ブラッド・ダイヤモンドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ブラッド・ダイヤモンド

[ブラッドダイヤモンド]
Blood Diamond
2006年上映時間:143分
平均点:7.38 / 10(Review 178人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-04-07)
ドラマサスペンス
新規登録(2006-11-11)【.】さん
タイトル情報更新(2017-10-25)【Olias】さん
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監督エドワード・ズウィック
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
ケビン・デ・ラ・ノイ(第二班監督)
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ダニー・アーチャー
ジャイモン・フンスー(男優)ソロモン・バンディー
ジェニファー・コネリー(女優)マディー・ボウエン
アーノルド・ヴォスルー(男優)コッツィー大佐
マイケル・シーン(男優)シモンズ
マリウス・ウェイヤーズ(男優)ルドルフ・ヴァン・デ・カープ
スティーヴン・コリンズ〔男優〕(男優)ウォーカー
デヴィッド・ヘアウッド(男優)ポイズン大尉
ベイジル・ウォレス(男優)ベンジャミン・マガイ
ンタレ・ムワイン(男優)メド(バーテンダー)
浪川大輔ダニー・アーチャー(日本語吹き替え版)
乃村健次ソロモン・バンディー(日本語吹き替え版)
浅野まゆみマディー・ボウエン(日本語吹き替え版)
家中宏シモンズ(日本語吹き替え版)
菅生隆之コッツィー大佐(日本語吹き替え版)
原作チャールズ・リーヴィット(原案)
C・ギャビー・ミッチェル(原案)
脚本チャールズ・リーヴィット
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ブラッド・デクター
ジョン・キュール
ジェフ・アトマジアン
撮影エドゥアルド・セラ
製作エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコヴィッツ
ポーラ・ワインスタイン
ワーナー・ブラザース
ケビン・デ・ラ・ノイ(共同製作&ライン・プロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイククリフ・ウォーレス
特撮ピクセル・マジック社(視覚効果)
ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー)
衣装ナイラ・ディクソン
編集スティーヴン・ローゼンブラム
録音アイヴァン・シャーロック
アンディ・ネルソン[録音]
ロン・ベンダー(音響効果)
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
アフリカのシエラレオネ共和国では残虐な反政府軍RUFがダイヤを密輸によって売りさばき、そのお金で大量の武器を購入し内戦を長引かせていた。そのRUFのダイヤ採掘場で強制労働を強いられていたソロモン(ジャイモン・フンス)は、大粒のピンクダイヤを発見したことからダイヤの密売人のアーチャー(デイカプリオ)から執拗にまとわりつかれることになる。血にまみれたダイヤをめぐって多くの人間たちの欲望が渦巻く社会派作品
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【クチコミ・感想】

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158.すごくいい映画だった。まさにタイトルどおり、血のダイヤモンド。ダイヤはダイヤとして扱われるのに、人の命が命として扱われないアフリカ。ダイヤを巡っての攻防はすさまじかった。普通の子供たちがある日突然さらわれ、暴力とドラッグ漬けにされ少年兵に仕立て上げられていく恐怖、戦争のおそろしさ、全てがすごくリアルだった。アイランドって映画でも感じたが、ジャイモンフンスの演技は素晴らしい。目力があるとはこのことだと思う・・血と泥と汗の匂いが小さなテレビの画面からでも伝わってくるようだった。ディカプリオのダイヤへの執着心も見事に演じられていたと思う。でも一番恐ろしいのは、何も知らずにダイヤをほしがる先進諸国の人たちかもしれない。末端の奴隷は苦しみ続け、裕福な人はより裕福になるこの世のシステム。ダイヤがたくさんの人達の血と命が染み込んでいる宝石であることを知った。日本人も浮かれて買ってるアクセサリーも、見えないだけで血に染まっているのだろう。血と悲しみが詰まっているのだ。なんかもう、この映画を見てダイヤを買いたくなくなった・・・
ましゅまろシナモンさん [インターネット(字幕)] 6点(2011-09-18 01:55:17)(良:1票)
157.《ネタバレ》 重いテーマを上手く調理している良作だと思います。主演の2人(3人か?)もそれぞれに最高の味を出していると思います。エンターテインメントだから多少の無理は仕方ないです。アーチャーが改心(?)していく様や、ソロモン一家のハッピーエンド(?)やら… でも、あくまでもフィクション。エンターテインメントですから。
ただ、観終わったあと何だか複雑な気持ちになってしまう。テーマが重ければ重いほど。何十万、何百万と死んでいった人たちの魂は、この作品を観た人たちの感動によって安寧が得られるのだろうか?悲惨な死は永遠に悲惨な死なんじゃないのかなぁ?彼らの死は本当に必要な犠牲だったのかなぁ? などなど。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 20:52:17)(良:1票)
156.《ネタバレ》 自分の知らない悲劇が今も世界の何処かで起こっている事を、エンターテイメント作品の形を借りて再認識させてくれる良作。
本作ではダイヤモンドが題材だが、こうしている今も世界中で題材を産廃物や希少金属に変えて同じ事が繰り返されている筈。
問題の根が深いだけに映画化は難しいのかも知れないが、下手なドキュメンタリー作品よりも世の中に知られる確率が高いだけに、もっとこの手の作品が増えてもいいと感じた。(実際、「ドキュメンタリー」というだけで観ない人は多い)
ディカプリオは年齢を重ねてチャラチャラした所がぐっと減り良い役者になってきた。今後も期待したい。
たくわんさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-23 17:42:40)(良:1票)
155.この作品を観るまで、シエラレオネの悲劇について全く何も知りませんでした。
ダイヤモンドが先進国に届くまでの経路や、内紛、少年兵、どれも重く難しいテーマであるにも関わらず、それなりにエンターテイメントとしても観られるような作品になっているのはすごいです。それにはディカプリオの存在によるところが大きいのかもしれません。もしこれが重苦しいだけの映画だったら、「映画=娯楽」である私の基準では10点は付けられないです。ちょっと「シンドラーのリスト」にも似てるんですが、殺伐とした内容の中でも、主人公の心の成長のような、何か一つでも希望の持てる要素がないとダメなんです。観終わった後に暗い気持ちだけしか残らないなら、映画じゃなくてTVのドキュメンタリー番組でもいいわけだし。多くの犠牲者が出ている出来事を娯楽として観るのは抵抗もありますが、問題提起をするという意味では重要なのかもしれません。私は本作鑑賞後、シエラレオネについて本やネットで調べてみました。それだけで何か変わるわけではないのだけれど・・・。とにかく色んなことを考えさせられる作品です。ディカプリオ好きの人も、そうでない人も、色メガネなしで見てみて下さい。変にラブストーリー仕立てになってない点も、評価のポイントです。
びくーにゃさん [映画館(字幕)] 10点(2010-03-22 02:10:55)(良:1票)
154.《ネタバレ》 最初はアメリカへの国際線で鑑賞。他の映画を観尽したあと「主役がディカプリオじゃな」の印象だったが仕方なく観る。だが観終わると「ディカプリオやるじゃん」の感想へ変貌を遂げる。誰もが取っ付きやすい社会派アクションエンターテインメントとして始まり、誰もが何かしらを考えさせられるであろう物語として幕を閉じる内容は、一流の内容であると思った。だが彼の最後はもっと激しく重い死に様のほうがよいと感じた。最近また観直したくて再度DVDで鑑賞。ジェニファーコネリーのふとした瞬間の笑顔に美しさを見出す。すっぴんに近い薄めの化粧ではあるが、アフリカの地で見せる笑顔には華があると思った。サイモン・フンスーの愚直な現地人の演技もなかなか。役者が自分の役柄を的確に表現しているのが好印象だった。最近稀に見る面白い作品だと思う。
しぇんみんさん [DVD(吹替)] 8点(2010-02-27 19:59:21)(良:1票)
153.社会的テーマを取り上げつつ冒険アクション映画としてまとめ上げた手腕が見事。はっきり言ってこういう作品、大好きです(要するにオマエ、社会問題を考える振りをしながら娯楽を楽しみたいんだろ、と言われれば、ハイそうです)。ダイヤを始めとした天然資源をめぐる、血で血を洗う争い、弾圧、惨劇。映画はあくまで、ひとつのダイヤをめぐる争奪戦という体裁をとり、我々をグイグイと物語に引き付けるのだけど、そこに絡む、息子を捜す父親の物語。その愚直なまでのひたむきさが、時にはこの冒険譚を盛り上げるサスペンスを呼び、また時には、生身の人間の苦しみを感じさせヒューマニズムの面から映画を支えます。ディカプリオも好演で、なかなかのハマり役でした。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-02-07 10:46:57)(良:1票)
152.《ネタバレ》 ただ綺麗で、高価で、女性にプレゼントすれば喜んでもらえるものというくらいの認識しかなかったダイアモンドに対する見方がずいぶん変わった気がします。休日にショッピングモールのウィンドウに何気なく見つけるダイアモンドにもあんな歴史があるかもしれないのですね。まさに"BLOOD DIAMOND"(血にまみれたダイアモンド)だと思いました。

血にまみれたといえば、RUFの活動は全くもって理解しがたい。最初は政府への反発とかもっと真っ当な理念があったはずなのに、少年兵を拉致・麻薬漬けにし軍事的に洗脳。大量虐殺。この映画を見る限り、反政府組織なんて名ばかりのただのヤンキー&ジャンキーの集まりで・・・、そんな中で歪んだ教育を受けさせられる子供たちの存在はただただ悲しいですね。本当にまっすぐに育っていた子供が「テメェなんか消えちまえ、クソヤロー!!」とか言うようになってたら本当に悲しいですよね。麻薬ってほんと怖いわ。。。

序盤、UNHCRの活動の一端なども映画に出てきましたが、現場は実際ああいったものなんですかね。。。難民がたくさん押し寄せるから、一人一人の話もじっくり聞けないのかな。そういった意味では映画という演出を基本とする形ではなく、ドキュメンタリーで見せてもらっても面白い話だったかも、と思います。もちろん映画も良かったですけどね。

レオナルド・ディカプリオは久しぶりにかっこいい役。ちょっと惚れる。冒頭、ダイアモンドの密売人と言うけっこうケチな立ち位置だったのが、利害の一致からソロモンやマディーと行動を共にするようになってからはまさにガーディアン!!なんだかんだダイアモンドのことばかり気にしながらも、しっかり二人をフォローする姿は何とも勇壮でした。

自分の身近にあるものが、どんな経緯で今ここにあるのか。どんな人の気持ちを渡ってきて今ここにあるのか。それはこの映画のように欲望であったり、はたまた誰かの努力の賜物であったり、誰かの親切であったり。そういった「モノ」の原点というものに目を向ける、素晴らしい映画だと思います。今回その「モノ」はダイアモンドだったわけですが、他の「モノ」についてもちょっと見方が変わるかもしれません。
TANTOさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-08 23:39:36)(良:1票)
151.ズウィックは「ラストサムライ」失った信用を取り戻しましたw
Junkerさん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-14 02:01:50)(良:1票)
150.とても完成度の高い映画。大きなテーマはアフリカのダイヤをめぐる闇社会、内戦であり見ごたえがある。それと並行してアーチャーの善と悪の心の迷いを細かく描写されているのがすごい。こういう社会問題をとりあげる映画というのは、暗さと重さがどうしても前面に出勝ちでありがこれは見事映画としての作品、商品性を実現していて感心させられる。
MSさん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-04 12:49:00)(良:1票)
149.《ネタバレ》 重厚なストーリー、しっかり作り込まれた舞台。本気でダイヤモンドに関わる問題を考えさせるには少々安直と言えば安直ですが、問題提起するには十分なはず。何よりもこの映画は、問題提起という目的も含めた社会派アクションとして成功しています。エンタテインメント性強く描きながらも、リアルで臨場感あるつくりは高く評価したい点。
それに加えてこの作品が成功した要因は役者陣の素晴らしさでしょう。以前から気になっていたジャイモン・フンスー。漁師の割には小奇麗な印象はありますが、相変わらず上手い。ジェニファー・コネリーも芯の強い女性役にはやはりハマる。そして今作一番の驚きだったレオナルド・ディカプリオ。僕は「タイタニック」などで王子様的なイメージがあったディカプリオが苦手だったのですが、今作で見直しました。彼もそういったイメージのせいで悩んでいたんですね。
彼が演じるダークな人物、アーチャーのたたずまいが大いに今作に重みを持たせています。語られずとも彼の過去に何か影が差していることを感じさせます。ソロモンを脅すシーンなど、全編気迫ある演技を見せていました。
ラストが映画的過ぎるとも思えましたが、あの程度であれば大して気になりません。社会派映画として、リアルな演出、問題提起、役者の演技力、全てにおいて及第点以上で、娯楽作品としても優れた良作です。
Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 8点(2008-10-05 00:22:04)(良:1票)
148.もし、婚約指輪or結婚指輪をねだられるような事が今後あれば、
この映画を見せようと思います(笑)
それでも欲しいって人とは…一緒にならない方がいいのかね~。
ふくちゃんさん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-24 20:31:19)(良:1票)
147.《ネタバレ》 世の中には様々な問題があって、その中で、もがき苦しんでいる人が沢山いる。けど、どうにもできない事実がある。中盤で「(記事を読んで)助けにきてくれるのか?」「来ないでしょうね」の会話が全てを物語っているでしょう。私達は、インターネットや映画を通し世界情勢を垣間見る事ができますが、結局のところ「知る」ことしかできません。何か行動を起こすことが出来たとしても、ただもがくだけに。。それがわかった気がします。まさか最後で涙ぐむとは思いませんでした。ディカプリオ主演で敬遠してましたが、彼の良い演技が観てよかったです笑
honeydewさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-28 02:14:46)(良:1票)
146.《ネタバレ》 素直に面白かったです。社会派として先進国(旧宗主国のお仲間)側からの
目線はやや鼻につく感じでしたが、アクションシーンは秀逸で見ごたえがありました。
なんといってもレオナルド・ディカプリオの演技が素晴らしくてよかった。
ソロモンの家族が救われ、ハッピーエンドだったのも見ていて安心です。
なんとなく安易なところもありましたが、こういう悲惨な話は最後は救われないと
見ていられないです。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 23:26:26)(良:1票)
145.《ネタバレ》 作品を見た後、紛争ダイヤとはなにかを思わず調べてしまいました。「ホテル・ルワンダ」しかり、アフリカというのはこのような悲惨な内戦が多いんですね。同じ国でこうなんだから、隣国と仲良くするのはいかに難しいかということです。尺の長い映画で序盤は少しダラダラしますが、途中から引き込まれます。「タイタニック」のディカプリオは大嫌いですが、これは男臭くてなかなか良かったです。主人公は子供の時からずっと孤独で、最後も1人で死んでしまうのかと思いきや、衛星電話?でジェニファー・コネリーと最後の別れ、そして安らかに逝く。いや面白かった。
たこすけさん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-12 17:36:43)(良:1票)
144.《ネタバレ》 RUFに攫われた子に教育を受けさせてる善人なおっちゃんが言ってましたね。人の善悪とは、おそらく行動で決まるんだろうって。まさしく悪人そのものであったディカプリオ扮するアーチャーが、最後の最後によい行いをする。あのシーン、ぐっときますなぁ。この作品のテーマは、「人間にとって本当に価値のあるものとはなにか?」であります。アーチャーにとってそれは宝石。しかし父ソロモンにとって最も大事なものは家族であり、息子はまさに宝石なのであります。二人の葛藤劇はそのまま「息子か?それとも宝石か?」のせめぎ合いであり、最終的にはアーチャーの行いによって、息子に軍配が上がる。ソロモンがロンドンで家族と再会した時、取引業者はその光景には目もくれず、ずっと石ころだけを見ていた、あのシーンが鮮烈です。そう、このテーマは普遍的なものです。アフリカという遠い遠い場所の出来事、全く関係がないよ、なんて思ってみても、この作品が投げかけるテーマはまさしく我々のような物質文明に生きる現代人に、そのまま大きく関わってくる根源的な問いなのです。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 02:49:13)(良:1票)
143.《ネタバレ》 長く感じた。リアリティも有り、ディカプリオも良かったのだが、焦点がばらついている気がした。ジェニファー・コネリーとの色恋は個人的にはいらないと思う。
ラグさん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-10 23:10:29)(良:1票)
142.《ネタバレ》 素晴らしかった!エドワード・ズウィック監督は『ラスト サムライ』を見て以来、スケールのデカイ映画を撮らせたら期待を裏切らない人だと思っていましたが、間違いじゃなかった。多くの方が仰っているように、娯楽性とメッセージ性を非常にバランス良く両立させた作品で、2時間30分という長尺も全く長く感じませんでした。あたかもそこにいるかの様な壮絶かつリアルな戦闘シーン。常に銃弾や爆弾が飛び交い、本当にいつ死ぬか分からないという緊迫した状況が、観ているこっちにもまざまざと伝わってきました。テロリスト共が子供達に人の殺し方を教えたり、ヤクを注射したりしてテロリストに育て上げていく描写もまたひたすらリアルで衝撃的でした・・・・・。(実の子供に「お前なんか大嫌いだ!敵だ!殺せ!」なんて銃を突きつけられたら、親はたまらんだろうなあ・・・・・。)そしてキャスト。レオナルド・ディカプリオとジャイモン・フンスーの迫真の演技は凄かった。それからジェニファー・コネリー!ひたすら血生臭い・・・・さらには野郎臭い(笑)劇中で、彼女の存在感はあらゆる意味で素晴らしかったと思いました(笑)俺は今まで、イラク戦争だの貧困だのと言われても「ふ~んそ~ですか」位にしか考えていませんでした。しかし本作を見て、そういう事を考え直す一つのきっかけになったのでは、と思います。そして、ふと考えたんですけど、これってダイヤモンドに限った話ではないですよね?自分たちの生活に欠かせない食料や服だって、自分達の見えない所では多くの人たちの犠牲が伴っている。この幸せな国・ニッポンに生きている自分達一人一人が、こうして豊かな生活をしていける事の幸せを噛み締めていくべきだなと思いました。正直、この点は少し甘いかな、とも思いますが、久々に映画館で良質な作品を見せて頂いたので、奮発して。
ポール婆宝勉(わいけー)さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-15 16:52:17)(良:1票)
141.もうダイヤモンド買うのやめようよ!
しまうまんさん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-30 03:50:25)(良:1票)
140.《ネタバレ》 物語の終盤、ショーウィンドウに飾られたダイヤモンドのネックレスの輝きが血に染まって見える。「白人がダイヤを欲しがるのは分かる。しかし、なぜ、アフリカ人同士が争わなければならないのだ?」たき火を見つめるソロモンが呟いた言葉が胸を突いた。‥‥‥ダイヤしかり、石油しかり、象牙しかり。先進国の都合によって、ただ愛する家族と穏やかに生きていくことだけを願っていた人々が引裂かれ、殺されていく。ラストの壇上に向かうソロモンを拍手で見ている人々や、それをエンターテインメントとして鑑賞している私は、そんなアフリカの悲惨な現実を受け止める資格があるだろうか。‥‥‥今までも数々のドキュメンタリーや映画で思い知らされてきたことだけど、所詮海の向こうの他人事と目を背けてしまう自分が嫌になる。そんな自分達に気付いても、何をしてやれる?その無力さに、ただただ虚しい気持ちになるだけだ。需要と人間の欲望ある限り、こんな悲惨は決して消えることはない、その厳しい現実。それでも、どんなキレイごとよりも、まずは行動。たとえ偽善でもイイから、まずは行動。できるだけのことは、やっていくしかないではないか。‥‥‥のっけから始まる血生臭い襲撃シーン、グイグイと画面に惹き付けられてしまい、テンポよく進む物語は2時間半の長丁場ながら観ている側を飽きさせない。この映画に至って、ようやくディカプリオは「タイタニック」の亡霊から脱する事ができたように思う。役柄が良かったのは勿論だが、無精髭を生やしたワイルドな演技はイイ味を出していた。
six-coinさん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-15 23:09:46)(良:1票)
139.この映画を見終わって帰るとき、つくずく平和ボケでもなんでもいいけど日本人で良かったと思いました。!全編に漂うやりばのない虚無感。悲壮感。怒り!!ちょっと胸くそが悪くなりますね。どんな時でも大儀名分をかざして、いたいげない子供やか弱い女性を不幸のどん底へ引きずり込み、戦いは関係のないものを巻き込む。そんな中でいきぬかなければならなかった主人公をディカプリオが好演していますよ。ジェニフアーも久しぶりですね。すっかり大人の女になって、おじさんは嬉しいよ!!アフリカの土に根ざした人間は、やはり大地にまた戻っていく。ダイヤもそうあるべきだと決断してダニーはソロモンにダイヤを託します。アフリカを欲と金の戦場へとしむけているシンジケートを日の目にさらす。そして、ダニー自身も安らかに大地に眠りたかったのでしょう。
確かに重い題材です。でも私にはこの幸せな日本を見直す作品になりました。是非!見てほしいと思います。
としべいさん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-15 21:45:04)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 178人
平均点数 7.38点
000.00%
110.56%
200.00%
310.56%
410.56%
552.81%
62614.61%
75832.58%
85933.15%
92312.92%
1042.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.19点 Review21人
2 ストーリー評価 7.66点 Review27人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review28人
4 音楽評価 6.35点 Review20人
5 感泣評価 6.40点 Review22人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
音響効果賞ロン・ベンダー候補(ノミネート) 
音響賞アイヴァン・シャーロック候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
編集賞スティーヴン・ローゼンブラム候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 

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