祇園の姉妹(1936)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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祇園の姉妹(1936)

[ギオンノキョウダイ]
1936年上映時間:70分
平均点:7.48 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
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監督溝口健二
助監督森一生
キャスト山田五十鈴(女優)芸妓おもちゃ
梅村蓉子(女優)姉芸妓梅吉
進藤英太郎(男優)工藤三五郎
深見泰三(男優)木村保
原作溝口健二
脚本依田義賢
撮影三木稔〔撮影〕
配給松竹
録音加瀬寿士
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4.《ネタバレ》 まずは、テーマ曲のモダンさに度肝を抜かれた。続いて冒頭の横移動長回しにびっくり。なかなかすごいです。一方お話はというと、おもちゃに共感できません。男に対抗しようとして男と同じことをする。フェミニストと称する方たちが、「男女同権」を叫んで同じことを主張していました。しかしそれこそが、「世の中は男中心である」という前提に立っているのではないかと思われます。結局おもちゃは、「女には持てない、男ならではのもの」によって報復を受けるわけですが、それは男の猿真似をした報いではないかと感じました。 さて最後、一見すると芸者批判というか、こうした職業に対する問題提起をしているようですが、少なくとも本作では、そういうことでまとめていいものかどうか。梅吉が捨てられたのも、古沢本人は梅吉のためを思って離れていったのに、梅吉が未練たらしくしたという経緯があるだけに、素直に同情できません。それは芸妓ということに関係ない、男女間の問題を含んでいると思います。ですが、本作でそれが意識されたかどうかは、疑問が残ります。 ということで不満はありますが、溝口監督の演出テクニックは見ごたえがありました。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-16 21:40:28)
3.祇園に生きる対照的な姉妹の姿を、解説によると内務省から「けしからん」と言われたほどのリアリズムで描く。「女を描かせたら右に出る者なし」とかいう溝口監督だけあって、女の悲哀と強さが見事に表現されている。1936年を再現ではなく、本物で感じられる点においても価値があるかと。何より10代の山田五十鈴を見ることができて嬉しい。この頃から既に上手い女優だったのね。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-27 18:00:27)
2.戦前の京都の街並みが見れて興味深い。レストランのシーンなんかも出てくるが、当時にしてみればかなりハイカラだったんだろうな。女学校出の現代娘(当時の)を演じた山田五十鈴が若く、それを見るだけでも値打ちがある。溝口作品はだらだら長く感じることもあるが、これはわりと見やすかった印象がある。
きーとんさん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-20 00:31:40)
《改行表示》
1.溝口の初期傑作として有名だが、個人的にはまあまあといったところであった。 初期作品の中では『残菊物語』がベスト。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-21 08:11:40)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 7.48点
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100.00%
200.00%
314.00%
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6312.00%
7416.00%
81144.00%
9520.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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