51.《ネタバレ》 うーん。高倉健さんが薬師丸ひろ子さんに語りかけるシーン(特に、数学を教えているとこ)は良かったです。でも、ラスト近くの22人の特殊部隊との戦争。ただ漫然とやられていく特殊部隊の人たち。初見時もたいしたことなかったが今見る案外などと思い見直しましたが、やっぱりもう一つでした。 【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-13 20:54:16) |
50.豪華な役者陣とも相まって、前半はけっこう期待させてくれたのですが、途中から健さんがスギちゃんに見えてきます。撮影のためにホンモノの戦車とかヘリとかを借りられたことが嬉しくて、自慢したくて仕方ない感じ。日本映画には、伝統的にこういう幼児性がありますね。「仕事を選ぶ」といわれる高倉健がどうしてこんな幼稚な作品に出ようと思ったのか、不思議です。ついでにいえば、せめて「戦士の休息」ぐらいフルコーラスで聞かせてほしかったかな。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-01-12 20:39:02) (良:1票) |
49.《ネタバレ》 ●原作もかなり多種多様な複雑な展開を盛り込んでいるので、はたして2時間半でまとまるのかと危惧していたのだが、意外にスリリングさを維持して進行するのには感心した。終盤の入口までは。多分、健さん以外のキャストの出番を増やしたのが良かったのだろう。●この原作の肝は、味沢が大量虐殺をしたかのようにみせかけておいて実は、というミスリードなのだが、映画ではそのタネは中盤であっさりばらされてしまう(というか、ネタ明かしであるという表現すらされていない)。おいおい。●原作で一番重要な一言が、北野刑事が味沢にナタを渡すときの「味沢、使え!」なのだが、一応そのシーンも出されているのにはほっとした。が、原作には、北野がなぜそのようなことをしたのか、そのとき何を考えていたのか、もきちんと書かれているのに、ここではそれは完全無視。なので、なぜ北野があそこでナタを渡したのか、誰にも分からないはず。●で・・・、北野が味沢を確保し、自衛隊との対決に至ってからの40分。一体これは何なんだーーー!!!表現の意図も目的も不明だし、だらだらしていて見ていても面白くない。味沢と北野が手に手を取って協力して逃亡なんて、原作をちょっとでも読んでいれば、まったくありえないでしょ。もう、愕然というか論外というか、誰がどういうことを言い出してこうなってしまったのか、きちんと説明していただきたい。●それと健さん、味沢という殺人マシーン(それがこの作品自体のテーマでもあることは、原作から明らか)を演じるのであれば、戦闘術の訓練は、きっちりやってほしかったのですが。●味沢拘束までであれば5~6点なのだが、その後は作品としては削除対象レベルなので、減点してこの点数。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-04 23:58:15) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 「お父さん、怖いよぅ。誰か来るよ、大勢でお父さんを殺しに来るよ」のCMに釣られて劇場まで見に行ったクチです。薬師丸ひろこが子供ですねー。当たり前か。でも演技もしっかりしてるんじゃないでしょうか。舘ひろし若っ!すげー悪人面。松方弘樹が自衛隊の隊長みたいなんですが、口調は軍人と言うよりヤクザの親分でした。トイレから戻ってくると「あれ?これ戦国自衛隊だっけ?」お茶を入れて戻ってくると「あれ?仁義なき戦いだっけ?」と、いろんな要素を詰め込みすぎです。特にヤクザのシーンに力配分が偏っているような??監督の好みか、時代のせいか。角川に勢いがあった頃なので予算を使った大人のバカ騒ぎみたいに見えます。が、それは今観るからであって、当時はやっぱり面白かったと記憶しています。ピューっと吹き出る血が横溝作品みたいで、角川レッドが鮮やかでした。しかし、健さん今とあまり変わらないのがすごいです。かっこいいですね。 PS:アメリカさんの軍人役で「バイオニックジェミー」のゴールドマン局長が出ててびっくりしました! 【MILA】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-16 01:19:40) |
47.《ネタバレ》 何度も見てるはずなのになぜか内容をよく覚えてない映画の一つ。そのわりには予告の「おとうさ~ん!」のシーンだけは覚えてたりして。久々に見ましたけど街を牛耳るヤクザの前半と後半で内容がぜんぜん変わってしまうので内容を思い出せない一因かも。絵の具みたいな色の血が勢いよく噴き出したり戦車の大砲が拳銃みたいな音だったり薬師丸ひろ子が予知能力持ってたり…トンデモ作品だったんだな。でも当時の角川映画って独特な雰囲気があって何となく許せちゃったりするから不思議。それと大野雄二の音楽、最高です。 【時計仕掛けの俺んち】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-13 13:38:54) |
46.《ネタバレ》 78年公開だったんですね、結構昔だな~。まぁとにかく出てる人の若いこと若いこと。個性豊かな俳優さんをよくここまで集めたものです。当時の角川映画のパワーが伺えますね。薬師丸ひろ子さんもデビュー作とあって初々しいけど、個人的には舘さん若い!かな。やたら戦車やヘリやら出てくるけど、イマイチストーリー上での必要さを感じず、自衛隊の協力でド派手にやってみました~的な感じ?、というか根本的な設定が破綻してる気がしますがね;; とはいつつ、若干力技的なところも魅力なのは間違いなく、なんのかんの言って健さんカッコイイというところに落ち着きますネ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-10 09:07:34) |
45.どっちみちめちゃめちゃな話なんやし、健さん一人で壊滅させてほしかった。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-10-01 18:03:47) |
《改行表示》44.角川映画らしい、派手な娯楽映画。同じ森村誠一原作「人間の証明」がコケていたので、 まったく期待はしていなかったのだが、こちらもシナリオがかなり粗っぽい。 複数の事件が複雑に絡み合ううえに、登場人物たちの心理描写が重点のお話なので、 限られた時間内でうまく収めること自体が難しいのかも。金をかけたなぁと思わせるところ、 そして高倉健を主役に据えたことで多少の重厚さは出ているが、大袈裟なアクションシーン、 演出も含め、取ってつけたような終盤からラストの展開も白けるばかりだった。 【MAHITO】さん [映画館(邦画)] 3点(2012-07-05 01:33:16) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 これは『野性の証明』じゃないだろう・・・。 原作は大好きです(関連作品の『黒の十字架』も)。その魅力はなんといっても、巨悪・大場総業相手に味沢が野性を開放し大暴れするところ・・・と思うんですが、なぜそれを再現しなかったのか。プロットは途中まで原作に沿いながら、後半で改変した理由は分かりませんが、主演の高倉健さんのイメージに従ったからかな?味沢の俊敏な猛獣のイメージって、高倉さんの渋い演技とはかなり合わないと感じますし。ラストの女の子に見放される場面も改変されてるし。自衛隊の協力をはじめ、スペクタクルにはふんだんにお金をかけているだけに、尻すぼみがもったいない作品。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-01 18:22:24) |
42.無駄に豪華なキャスト、予算だと思う。しかし薬師丸ひろ子は可愛かった。 【doctor T】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-09-23 21:00:19) |
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《改行表示》41.《ネタバレ》 高倉健と薬師丸ひろ子の絡みが観れた事に満足。(カラミといっても、モザイクが必要になるようなそんなカラミではないんでご注意を。って当たり前なんですが^^;) しかし、残念なのは 中野さん?? えっと、中野さん??? あそこ どげんかならんかったのでしょうか 中野良子さんのところ・・、 他に坂口良子さんとか 榊原るみさんとか空いてなかったのでしょうか(←例えばなんですが。) なんであの方だったのか・・、 他が、いかに凄い豪華キャストであったかは観てりゃそりゃ確実には分かりましたが、 出演陣の役九割五分以上が男どもという男臭い作品の中にあって 紅一点、パッとした華が欲しかった事は事実です。あまりに地味すぎやしませんでしたか。あの人選。 では、薬師丸ひろ子チャンのほうは というと、なんせ、まだお子チャマだった訳だから、そんなわけだから。 【3737】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-27 22:20:22) |
《改行表示》40.ちょっとしたキッカケで、30年ぶりに観た作品。封切り当時、映画館で観たはずなのに、今となっては何の記憶もなくなっているのは寂しいもんです。 当時、角川映画と言えば欧米並みに予算を投入した大作揃い。この作品も多分にもれずフルキャストの大作。よくぞこれだけ俳優さんを集めましたねって感じです。 だから、決して見応えないなんてことはないです。大いに見応えあります。原作と違うなんて言わないで。これはこれで十分に面白いと思いますよ。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-11 02:30:33) |
《改行表示》39.公開当時は小学生、ようやく初観。子供の時に買ってもらえなかったオモチャを大人になってやっと手に入れたけど結局、遊ぶわけでもなく、それで満足みたいな・・・。 「こういう話だったのか~」感想はそれだけ。 【より】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-21 01:06:55) (良:1票)(笑:1票) |
38.男はーだぁれーもみなあ~♪って主題歌もヒットしたなあ、ああ懐かしい。映画はテーマが散逸してしまったり、不自然に大げさになっていったりと角川の悪さがよく出てるな~という感じだが、俳優たちが役所をきっちりこなしているので、割に見れる。中でも特筆すべきはやはり薬師丸ひろ子で、「お父さん、こわいよう。皆でお父さんを殺しに来る。」「おとおさああああああん(ズキューーーン)」は名セリフ、名シーンですな。この後に角川が巨大アイドルに仕立ててしまったが、紆余曲折を経て現在、実力派女優として安定した地位を保ってるのは嬉しい。特にお勧めの映画でもないが、薬師丸のデビュー作という意味で一見の価値あり。 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-02-13 13:09:22) |
37.たった一人や二人を殺すために戦車隊まで出すのはいくら映画といえども大袈裟すぎると思うし、全体的に見ても大味で散漫な印象が強く良くも悪くもいかにも角川映画らしい大作映画という感じ。しかし、確かに悪役のキャスティングは絶妙で三国連太郎は見事なハマリぶりで、やっぱりこういういかにもワルという役をやれば非常にうまい役者だと思う。それから、成田三樹夫の声の良さにもしびれた。松方弘樹のやくざみたいな自衛隊員もはまっていたが、この映画では自衛隊を徹底的に悪として描いているのでこれが原因で翌年の「戦国自衛隊」で自衛隊からの協力が得られなかったのかなと思ってしまった。主人公を演じる高倉健ももちろんカッコイイのだが、中野良子には対してあまり魅力を感じなかった。これがデビュー作となる薬師丸ひろ子は可愛く、この頃から既にアイドルとしての素質はじゅうぶんにあったと感じる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-31 13:14:52) (良:2票) |
36.これは原作を読み、その後映画を見た為、非常に不満が残った記憶があります。ラストが原作と違うのですが、こういう見せ方の方がウケると思ったんやろうなって思います。それにしても、中野良子さん、お姉さん、妹さん共に可愛そう過ぎやん... 【海の雫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-08-18 16:39:14) |
35.人間の証明があんまりにもひどかったのでこちらもほとんど期待していなかったが、これはそれなりに面白かった。人間の証明に比べてこちらは大物キャストがはまっている。三国連太郎が悪そうでいい。他にも舘ひろし、成田三樹夫、松方弘樹、丹波哲郎、梅宮辰夫が悪の方、強そうです。ちなみに善玉は夏八木勲、中野良子、・・さしもの健さんも分が悪いか。中盤以降は意味不明な追走劇になってストーリーが破綻してしまうのが残念。人一人殺すためにあんなに戦車だの攻撃ヘリだのを駆り出す必要があるのかねえ?いくらなんでも誰かに気づかれるんじゃないの。それにしてもようもまあここまで自衛隊を悪者にできますな。70年代の作品らしいといってしまえばそれまでなのだが。 【陽炎】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-08-10 23:34:49) (良:2票) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 実物の戦車や、広大なロケーションが効果を上げたダイナミックな作品であるが、佳作と呼ぶにはいささかためらってしまう作品だと思います。 まず、大量殺人事件に自衛隊の暗部、地方都市の腐敗や予知能力を持つ少女、といった刺激的な題材を盛り込んだにもかかわらず、それぞれの関係性が薄く、ストーリーの芯をなかなかつかめないと感じました。 例えば、村の惨殺は農作物の病気が原因でしたが、三國連太郎の系列会社が流した工業廃棄物が原因だったとか、予知能力を持つ少年少女を自衛隊の研究班が人体実験のために誘拐している、などの相互関係がおり込まれていれば、主人公・高倉健の闘う意味がより大きく、力強くなったと思われます。 また、アクションシーンのぎこちなさ、出来の悪さは、かなりのマイナス点となってしまいます。同時期(翌年)製作の「戦国自衛隊」では、千葉真一がアクション監督をつとめ、素晴らしいアクションシーンを作り上げているのと、どうしても比べてしまいます。 厳しい言い方をすれば、派手な作りと高倉健という俳優に寄り掛かった内容の薄い作品という事になるでしょう。しかし、この作品には、映画の持つ大きな魅力の一つである「高揚感」があると思います。ポスターや紹介記事などをみて、ワクワクする気持ち、これこそ大作映画に欠かせないものであり、そういった意味では成功作と言えるのではないでしょうか。 追記として、最近原作を読んでみたのですが、ストーリーとしてはおおむね同じでしたが、大きく違っていた部分がありました。実は原作では、自衛隊はほとんどストーリーに登場していなかったのです(サバイバル訓練と特殊部隊出身という設定のみ登場)。上記の感想から改め、本作の脚本は、原作を決して壊さずに、映画向けのシークエンスを混ぜ込み、膨らみあがった要素をまとめあげた力作と感じました。 【塚原新】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-24 23:03:08) (良:3票) |
33.《ネタバレ》 結構スプラッタだった、という印象ばかりが強い映画です。生首が小川をころころ~、って。薬師丸ひろ子の超能力の設定が、物語に何か大きな意味を与えているのかというと、ちょっと疑問ですし、陰謀が渦巻いていても、それにキチンとケリをつけられないまま、結局はどん詰まって終わりな物語なので後味悪くて。つーか、自衛隊と大量殺人事件と実力者の陰謀とが三題話のごとく、ムチャな結び付き状態なのもどーかと。少し整理しようよ・・・。普段から、あまり男気ってヤツに魅力を感じない私としては、健さんの選択してゆく道にも納得できなくて、見続けるのがツラい映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-11-08 22:04:16) |
32.出演陣は豪華ですが、内容はかなり突き抜けた現実離れしたとんでも映画。突き抜けてるんならそれはそれでいいけれど、構成にしても演出にしてもセンスが悪すぎで、さすがにあまりにあんまりでなんとも苦笑の連続でした。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2006-11-08 18:45:46) |