以前見ましたが、レビューのために再見。バックステージのロマンスものだと思ったら、母子ものだったとは意外。しかしロマンスの要素や芸能活動の裏で暗躍する怪しげな連中など、いろいろ取り込んでいます。これらをうまくからめた話の筋はなかなかよかったのではないでしょうか。ドラマーとしての将来をつぶされたと思ったら、母親と心が通じるとか。いちおうハッピーエンドですが、単純にめでたしめでたしで終わらないところが、かえってよかったと思います。お母さんが芸能界を「ヤクザな世界」と言っていますが、実際にヤクザが出てきますね。現在は知りませんが、当時はああいうものだったのでしょう。あと、評論家がそんなに発言力を持っていたのかというあたりは、ちょっと疑問に感じました。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-09 17:13:34)
3.さすがの(?)私も石原裕次郎の全盛期は、知りません。加山雄三の若大将シリーズぐらいなら、多少記憶にあります。あの挑戦的な目と、ギラギラしたエネルギーの塊のようなしぐさが魅力的だったのでしょうね。高度経済成長のシンボルの一つかもしれないですね。何年か前ですが、叔父がテレビで放映していた裕次郎の映画に、「お、祐ちゃんか」と言って、うれしそうに見入っていたのを思い出す。どんな世代にも、ヒーローは存在する。
パセリセージさん 7点(2004-10-16 10:56:25)
2. 裕次郎のみならず、赤字続きだった日活にとっても起死回生となった大ヒット作。しかし、ドラム合戦って…うーーーん、この当時はジャズが主流だったのか。怪我の痛みを誤魔化すための裕次郎苦肉の策が、マイクを引き寄せて歌う「嵐を呼ぶ男」ってのも…。客に大ウケして拍手喝采、とは普通ならんよなぁ。この馬鹿馬鹿しいノリについていけるかどうかが評価の分かれ目だろう。兎に角イキのいい裕次郎兄貴に…7点。
へちょちょさん 7点(2003-01-31 01:39:18)
1.悪くないとおもうだけどなぁ。
林檎☆さん 7点(2001-08-30 02:13:41)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 5.69点
000.00%
100.00%
227.69%
300.00%
4415.38%
5311.54%
6934.62%
7519.23%
8311.54%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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