10.こういう入れ替わりの映画って、いかに、入れ替わったのを本物に見せるかがポイントだと思う。尾身としのりと小林さとみの入れ替わりは違和感が無かったが、この作品のは…カーティスの演技力に圧倒されてしまい、入れ替わり前後(特に後)のローハンの存在自体がかすんでしまったような気がする。ローハンは、落ち着いた大人な女性を演じなければならなかったので、その分、分が悪いという言い訳が成立するだろうが。とにかく、そのせいで、ローハンの女優としての存在感が半減し、入れ替わった物語上のママの存在感も半減したと言いたい。その結果、「お互いを理解し合う」のを表現するのが、中途半端に終わるんじゃないかと思ったのだが、最後は、中年女の大舞台を利用することで、上手くまとめ上げたと思う。あの大舞台が無ければどうなったか…と意地悪なことを考えたりもするが、カーティスのノリノリ演技が、全てを相殺してくれた。…このテの軽い作品には、演技力の突出した役者を使えば、何とかなるのかもしれない、なんてことも思った。映画としては6点だが、カーティスの健在ぶりをしらしめたいので7点。 【日雀】さん 7点(2005-01-16 09:30:45) |
9.《ネタバレ》 もし自分が嫌いな奴と入れ替わったら、少しでもそいつの気持ちが理解できるのかなぁー。人の心が入れ替わっちゃうっていうお話はよくあるけど、親子だったらどうだろう。親の気持ちは普段、なかなか理解できないのではないかな。自分自身、理解はしているつもりだけど、まだまだわかってない面もいっぱいあるだろう。彼女達は互いに理解し合うことができて、とても観ていて爽快だった。入れ替わることによって仲が深まるなら、誰か、ブッシュとフセインが入れ替わっちゃう映画撮ってくんないかなぁー。 【こばやん】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-12-27 15:10:41) |
8.《ネタバレ》 おかんがギターを掻き鳴らす姿がかっこよすぎ。妙な中華料理店もいい味を出してる。ドタバタして一気に終わり、みたいな映画。かる~く観れます。 【アンソニー】さん 7点(2004-12-04 20:19:10) |
【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-11-15 23:43:39) |
6.《ネタバレ》 中華料理のお店に行ってもフォーチューンクッキーは食べない事にします。 【たま】さん 7点(2004-11-01 01:05:33) |
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5.「スクール・オブ・ロック」よりもこっちの方がずっとスクール・オブ・ロックっぽい。ストーリー上重要な、亡きパパの”人と成り”を、在りし日の写真とかじゃなくて遺品のエレキギターで表わしてるところなんざとてもスクール・オブ・ロックだ。そして2人が入れ替わるまでのファミリー描写はホント明るい!”明るい家族”ってこういうんだろう。朝なかなか起きないリンゼイがいつのまにかお出かけの用意まで出来てパッと部屋から出てくるところなんか一種名場面だ。オープニングからこの調子だから2人が入れ替わる時「ああ、いらんことせんと、このまま行こう」って思ってしまった。素でこれだけ明るいんだから、何も入れ替わってまでお互いの節々分かり合わなくてもいいじゃないか。そんでもって音楽カッコイイ! 【メロメロ】さん 7点(2004-10-31 16:40:58) |
4.母と娘、お互いが理解しあうというテーマでは、ありえないように見えてこの設定は非常に効果的ではないでしょうか。母が学校に行くことにより娘のトラブルの元を知ったり、興味あることを理解する。娘は母親の仕事を知りどんな思いで暮らしているのかそして再婚の悩みや不安を感じる。多少、強引でもラストのライブシーンやスピーチなどお互いが理解しあえたシーンはなかなか感動的でした。よく言われているけどやはりジェイミー・リー・カーティスの演技はこの映画にとってぴったりだった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-25 14:37:32) |
3.ジェイミー・リー・カーティスが好きだからという理由だけで、あまり期待もせずに見たのですが思いのほかいい作品で驚きました。とても良心的な作りで、見終わった後ほのぼのした気分にさせてくれます。アメリカの映画館で見たのですが、リンゼイ・ローハンのファンだと思われる中学生ぐらいの女の子がたくさん見に来ていて、エンディングで流れた曲に合わせて大合唱していたのが微笑ましかったです。 【Wiz】さん 7点(2004-06-16 15:25:29) |
2.飛行機の中で見ました。すべて予想可能な展開ですが、主演二人の好演で見せられてしまう映画でしたね。予想していたのにクライマックスの場面でうるうるしてしまったのは年のせい?邦題の方が原題よりもよいですね。 【モリブンド】さん 7点(2004-05-03 07:55:00) |
1.《ネタバレ》 今ごろ「転校生」かよ!って突っ込みを入れられそうな設定。前にドラマでも浅野温子がこんな入れ替わりコメディをやってた記憶有り。だからディズニー映画ってパクリって言われるんだって声がまた聞こえてきそう。確かに企画の貧困さはいかんともし難いけど、作品自体はかなりの面白さ。自分は観てる間ずっと笑い通しでした。コメディエンヌ、ジェイミー・リー・カーティスの魅力炸裂って感じです。弟役の子も可愛いし。こういう結末がわかりきってる映画だと、そこに至るまでの過程が一番重要だけどこの映画は合格点!ところでこの映画って何のリメイクなんですか?ワイルダーの「恋人よ帰れ!わが胸に」(邦題が同じ)?それとも本当に「転校生」?下の方も言ってますが、母娘で観るのがお勧めです。 |