1.《ネタバレ》 この映画自体の評価も然る事ながら、TVCMが凄く印象的で「観に行こう」と誓わせてくれた。(行けなかったのでDVD購入になったケド…)
タイトルにしても原題より意味深な感じがそそると思うし、本当に日本の配給会社のCMは上手だったなーと思う俺様ちゃん。
って言うか海外映画のプロモーションって本場ハリウッドを始めとする製作元からも絶賛な評価を得てるのが少し複雑。
映画本編を頑張れって感じ。
さて、ホラー好きな俺様ちゃんが見たところ面白かったと思う。
地下鉄って日本ではあまりピンと来ないかもしれないけど、海外じゃ確かに廃線となった駅とかが多いので知ってれば怖いと思う。
初めはもっと心理的ホラーとか、サスペンスオチとかかなーと思ってたけど、コレは「13日の金曜日」とか「悪魔のいけにえ」、「エルム街の悪夢」に代表される「モンスター・ショッカーモノ」だった。
しかし、ジェイソンやフレディーのように人知は超えてないし、まだ人間の範疇。
もともとこのジャンルは好きじゃないけど、そんな好みの俺様ちゃんをグイグイ引っ張って見せてくれたのは評価させて貰いたい。
ビジュアル的にもショック感がそそるし、カラーの配色も素晴らしかった。
ただ、個人的に…超個人的に言うと、主人公にまったく感情移入できなかった。
性別の問題じゃなく「ムカつくバカ」って感じなのだ。
そういう描写は無いけど「男が奢ってくれるのが当たり前」ってタイプの女。
なんだかんだ極限状態でも、「男がシンドイ事するの当たり前」ってのを最後まで通すのが本当に観ててムカつく。
「脱出のとき」や「生死の確認」など全部を人任せにした挙句、その判断が間違ってたら自分は被害者に回ろうとする感じが更にムカつく。
いや、そういう意味ではこういう女は確かに居るよなーと思うので成功なのかな。(汗)
…まぁ、何にせよイイ映画だったと思う。