13.ネタバレ 話が途中で終わっている感じなので続きを妄想してみた。「東京に行ってほしくないです」「ピピピピッピピピピッ(目覚まし時計の音)」なんだかステキな夢だったけど、良いところで目が覚めた。ふと鏡を見た。私は北乃きいみたいに可愛いくない。halfはハーフと読める。母がさっさと朝飯食べろと喚いている。怒号が響く中、急かされながら朝食を食べ支度をし、家を出た。もちろん誰も待ってはいない。私に彼氏はいない。起伏の激しい片道10kmの通学路は、電動アシスト機能が付いてない私のママチャリでは一苦労だ。何とか間に合った。息を切らしながら席に着いた。辺りを見渡してみたが、岡田将生みたいな理想の男子はいない。担任は小太りのオッサンで頭頂部がやや禿げている。成宮寛貴みたいなイケメンではない。鼻クソをほじって食べるのがクセだ。今も出欠を取りながら右穴をほじっている。気分が悪くなってきた。保健室に行くことにした。私が所属している書道部の部室の前を通りがかったので、中を覗いて見た。案の定、顧問の先生が大きなイビキをかきながら寝ている。40代独身。大沢たかおみたいにはイケてない。見た目は塚地武雅に似ている。この人に彼女がいたことなんてあったのだろうか。恋愛相談なんて絶対にできない。イビキが止まり無呼吸状態になったのを後目に保健室へと向かった。保健室にはうざいギャルグループがたむろっていた。保健室の先生はノリが合うらしく彼女等から絶大な支持を得ている。白石美帆みたいな可愛らしさはない。気が強くてケバいオバサンだ。オシャレな車も持ってない。恐くて中に入れない。ヤバい、吐きそう。「ヴォェェェェェェッッ」今日は卒業式。私の青春も今日で終わり。あんな夢、見たくなかった。どこで~めぐり逢~えるか~な あの日~夢見た季節と♪ by Salyu