1.《ネタバレ》 横浜に住む者として見にいかないわけにはいかない、と鑑賞。
どうせなら横浜でも舞台挨拶して欲しかったなぁ、横浜の話なんだし(してたら、ごめんなさい)
あぶない刑事とのお付き合いは主に映画とTVスペシャル。ドラマ放映時は幼児だったので見ていませんでしたが、映画シリーズだけでも十分に楽しめていました。
以下、感想。ネタバレも含みます。
全編を通して、あぶない刑事!という感じの映画でした。
タカとユージの小洒落た掛け合いに、おなじみのバイクアクション…今どきありえない銃撃戦や、ご都合主義な展開など、突っ込みどころ満載ですがそれも含めて「あぶない刑事!」(笑)
前半はだらけ気味でしたが敵役の吉川晃司が本格的に動き出すと一気に面白くなりました。
ただ、やはり不満点はいくつかあります。
まずは挿入歌について。今回少なくないですか?名曲はいっぱいあるはずなのに、ユージが走るシーンくらいしか無かった気がする。
あと、浅野温子さんはコスプレが全体的に痛かったなぁ…まあ、これもあぶ刑事らしいっちゃあ、らしいですが。
そして、タカの号泣シーン。そもそも自分は恋人(菜々緒)に感情移入するまでもなく話が進んでしまったので「え?タカが泣いちゃうの!?」と違和感バリバリ。
その後の立ち直りも早すぎて、え〜…という感じ。
何よりラストの銃撃シーン。そこで終わるんかい!?という感じでモヤモヤ。あそこはしっかり見せて欲しかったなぁ。
それでも面白かったです。
とにかく、舘ひろしと柴田恭兵が渋い!まったく年齢を感じさせない。全力疾走シーンとか相変わらず足が動いていて凄いと思いました。
そして敵役の吉川晃司も渋い!リスクを減らすとかいいながら自分で最前線に出てくるという、わけのわからない事してましたが(誰かに任せるより自分でやるのが確実って意味ではリスクを減らせてるのかも?)存在感は抜群でした。
刑事物というか、もはや「あぶない刑事」というジャンルとして見ればファンの方は楽しめると思います。
逆にあぶない刑事を知らない人からしたら「何これ?演出古くない?」となる可能性は高いです(笑)
なにはともあれ、長い間お疲れ様でした!