縞模様のパジャマの少年のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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縞模様のパジャマの少年

[シマモヨウノパジャマノショウネン]
The Boy in the Striped Pyjamas
2008年上映時間:95分
平均点:6.19 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-08)
ドラマ戦争もの小説の映画化
新規登録(2009-08-22)【TM】さん
タイトル情報更新(2023-04-04)【イニシャルK】さん
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監督マーク・ハーマン
キャストエイサ・バターフィールド(男優)ブルーノ
デヴィッド・シューリス(男優)
ヴェラ・ファーミガ(女優)
リチャード・ジョンソン(男優)祖父
シーラ・ハンコック(女優)祖母
ルパート・フレンド(男優)コトラー中尉
デヴィッド・ヘイマン[男優](男優)パヴェル
ジム・ノートン〔男優・1938年生〕(男優)リスト先生
坪井木の実母(日本語吹き替え版)
沢田敏子祖母(日本語吹き替え版)
川田紳司コトラー中尉(日本語吹き替え版)
伊藤和晃パヴェル(日本語吹き替え版)
落合るみマリア(日本語吹き替え版)
内田直哉パーティの歌手(日本語吹き替え版)
大滝寛(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ハーマン
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影ブノワ・ドゥローム
製作デヴィッド・ハイマン
ミラマックス
製作総指揮マーク・ハーマン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術マーティン・チャイルズ(プロダクション・デザイン)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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11.《ネタバレ》 無垢を装った無神経、というズルいヤツを子供はしばしばやらかします。これはそれじゃないでしょうか。縞模様のパジャマの少年の顔の形がどんどんゆがんでいくのにつれて、そう思います。親の気を引きたくてとんでもないことをやらかす、というのも子供です。これはその、戦場での大がかり版だったのだと解釈します。彼我の違いは8歳の子供なら、生きていくための本能としてむしろ身にしみるように察知していたはず。電気柵の向こうに行くのは、この地でしかできない最後の冒険。まるで友だちが海でふざけすぎて帰ってこれなくなったときのごとく、いたたまれなさばかりを感じつつ、しかし(だから?)厭戦的な気分になっている暇(いとま)がありませんでした。
なたねさん [DVD(字幕)] 5点(2014-04-06 07:31:28)
10.《ネタバレ》 見え見えのオチに向かって、あまりにも簡単にことが運ぶ。子供一人で簡単に潜れるほど監視も巡回もユルイなら、外に逃げるの簡単じゃん。ちょくちょく柵までやってきて何やら接触してるなんて、たとえ相手が子供でも警戒し指導するでしょうよ。なんかのスパイ活動とか脱走計画とか、普通疑うでしょ。このあまりのツッコミどころからするに、完全に子供向けで、しかも悪しき「子供騙し」映画だ。リアルにショッキングで、かつ人間の弱さ醜さを描くなら、台所で菓子を食って咎められたシーンの直後、あの少年が主人公の非道な嘘のせいで死んでしまう方がキツイ。愚かな思想に盲信する怖さよりも、怖いから自分を護りたいから罪なき他人が窮地に立たされる嘘をついてしまうということが起きることの方が何十倍も恐怖だ。リアルならそうなる可能性は低くないはずだ。しかし子供を悪者にしたくないから、そういう展開にはしない。そのくせ最後に子供を殺してみせて「こういう酷いことをした大人たちが実際にいた」と主張する。嘘の物語で‼︎ この映画で最大に許せない点を述べます。母親がユダヤ人虐殺について「あれと戦争は違う」みたいに逆上しますが、戦争の大量虐殺とユダヤ人焼却をどのように線引きしたら、そういう区別ができるのだろうか? 一方的に国家侵略のために攻め込んでくるものに対し防衛するだけが戦争なら、区別するのも分かるが、戦争はいつもそんな形ではないし、一般市民が巻き込まれて惨殺されることのない戦争がどれだけあるというのだろう? 完全なる子供騙し映画の中で『戦争とユダヤ人虐殺は違う』と植え込む。戦争なら人が殺されてもいいのか? 戦争で儲けてる国が作る偽善映画。虫唾が走る。

この映画はナチスドイツに対して「てめぇのやったことで、てめぇの子供殺してやんの」という嘘話を作って嘲笑している作品とも言える。この映画で感動したとか高評価つける人って、アメリカの子と仲良くなった日本の子供が何らかの方法でパールハーバーに行っちゃって日本の零戦に撃たれて死ぬ話を観ても同じ感想持つのでしょうかね? そういうことでなくたって、戦争をすれば自国の子供が犠牲になったりはするわけで「てめぇがやった戦争で、てめぇの国の子死なせてやんの」となるのだが、この映画は言います「ユダヤ人虐殺と戦争は違う」って。何が違うのか子供にもわかるように説明して。
だみおさん [DVD(吹替)] 0点(2013-07-17 17:14:29)
9.《ネタバレ》  侵略戦争の中身は、人の物が欲しいという見境の無さだろうか。自分ならもっと上手く使ってみせるから今すぐ欲しい。だから奪った。ちょっとそれは可視化しすぎだろと言われそうだが、そう言う側面の大きさが質量の多くを占める。
 そう言う汚らしさが、大人の社会で取引や職業を介して行われる所まで浄化されて初めて繋がりが新しい様々な物を産出する美しさが産まれるはずなのだが、この時代にはそれが具体的な認識をされていなかった。
 そして、その時代はあとほんの四半世紀ほど経つと100年前の戦争になってしまう。恐らくこの時代では、この話が描いた友情が生んだ悲劇への怒りはきっと戦争では無く、処刑作業をしっかりと確認しなかった作業者へ向かっただろう。

 現代でははっきりと、侵略戦争への憎悪と狂った思想への警戒心がこの映画のテーマに同調する。描かれていないが、この後父親はいったいなにに対して怒り、なにをするかを想像させる事で更に戦争への嫌悪感を増大させる事に成功している。

 で、ちょっと考えて欲しいのは、実効支配や軍で国家を恫喝し場合によっては非軍属の他国民を殺害することも止むを得ないという主張を続け、それに疑問を抱かないでいる塊。排他と自尊と自己顕示の、ナチスやモンゴル帝国の様な狂気を感じる。
 欧米圏ではこの映画のように非常に洗練された映画が作られているのに。残念でならない。
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 8点(2012-12-06 16:07:41)
8.《ネタバレ》 子供の視点から、第二次世界大戦中に起きたホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)を描いた作品。なぜいつもシュムールはパジャマを着ているのか?胸に番号がついている…何かゲームをしているのか?農場の煙突から出る嫌な臭いの煙…何を燃やしているのか?まだ8才のブルーノにはそれが意味するものを理解できない。この映画の結末はいかに戦争が非情で残酷な事だったかをストレートに表現できていると思いました。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-01 12:33:16)
7.《ネタバレ》 やられました。涙が止まりません。ユダヤ人の少年が可愛くてそしてラストの手をつなぐシーンは目も当てられません。なんかあらすじとか衝撃のラストとか前知識なく見たほうがいいですね。このてのは。とにかくひたすら切ない子供視点をうまく作った映画でした。
とまさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-02-25 19:58:26)
6.何が凄いって、この映画、終盤に入るまで徹底して子供の目線で描いていること。ゆえに我らは、収容所の中で起こっていることが頭では理解できていても、最悪の想像まで至らない状態で観賞し続けるのである。これが、ラスト15分になってこれ以上無いくらいに効いてくる。ブランコ、パジャマ、パンといった小道具の使い方も完璧。「子供の視点から観たホロコースト」というテーマを、信じられないほど見事に、かつ衝撃的に描き切った紛れもない傑作である。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-16 00:59:39)
5.《ネタバレ》 監督曰く「悲劇を繰り返さないために子供たちに見てほしい映画」だそうで、ホロコーストものでありながら惨い描写はかなり抑えられている、そういう意味では「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」より見やすいのは間違いないが、ラストは大人が見たってショックなわけで、シャワーの意味が分かっている子供はこの映画が心に残り続けるんだろうな~。監督の狙い通りってことで・・・。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-29 18:21:57)
4.《ネタバレ》 ・・・なんという後味の悪さ。タイトルの“縞模様のパジャマ”が全て。これをあの場で着てしまえば着ている者が何者であるかはもう意味を持たないわけね。たとえ所長の息子でも問答無用。ユニフォームとはそういうもの。あれはパジャマじゃなくて目印なのだよ、ブルーノ君、抹殺すべき者たちという、、、。子どもが差別を知ることがテーマだと製作者は言っているけど、その肝心の子どもたちの先行きがあれでは、テーマもクソもないという気がするんですけど。まあ、子どもが見る映画、ということで考えれば、アリなのかな、、、。映画としては、やや類型的な人物造詣な部分もあることは否めないものの、簡潔でありながら心理描写はきちんとされた、小粒でピリリ映画。収容所映画としては、あのアカデミー賞映画『ライフ・イズ・ビューティフル』よりはるかに真面目に作られている逸品。余談だけど、所長役のシューリス、『太陽と月に背いて』のヴェルレーヌとは別人! イカレた詩人よりは、こっちの方が良かったね。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-28 22:13:30)
3.《ネタバレ》 まず!この作品を観る予定の方は、レヴューをみてはならない!(笑)そうだなあ、これもわたしには評価不能の範疇にはいる作品なんだけど、観終わってひとつだけ思ったこと。
収容所所長の家で、所長の息子がナチの若い兵士に脅されて、ユダヤ少年のことを”そんな子、ボクしらないよ!”と言った瞬間!もう、息子の運命は決まってしまったのだ、と言う感じがした。その後に見たユダヤ少年は全部、所長息子が見たまぼろし(あるいは生霊だ)。幽霊の呪いに導かれて、地獄に道連れ。というかんじだったなあ。逆に、そういう見方をしないとすれば、これは要するに、、、、”事故”だ。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-10 21:25:28)
2.今、観終わったところで、衝撃から抜けられないでいるのですが・・。子どもが大人の醜い社会を身近に見て、感じていく。誰もが少しは経験のあることがベースにあるのでブルーノに共感ができるんですよね。親の目を盗んで行ってはいけない場所に行ったことも、遊んではイケナイと言われる子とコッソリ遊んだこともある。子どもとしては日常的なことであり、成長の一場面であるのに・・。その場所が・・絶滅収容所であったという・・。自分の中の「子ども」と、社会の中で適応しながら生きている「分別ある大人」の自分が、自分の内面で親となり子となりして・・非常に葛藤して観ていました。2人が手を繋ぐシーンがいくつかあり、それぞれのシーンがとても印象的です。特に手を繋ぐシーンとしては最後になる映像・・ふたつのやわらかい丸い手がぎゅっと握り合う信頼と不安の語られる手が・・忘れられません。
グレースさん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-21 00:48:02)
1.《ネタバレ》 誰も正しいと思っていなかった。一番愛を求めた少年が最もドラマチックに殺される。それが戦争っていうもんなんだなと知った。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 9点(2009-08-26 01:26:19)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.19点
026.45%
113.23%
200.00%
300.00%
4412.90%
539.68%
6412.90%
7619.35%
8516.13%
9619.35%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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