13.作品全体に映画への愛情が溢れていて好印象でした。才人なのかただの変人なのかよくわからないエドのキャラクターも味わい深かった。俳優ではジョニー・デップがやはり良いですね。魔女っぽい女優さんもよかった。ああいう系統の色気とても好きです。 【藤堂直己】さん 8点(2004-01-31 14:41:48) |
12.ジョニーがとても活き活きと演じているのが印象的。表情がすばらしい!またまた大好きになりました。作品が成功したしないに関わらず、ジョニーの仕事のスタンスはやっぱり主張があっていいと思います。エド・ウッド・・・こんなに映画に没頭できてすごいなぁ。B級だろうがなんだろうがここまで映画バカになれるなら、「史上最悪の監督」というのも褒め言葉に聞こえてきます。 【きょうか】さん 8点(2004-01-19 16:55:47) |
11.駄作ばかりだけど自信満々、脚本も書く主演もする監督もする資金調達もする。女装(アンゴラ)好きだけど女も好き。筋金入りの映画好き=映画バカ。情熱がある愛がある。映画愛が。その点でつながるのがこのエドとティムとジョニーと、ベラ・ルゴシとマーティン・ランドー。映画が好きUFOが好き妖怪が好きタコが好き(イメージ)。映画バカの映画バカによる映画バカのための作品に仕上がっている。ジョニーの口半開き、半笑い、首横振りの恍惚顔は、娘4歳との間でしばしブームになった。愛すべき作品です。 【ちゃか】さん 8点(2004-01-06 10:08:10) (良:1票) |
10.史上最低の映画監督なる究極に不名誉なレッテルを貼られているエド・ウッドだが、この作品を見る限りでは、映画を心から愛して病まなく、たまたま彼が撮った映画が世間から受け入れられなかったという哀れな人物に思えた。本人の作品は未見なのでなんともいえないが、この作品から判断するに、俺としては彼よりも金儲けのことしか考えてない馬鹿な監督の方がよっぽど“最低”である。 |
9.映画観る際に予備知識が必要か否か。製作者の意図がどうであれ、予備知識のある人ない人両方が観て、それぞれの感想を抱くのはこりゃ避けられないし、それでよいのだと思います。その上で敢えて、全く個人的な意見ですが、本作未見の方には、できればエド・ウッド作品を何か1本観てから本作を御覧になることをお勧めしたいですね。恐らく本作の持つエド・ウッドへの敬愛の念をより強く感じることができるのではないかと思います。愛すべき、どうでもいいような登場人物達の後日談までフォローされてるのが、また秀逸。 【鱗歌】さん 8点(2003-10-13 14:04:03) |
8.いわゆる「下手の横好き」みたいな映画を製作する監督は、本当はあまり好きではないのです。見ているうちに辛くなってきて「才能ある人にまかせて、こんなことするのやめたら?」とついつい思ってしまうから......。でも、この監督の映画なら、見てみたいと本気で思いました。何が違うのか考えてみたら、そう、多分、エド・ウッドには美学というか、信念があるのですね。詐欺まがいとも言えるはったりをかましてまで貫き通してしまう意志。もちろん、ティム・バートンとジョニー・デップにも。だから、琴線にビンビン触れました。拍手×3。 【showrio】さん 8点(2003-09-25 10:16:33) |
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7.『シザーハンズ』のティム・バートン&ジョニー・デップのコンビなので期待して見たら、期待を裏切らなくてとても面白かった。これはティム・バートン映画が好き嫌い関係なく映画ファンなら絶対観ておくべき映画だと思う。ちなみに僕はジョニー・デップFANだから貴重な貴重な女装シーン(かわいいかは分からんが・・・)が見れて良かった!映画自体も白黒で昔な感じが良く出てたし、映画の撮影しているシーンや投げられた皿がジョニーの頭に直撃するシーンが笑えました。またラストで分かりやすく登場人物(エドが死んじゃったのにはショックだけどビル・マーレーが性転換しなくて良かった)の今後を字幕で教えてくれている所もいいと思う。この映画でエド・ウッドは最低な映画監督と言われていますが素晴らしい監督の一人であることに間違いないなあと僕は思いました。 【ピルグリム】さん 8点(2003-07-23 16:15:07) |
6.現代を代表する「変人」監督ティム・バートン。先人へのオマージュとばかりに、かつての「変人」監督へ捧げた愛すべき小品。「マニアック」、「オタク」もティム・バートンのレベルまで来れば、それは「敬意」、「尊敬」へと変化する。エド・ウッドも、ティム・バートンに伝記映画を作ってもらえたら本望というものだろう。時空を超えた映画愛がここにある。情熱ほとばしる、見事なB級映画だ。 【給食係】さん 8点(2003-05-24 00:38:20) |
5.とくに派手な映画ってわけでもないけど、エド・ウッドの映画への情熱が感じ取られる作品であった。また、画面がモノクロだったのが新鮮だった。役者ではオーソン・ウェルズ(フルメタル・ジャケットでデブ二等兵をやった人)が非常に良かったです。ただ、この映画を見るときは、エド・ウッドの基礎知識を頭にたたいておいた方が良いでしょう。 |
4.映画の楽しみってなんだろね?という問いかもしれない。映画を作ってみたくなるよ。 【エミール】さん 8点(2003-01-09 08:37:00) |
3.ビル・マーレーの表情がいい。マーティン・ランドーのヨボヨボさもまたいい。 【いかりや800】さん 8点(2002-12-22 23:03:23) |
2.映画への情熱…。すごかった。ちょびひげとかかなりイカしてます。ストーリーも山があって面白かった。白黒なのも良い。 【kaneko】さん 8点(2002-04-12 23:12:14) |
1.いつも陽気で楽天的なE・ウッドは、嘘とお世辞とその場しのぎのごまかしを使い分けながら、映画と映画作りを愛し、自分の脚本と登場人物たちを愛し、ひたすら安っぽさを愛すという人物。このほとんど無駄とも思える程の凄まじいエネルギーを、駄作という形で発し続けた映画史上最悪の監督を、愛すべき人物として我々観客に知らしめたT・バートンと、見事に演じきったJ・デッブに敬意を表したい。 【ドラえもん】さん 8点(2001-11-04 00:02:06) (良:1票) |