55.《ネタバレ》 ○ヨーロッパの乾いた雰囲気、マイケル・ナイマンの素晴らしいスコア、ミシェル・ブランの異色の存在感など雰囲気作りはハリウッドにないものに完成している。覗きシーンの音楽が神がかっている。○僕自身がこういう切なさを映画に求めていないからか、あまり共感できなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 11:29:26) |
54.なんか純愛モノみたいなことがパッケージに書いてあったけど、要は仕立て屋のおっさんが窓から美人を覗き見するお話。覗き見する時にかかる音楽がまた変態ぶりを加速させる。 しかしただの変態ストーカー映画で終わらせないのが最後の展開とセリフ。 人によっては変態から純愛に昇華したととらえるかもしれない。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-24 22:23:49) |
53.《ネタバレ》 こんなタイトルのフランス映画と来たら、どんなに美しいラブロマンスかと思ってしまうでしょう。蓋を開けてみると、もてないハゲの嫌われ者の覗き男が婚約者のいる訳アリ女性に惚れてしまうというお話。上手く行くわけないし、上手く行ってほしいとも思うわけでもないこの二人の恋路は一番きっつい結末を迎えてしまいます。最低ながら、死ぬほど切ない恋物語でした…。こういう話は下手に長いとうんざりしそうですが、80分足らずとコンパクトなのが良いっす。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-28 19:14:16) |
52.喜びをくれた相手にそれ以上見返りを求めず、ひたすら思い続ける。。 「髪結いの亭主」もそうですが、どちらも主人公の愛が、独りでに完成されてる感じがして、だからこそ余計にその純粋さが切ない。 イールを変態だとは全く思いませんでした。 【カモネギ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-09 00:45:54) |
51.かなり巧いです。でもこの世界観は受け入れ難いところがありました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-22 21:55:16) |
【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-09-03 16:26:01) |
49.悲しいラスト。音楽がいいー物悲しさを倍増させる。サントラ欲しい。ほとんどメインの1曲しか使われてないけど。この主人公、何故かこういう変態は嫌いじゃない。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-19 02:54:23) |
48.《ネタバレ》 非常に痛いところが主人公に全く共感できないままラストに突入してしまう事。 偏屈で隣人にいたらたぶん近づかないでしょう。くそ真面目でおもしろみのない性格。 ・・・が後半の裏切られぶりにはさすがに同情。そしてこの性格だからこそ生きてくるラスト。 このくそ真面目な性格がなければこの切ないラストはなかっただろう。 【とま】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-04-08 23:03:00) |
47.「愛されずとも愛する」「愛されても愛せない」想いが描かれた作品が数ある中で、本作は私にとって最上です。愛した人が他の人を心底愛しぬいている。その姿を見せつけられ悲しみや苦しみにのたうつ時、その思いから逃れたいため憎しみが沸き起こってきそうな時、仕立て屋イールの生き様が思い浮かびます。彼はどんな状況であろうと愛する事を喜びと感じ、どんな結果になろうと「止む無し、悔い無し」と割り切れたのです。本作から最近考えさせられる事が、残りの日々を負の感情に支配されたまま過ごして生涯を閉じるのか否かという事です。やはり後者でありたい。ならば、どう生きるかであって、どう思って欲しいかではないのでしょう。 【前回の変更から4年が過ぎて思うこと】人を好きになる、なれないは理屈ではない事を達観できるには時間がかかります。イールを見て直ぐにイールにはなれないものです。 |
46.主人公は確かに変質者でもあるけど、それ以上に異端者として描かれてたと思います。映画としては、やっぱり彼に同情してしまって、あの女はヒドイ!と思うのだけど、もし自分があの女だったとしたらきっと同じ事をするに違いない。最後刑事さんに真相が明かされたのがせめてもの救いかな。 【羊飼い】さん 8点(2004-12-18 01:46:53) |
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45.《ネタバレ》 ミシェル・ブラン演じる仕立て屋の目線と、まるでブラック・ジャックのような風貌が如何にも怪しくて良い。女はなぜ男に近づいて来たのか、殺人とは一体どんな関係があるのか?という謎が解明されていくストーリーの巧みさには思わず唸らされる。最後はイールが落下したところで終っても良かったかな、とも思ったけれどやっぱり手紙の文章は秀逸。 【かんたーた】さん 8点(2004-12-12 19:23:07) |
【PAD】さん 7点(2004-10-13 15:24:44) |
43.《ネタバレ》 正直、変態なおじさんのイール氏。でも切ない、切な過ぎるんです。ささやかな希望の陰で淡々と、そして確実に進む裏切り。アリスがしたたかな女性だと知っていても信じて守ろうとする主人公にいつの間にか味方してました。イール氏には救いがあったのか真剣に考えてしまいます。 【yumio】さん 9点(2004-10-09 00:19:17) |
42.ルコントの世界って感じです。この行き場のない自己中心的で鬱屈した精神状態が◎。 【かじちゃんパパ】さん 7点(2004-09-13 09:40:41) |
41.ボーリングシーンには笑いました。いい作品ですね。上映時間80分ってところも良い。 |
40.《ネタバレ》 何年ぶりでしょう、再見したので再投稿してみました。 いちばん魅力的なのはやはりこの邦題です。しかしこれって「恋」なのかなぁ、「仕立て屋の趣味」としたほうが何かしっくりくる気がしないでもない。 イールという人はとにかく自分のペースを乱されることを嫌う人のようだ、そういう人にとって人づきあい、とりわけ恋愛は現実、厄介なものなのではないかな。 性処理はもっぱらお金を払ってプロにお願いしている、そういう場所では自分が女を選ぶ立場であり、尚且つベッドに誘うまでの行程が省けるワケです。 映像、演出と雰囲気とセリフのおかげで俗物的で下品にはならないものの、エロティシズムを感じることはまったくなかったです。 憧れた女を毎日覗き、その女にはロクでもない男がついていることを知ったまではよかった、しかし覗いていることを知られたことでその女が結構したたかで性悪だったことも知ってしまう。真実をつづった手紙の存在が私としては引っかかるのよね。お守り?天使だった女への「絶望」とも受け取れる。 パトリス・ルコントという人は女に対して勝手な妄想とか願望の強い人なのかもしれないとも思いました。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-08-14 19:52:16) |
39.切ないけど、ちょっと気持ちわるかったりもする。でも、途中でやめたくなるほどではない。 ほかの映画と比べたらかなり短いところが、むしろこの気持ち悪さを面白さや共感に転化させる要因になっていると思う。 つまり、この映画の成功は長さにあり、と言いたいわけ。 ルコントに比べると、長さに鈍感な監督が多すぎるんじゃないの?と思いますね。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-11 23:06:53) |
38.迷わず3点!退屈すぎてダメでした。独特感が理解できず、内容も申し訳ないが受け付けず。ど~もこの監督とは相性ないみたいだな。きっと「髪結いの亭主」も受け付けないだろう。 【西川家】さん 3点(2004-07-07 15:26:01) |
37.切ないな- 切ないな- 久々に感情移入しました。 【かずのすけ】さん 6点(2004-06-18 17:15:30) |
36.ああああ・・・・せつない・・・ラストは毎回見るたびにキャリー同様「神よラスト変えておくれ!」と思います。仕立て屋は最後落ちながら彼女を見て、何を思ったんだろう・・人間の一途さとエゴがすごくうまく描かれてるとおもいます。 【マミゴスチン】さん 8点(2004-05-23 05:42:19) |